はじめに

18歳から60歳までは月額2000円で入れる総合保障

住んでいる地域には、だいたい都道府県民共済があります(なかには共済がない県もあります)。都民共済を例にして説明をします(他の共済もほぼ同じような保障内容です)。代表的な共済には、総合保障型と入院保障型があります。この商品は、18歳から60歳までは、月額の掛金は2000円です。総合保障型の保障内容は、病気での入院は日額4500円で、病気での死亡保障は400万円です。

共済には割戻金というものがあり、2021年度の割戻金は32.73%で、7855円のキャッシュバックがありました。実質月額の掛け金は、約1346円の計算となり、コスパのいい保険だといえます。

月額980円で入れる自動車を所有していない人の自動車保険

損保ジャパンの「UGOKU」という保険の特徴は、「人身傷害交通乗用具事故」を保障してくれることです。歩いているときの車との事故のほかに、自転車に乗っているとき、電車、ロープウェイ、エスカレーターなど動くものとの事故が対象です(自動車の運転中の事故は除く)。個人賠償責任保険もついているので、他人への損害賠償も補償してくれます。示談代行サービス、弁護士費用の補償もあります。自転車のロードアシスタントや宿泊移動費用も補償されるので、自転車保険としても充実しています。補償範囲は家族全員で、月額保険料は980円です。

月額500円で入れる先進医療保険

医療保険はとくに必要性を感じないけど、先進医療保険だけは入っておきたい人には、先進医療だけ入れる保険があります。それがSOMPOひまわり生命の「先進医療保険リンククロスコインズ」です。名前の通り保険料は、ワイコインの月額500円です。先進医療給付金の限度額は、2000万円です。また先進医療を受けた場合には、一時金として5万円または10万円が支払われます。そのほかにも、所定の臓器移植を受けた場合にも給付金が支払われます。

月額2000円以内の保険ならば、大きな負担にもならないのではと思います。また、ピンポイントの保障として利用できます。とくに個人賠償責任保険は、自転車に乗っている人には必須の保険でもあります(すでに加入している場合には必要ありませんが)。一度検討してみてはいかがでしょうか。

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