はじめに

おぱるさんのアセットアロケーション(2017年4月時点)

低リスクのコツコツ投資を目標に据えた設計。年に1回ポートフォリオとバランスがずれていないか見直しを行っている

インデックス投資を始めて3年、運用成績は“まだまだ軽自動車さえも買えない額”だという。ガツンと利益が出ているわけではないが、それでいいと割りきっている。

「よくブロガーの先輩たちと情報交換の飲み会をしてるんですけど、皆さん本当に異常なくらいマニアックなことまで知っているんですよね。でも、本当にそこまで知る必要あるのかなって思うこともしばしば…。私は投資を始めたからといって、世界経済について特別知識が増えたわけでもありません。ただ、人との交流の幅は広がりましたし、美術館やレストラン巡りに次ぐ趣味にはなったので、それは良かったなと思います。そんな私でもできるのがインデックス投資の良さ。毎月ちょこちょこ預けて、じわじわ増えてくれるといいなと思っています」

定期預金の代わりにと始めたインデックス投資が趣味化したおぱるさん。ちなみに、夫の反応は?

「“金の亡者”って言われます(笑)。夫は投資に興味がないので、かつて私がそうだったように、“普通じゃない人”に見えてしまうんだなって。でも、定期預金の金利が数%つく時代だったら、インデックス投資もやっていませんでした。何もしないとお金が増えない時代、自分のライフスタイルに合った投資はますます求められるはず。とはいえ、目標は老後資金の形成。具体的な金額は決めていませんが、とにかく長く続けたいです。そのためにも、しっかり手堅く働き続けねばなりませんね」

(末吉陽子/やじろべえ)

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