はじめに

クレジットカードは何枚持つのが正解?

クレジットカードをたくさん持っていると、上述した4つの危険だけでなく、家計管理が煩雑になることとポイントが貯まりづらくなるデメリットもあります。

クレジットカードは2枚に絞るのがおすすめです。その際、自分の行動パターンを考え、よく行く店やよく使うサービスでお得に使えることが大切です。

クレジットカードには、発行するカード会社によって、交通系、流通系、通信系、銀行系、石油系など、さまざまなジャンルがあります。例えばデパートやスーパーで買い物をするなら対象の店舗で割引の受けられる流通系カード、ネットショッピングをするなら通信系カードという具合に、よく使うシーンを想定して絞り、使っていきましょう。

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ポイント還元率1%と0.5%では、もらえるポイントが2倍違いますから、なるべく高いものを選びます。その際、カード保有者に付帯する特典もチェックするのがいいでしょう。自分の利用する店が優待店(特約店)になっている場合、さらに還元率が高くなることもあります。保険や空港のラウンジサービスなど、自分の生活に生かせる特典がついていればなおお得です。

また、国際ブランドも2枚別々のものにすれば、より利用できる店舗が広がります。1枚はシェアの多いVISAがおすすめです。もう1枚は同じくシェアの多いMasterか、国内で利用可能店舗の多いJCBがいいでしょう。

クレジットカードで利息を払いすぎてないかも確認

カード払いの支払い方法には、一括払い・ボーナス一括払い・2 回払い・分割払い・リボ払いなどがあります。このうち、分割払いとリボ払いでは、返済時に所定の手数料(利息)がかかるため、割高になります。

若い方の相談を受けていて驚かされるのは「一流大学を出て、大企業で働く20代、30 代から、数百万円の借金があると打ち明けられる」ことです。借金の理由には、FXなどの高レバレッジ投資、投資詐欺などもありますが、目立つのは「リボ払い」です。

リボ払いには、クレジットカードの利用残高を毎月一定額ずつ支払う「定額方式」と、残高に応じて段階的に支払額が変わる「残高スライド方式」があります。どちらの方式でも、毎月の返済額を抑えられるため、「急な出費があっても安心」などと説明があります。

しかし、リボ払いの返済は長期化します。ただでさえ毎月の返済額が少なく元本が減りにくいうえ、年利15〜18%もの高い手数料がかかるからです。そのため、いつまでも返済が終わらないのです。事実、リボ払いの返済が終わらずに苦しんでいる人もたくさんいます。

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クレジットカードを使うときは、原則一括払い、どうしても厳しい場合でも2回払いまでにしましょう。どちらも利息はかかりません。お金を貯めたいなら、リボ払いは絶対に使うべきではありません。

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