はじめに

解決策

私は、この現象は、ある程度、仕方のないことだと思っています。ベテラン社員の行動を止めるのも現実的には難しいでしょう。

ただし、そこに、 「win&winの精神を導入するべき」 というのが、私のオススメする解決策です。そうすれば、ベテラン社員への説明の時間が「ムダ」ではなくなります。

先輩社員が「悪いんだけど、ここ教えてよ」と言ってきたら、「いいですよ、その代わり、この提案書のこの部分のコメント、一緒に考えてもらってもいいですか?」とそんなイメージ。
先輩社員には、先輩社員の得意な仕事があります。不得意なITの部分を教えてあげる(あるいは、やってあげる)代わりに、先輩の得意分野でお返しをいただくのです。

実はこの、先輩に教える代わりに、先輩からも見返りをいただくという現象は、実際にすごく増えているのです。

ベテラン社員としても、自分が「お返し」をしなくてはならないとなれば、もう少しだけ真剣に聞いてくれます。「またあとで聞けばいいや」とたかをくくっているから、簡単に忘れるのです。

えっ?

「○○さんには、見返りとして助けてもらうような得意な仕事はない」ですって?

それなら、「教える代わりにランチ、おごってくださいね」でもよしとしましょうか。

それだけでも、あなたの「ボランティア感」は薄くなりますし、相手も、「タダでは教えてくれない」という印象が残って、自分で調べるようになるかもしれません。

教えてもらうときは、「win&win」の考えを導入する
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