はじめに
文字化けに注意
また、下記のような「環境依存文字」は、パソコンの機種や環境によって受け取り側で正しく表示されない、あるいは文字化けする恐れがあるため、受け取り側の環境を確認しないままメールで使用するのは避けましょう。
①であれば(1)や1.などに、㌢はcmやセンチなどを使用すると、文字化けの心配をせずに済みます。
相手へ気づかい
また、名前に旧字体が使われているときは、文字化けしてしまう恐れがあるため、常用漢字に置き換えたほうが良いでしょう。受信相手の名前が旧字体の場合は、初めてメールを送る時に、次のように、断り書きを入れるとよいでしょう。
このちょっとした気づかいで、相手が受ける印象は変わります。名前の漢字にこだわりをもっている方もいるため、十分配慮しましょう。
ビジネスメールの「件名」に気を配るだけで、未読のまま削除されることを防ぐことができます。ぜひ、参考にしてみてください。
亀井ゆかり(かめい ゆかり)
手紙コンサルタント。兵庫県在住。関西外国語短期大学を卒業後、大手通信機器メーカーに就職し、役員秘書を務める。結婚を機に退職した後、同僚の勧めで挨拶状を中心とした代筆業を始め、大企業から個人経営の店舗まで、あらゆる業種の顧客に向けて28年間で代筆した手紙は30 万通を超える。現在は、代筆業だけでなく「自筆の手紙は思いを伝える最高の手段」という信念のもとに、手紙コンサルタントとして企業、学校、個人の手紙相談、手紙指導なども行っている。