はじめに

保険料の見直しで固定費が削減できるかも

◆保険料:1万円 → 5,000円

現在保険料として1万円払っていますが、必要以上に加入している可能性があります。

生命保険、医療保険、がん保険など色々なリスク対策として保険に入っていると、いくら保険代があっても足りません。

保険の本質は、「万が一の時などに自分の力では対応できないリスクに備える」というものです。お子さんがいる家庭の場合は、収入のある方が亡くなった場合、お子さんの生活を守るために死亡保障が必要になります。死亡保障は、定額保障の保険より、一定期間毎月保険金が受けられる「収入保障保険」が効率的なので、複数の商品を相見積もりして決めると良いでしょう。

収入保障保険も、月額の保障は夫婦ともに月8万円だと思います。

保険に加入する場合は、遺族年金など公的な保障をしっかり理解したうえで検討しましょう。公的な保険を理解していないと、「万が一のことがあったらどうしよう」「病気になったらどうしよう」と不安を感じて、ついつい余計な保険に入ってしまい、保障が大きくなってしまいます。医療保険については、傷病手当や高額療養費制度もあり、医療費に対応できるだけの預貯金もあるので、医療保険に入っている場合は解約を検討しても良いと思います。

お小遣い・日用品は内容を精査して

◆お小遣い5万円 → 3万円

お小遣いの中に、衣服美容、健康医療、趣味・娯楽、交際費などの費用が混在していると思いますが、今の収支から考えると5万円は多すぎるのかもしれません。結婚してもお子さんが生まれるまではDINKsとして自由にできるお金があったと思いますが、お子さんが生まれると生活の中心は子育てになってきます。特に男性の方が子どもが産まれる前の生活を引きずり切り替えができていない場合もあります。家の収支のバランスが整うまでは、内訳をしっかりと整理するとともに、夫婦でよく話し合い要不要を考えて切り詰めた方が良いと思います。

◆日用品平均2万円 → 1万5,000円

3人暮らしの日用品であれば月に1万円もかからないことが多いです。今はお子さんのオムツ代などがかかっていると思いますが、オムツ代を抜いて日用品は1万円を上限にコントロールすると良いと思います。

食費や光熱費の節約以外にできることは? 無料FP相談で家計を見直しましょう[by MoneyForward HOME]