はじめに

【3位】シー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687)

配当利回り:3.96%

CVS・BAY HOTEL 本館や新館(千葉県市川市)、BAY HOTEL 浦安駅前(千葉県浦安市)、BAY HOTEL 東京浜松町(東京都港区)、秋葉原 BAY HOTEL(東京都千代田区)、東京有明 BAY HOTEL(東京都江東区)など、千葉・東京湾岸に展開するホテル事業のほか、マンションフロントサービス事業、クリーニング事業、コンビニエンスストア事業などを展開している企業です。足元では入国制限の上限撤廃や全国旅行支援などが追い風に。

株主優待は年2回。2月は成田スカイウェイBBQ(CAMP)のネット予約時に使用可能な株主限定割引プラン申込1枚と、同社運営の全ホテルで利用できる2,000円相当の宿泊割引優待券が100株以上保有で2枚、200株以上の長期保有株主には3枚もらえます。8月は同社運営の全ホテルで利用できる1,000円相当の宿泊割引優待券が100株以上保有で2枚、500株以上で4枚もらえます。条件がやや複雑なので、検討される際は公式サイトでご確認ください。
参照:シー・ヴイ・エス・ベイエリア「株主優待制度のご案内」

【4位】三陽商会(8011)

配当利回り:3.93%

1943年に繊維製品の製造販売を目的として設立された老舗企業で、1965年からはバーバリー社製のコートの販売を開始するなど、総合アパレル化を推し進めてきましたが、2015年に屋台骨だったバーバリー社とのライセンス契約が終了したことで苦しい時期を迎えます。

2020年に社長に就任した大江伸治氏のもと構造改革に取り組んでおり、「MACKINTOSH PHILOSOPHY」や「MACKINTOSH LONDON」、「Paul Stuart」など戦略ブランドに集中投資しています。2023年2月期の配当予想を修正し、前期比および前回予想比で増配(復配)を発表しています。

100株以上保有で、春と秋に東京会場にておこなわれる優待セールの招待券がもらえます。同社のブランドが好きな方には魅力ある株主優待ですね。
参照:三陽商会「株主優待制度」

【5位】中本パックス(7811)

配当利回り:3.89%

1941年に中本実氏が台湾で紙販売を目的として創業。印刷加工(グラビア印刷)、ラミネート加工(ドライラミネート)、コーティング加工及び成型加工による製品の販売などを手懸けています。特にシート(100µ以上)の印刷、ラミネートにおいて国内トップシェア。一般的な印刷に比べノウハウを必要とするフードパックや食品トレーなどの印刷は安定した需要があり、PETシートやフィルム、専売する合成紙のNブランドは海外事業の拡大でも成長が期待されます。

株主優待は100株以上でQUOカード1,000円分、200株以上保有でQUOカード2,000円分がもらえます。QUOカードはコンビニなどでも使え、ほぼお金のようなものだと考えると優待を加えた利回りは約4.5%とかなり魅力的な水準です。
参照:中本パックス「株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ」


利回りにフォーカスを当てて2月の高配当銘柄を5つ紹介しました。投資させる際はご自身で利回り、決算、チャート、そして何を狙ってこの銘柄に投資するのかを考慮して投資してみてください。

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