はじめに
意外な事実! ショートカットキーをたくさん覚えている人ほど作業が遅い
ショートカットキーを覚えること自体を目的化してしまった「ショートカットキーマニア」
「ショートカットキーをうまく使って、仕事の効率アップを図ろう!」
そんな言葉を聞いたことはありませんか。
いっとき、アウトルックのショートカットキーの活用が流行って、それをテーマにした本も出ました。
でも、 私が1万2000人の行動実験を分析した結果わかったことは、「ショートカットキーにハマって、仕事の効率がアップした人はあまりいない」 ということです。
そうですね。ショートカットをたくさん覚えて仕事が速くなった方の比率はせいぜい2割くらいでしょうか。
別にショートカットキー自体を否定するわけではありません。
上手に使いこなせばいいのですが、めったに使わないキーを無理やり覚えても、いざというときに役に立たず混乱を招いてしまいます。
要は、やみくもに、 なんでもかんでもショートカットキーを覚える「ショートカットキーマニア」 状態になっても作業効率は上がらないということです。
解決策
あなたの仕事がよほど特殊なものでないかぎり、使って役に立つショートカットキーは、せいぜい10種類ではないでしょうか。
はっきり言って、必要のないものは覚えても意味がありません。
ショートカットキーの本には、それこそ、200個くらいのショートカットキーが載っているかもしれませんが、全部覚える必要なんてサラサラありません。
本の著者の意図も、「これだけあるなかから、あなたが仕事でよく使うものを選んで使ってくださいね」ということのはず。
ヘタにたくさん覚えて、「えーと、どのキーだっけ」となったり、めったに使わない機能をわざわざ調べて使ったりしてしまうから、仕事の効率アップにならないのです。
解決策として、1万2000人の行動実験を分析した結果わかった、「時短を実現したTeamsショートカットキー10選」を効率アップのサンプルとして一覧にいたしました。
参考にしていただければ幸いです。
1.2万人のTeams利用者が時短を実現したショートカットキーTOP10