はじめに
2月6日週「マーケット動向」おさらい
足元では2月3日(金)に発表された米雇用統計の結果を受けて、FRBによる早期の利上げ停止や年内の利下げ転換の観測が後退したことが相場の重しとなっているようです。
1月の米雇用統計は、失業率が予想3.6%に対して結果が3.4%と53年ぶりの水準に。非農業部門雇用者数も予想19.0万人増に対して結果は51.7万人増と予想を大きく上振れています。失業率もですが、雇用者数が市場予想を大幅に上回りインパクト大でした。ドル円相場ではドルが買われ、大台の130円をあっさりと回復しました。
一方でリセッション懸念の後退から、底堅さも見せているともいえます。
2023年はソフトランディングするという見方や、まだ下げるという見方など、専門家でも意見が分かれており、難しい相場だといえるかもしれません。政策次第ではあるものの、個人的には2023年は逆業績相場の大きな下げが来るのではと考えています。そうなれば、高利回り銘柄の買いのチャンスの場面となるのではないでしょうか。
老後の自分や家族の生活は自分で守る、自分だけでなくお金にも働いてもらわなければいけない、投資はやらなければいけない時代といえます。投資は時間を味方につけることもできるので、若い方にもぜひ早いうちから投資を始めて、資産形成をしていっていただきたいと思います。
この記事が皆様の投資の一助になると嬉しいです。
※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。