はじめに

固定費の上昇は家計圧迫の原因に…

相談者様はしっかり理解されているようですが、家計を安定して運営していくためのポイントのカギとなるのは、固定費をいかに抑えるかです。

ただ、残念なことに、光熱費は何度も値上げが繰り返されているため、毎月の予算を立てにくい状況が続いています。そのため、計画通りにお金を貯めることができない、預貯金を切り崩さなくてはならなくなったという家庭も少なくありません。

相談者様の場合、頂いたデータを拝見したところ、不明な部分もあるものの無駄遣いされている様子もなく、しっかりとお金を管理されている様子がうかがえます。大変立派だと思います。

大変だと思いますが、できるだけペースを崩さずに生活ができると良いですね。

電気代の節約の方法

もともと相談者様の毎月の水道光熱費は2万円となっており、データから、無駄なく利用されていることがうかがえます。

ご存知の通り、2023年6月から電気料金が値上がりするため、節約をしたとしても、ある程度の光熱費の上昇は免れないと思われます。

そこで、できるだけ値上がりを抑えるために取り組むべき方法にはどのような方法があるのかを考えてみましょう。

(1)料金プランを見直す
法律が改正されたことにより、電気販売会社は複数存在しています。まずは、今、契約しているプランが自分の生活と合っているのかを確認することが大切です。

複数の販売会社のHP上にシミュレーション機能がありますので、自分の利用状況ではどのプランが良いのかをシミュレーションしてください。また、電話会社やガス会社などが提供しているプランなどもありますので、確認するようにしてください。

(2)契約アンペア数を見直す
電気の契約でアンペア数が適正かどうかも確認してみましょう。電気料金は契約アンペア数によって基本料金が変わります。アンペア数が大きいようなら、小さなアンペア数に変更すれば、固定費が削減できます。

持っている電化製品によって必要なアンペア数は変わってくるので、自分で判断するのではなく、電気会社と相談して決めていくと良いでしょう。

(3)電気をつけっぱなしにしない
部屋の間取り等は分かりかねるのですが、自分がいない部屋の電気をつけっぱなしにしないなどの対策は必須です。その他、使わない電化製品のコンセントを挿したままにしないことも気をつけてください。

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