はじめに
固定費の項目
家計の見直しでまず取りかかるべきものは、「固定費の見直し」です。固定費に当てはまる主な項目としては、以下のものがあります。
・住宅費:家賃や住宅ローン、管理費など
・水道光熱費:水道代、電気代、ガス代
・通信費:携帯電話の利用料、インターネット利用料など
・保険料:生命保険料や損害保険料など
・教育費:学費、習い事代など
そして「通信費なら2万円」など、毎月の固定費の額を住宅費や水道光熱費など項目別に、具体的な金額を予算として把握しておきましょう。
支出を減らすコツ
固定費などは、主に口座振替もしくはクレジットカード払いを選択している人が多いと思います。そのため、実際に支払った感覚がないという特徴があり、支出額もしっかりと把握できていないケースも多くみられます。もしも、固定費の額が予算と大きくずれている場合は、正確な支出額が把握できていないことになります。
もちろん口座振替やクレジットカード払いを選択することには問題ないのですが、その月の固定費の支出額を把握し、予算と比較した際に「新たに無駄が生じていないか」を確認することが支出を減らす第一歩です。
特に光熱費などはプランが生活スタイルに合っているかどうか一度確認することも大切ですし、最近問題化しているサブスクリプションなどは内容を確認することで削減できるものが見つかる可能性があります。