はじめに

住宅ローンは固定vs変動?金利上昇時の対策も忘れずに

まず、住宅の購入は3,500万円の一戸建てとし、頭金1割と諸費用で貯蓄より500万円を充当します。金利は「フラット35」を利用し、(金利は当初10年1.29%で年間127万円、その後1.54%で年間130万円の返済)、30年返済で60歳の完済とします。返済総額は約3,862万円となります。

住居費は毎月2万円ほど増額となり、維持費として固定資産税や修繕費等で年間20万円をその他費用に上乗せするものとします。

ちなみに、住宅ローンを変動金利0.5%とした場合の当初5年間は、年間113万円の返済となり金利負担は軽くなります。変動金利を利用する際は、金利上昇時に毎月の返済額を減らす繰上げ返済(返済額軽減型)等に充当できるよう資金準備を含め計画されるのが良いと思います。

大学卒業までに子ども2人で5,000万円

次に子どもの養育費および教育費はいくらくらいかかるでしょう?

養育費は、内閣府の「平成21年インターネットによる子育て費用に関する調査」および日本学生支援機構の「令和2年度学生生活調査結果」より約1,500万円が必要と試算できました。

教育費は、小・中・高と公立、大学は自宅から私立文系とした場合、1人約1,200万円となります。

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高校までは毎月の生活費の中から充当するものとし、制度の変更がないものとした場合、子どもが中学を卒業するまでに国から約200万円(所得金額等により異なる)の児童手当が支給されます。

養育費と合わせると、大学卒業までにかかるお金は1人約2,500万円となりそうです。

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