はじめに

11月14日週「相場の値動き」おさらい

11月18日(金)の日経平均株価の終値は前日比30円80銭安の2万7899円77銭と小幅続落。
先週末11月11日(金)の日経平均株価は2万8,263円57銭でしたので、週間では363円80銭の下落となりました。

日経平均は狭いレンジ内でもみ合う方向感に乏しい1週間だったといえそうです。

TradingViewより
TradingViewより

米市場では15日発表の10月米卸売物価指数(PPI)が前月比0.2%上昇と前月比で、また市場予想を下ぶれ、インフレの鈍化を示す結果となりました。

直近の経済指標は軟調と言え、それは利上げペースが鈍化するのではとの観測につながるので買い材料となったものの、セントルイス連銀のブラード総裁、ミネアポリス地区連銀総裁も相次いでタカ派発言をしたことは相場の重しとなりました。

日本では総務省が今朝発表した10月CPIは総合指数が103.4と前年同月比で3.6%上昇。40年ぶりのインフレを表す上昇幅となっています。

来週は11月24日(木)に米感謝祭があります。米感謝祭が終わると今年の利益を確定するような動きが出る可能性があります。今年の為替市場では、すでにドル円など利食い売りが出ているようにも感じます。ご注意ください。

また11月25日(金)にはブラックフライデーがあります。年末商戦に向けて小売の動向など注目してみてください。

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