はじめに
サッカーワールドカップの関連銘柄は?
今回のサッカーW杯の放映を、日本で初めてABEMAが予選を含む全64試合を無料生中継することが決定しています。ABEMAはサイバーエージェント(4751)とテレビ朝日(9409)が出資して2015年に設立されました。その他、日本戦をフジテレビ系(4676)が1試合放映する予定です。
ただ、今回のFIFAのスポンサー企業に日本企業は参加していません。変わって中国企業が増加傾向にあります。中国の習近平国家主席が、大のサッカーファンであることサッカー振興にも莫大な投資を行っており、W杯への出場とW杯の開催国となるなどの目標を2050年までに達成すると宣言しています。
しかし、日本代表が決勝トーナメント進出などすれば、関連銘柄も注目されそうです。キリンHD(2503)は、2022年6月に2023年1月から2030年12月までの「日本サッカー協会オフィシャルパートナー」契約に基本合意しました。1978年から40年を超えて日本代表を支えている企業です。
ハブ(3030)は英国風パブ「HUB」を全国各地で運営している会社で、店内の大型テレビでスポーツ中継を映しています。スポーツイベント期間中には利用客が増加する傾向にあります。
米国に目を向けると、コカ・コーラ(KO)社は、FIFAのパートナーとして長い歴史を持つ企業の1つです。同社は、2006年のドイツ大会からトロフィーが各国を巡回する「コカ・コーラ FIFA ワールドカップ トロフィーツアー」を開催し、今回は出場32カ国を含む51カ国を巡り、大会を盛り上げるイベントを開催しました。
グローバルで電子決済ネットワークを展開するビザ(V)はFIFAスポンサーになったのは2007年からで、現在、2022年までの契約が公表しています。ブランドロゴを試合で掲出するだけでなく、関係金融機関では、FIFAワールドカップカタール2022公式記念コインの販売なども行っています。
私は少年サッカーの審判を数年経験し、サッカーの魅力に引き込まれました。世界最高峰の戦いを観戦出来る事が今から楽しみです。