はじめに

ライフプランに合った資産形成が大切

学資保険やつみたてNISA以外にも、教育資金を貯める方法はいくつかあります。例えば、定期預金や会社の財形貯蓄制度を利用することで、毎月決まった金額を貯蓄できます。

人生において準備が必要な資金は、教育費だけではありません。だからこそ、それぞれのご家庭に合った教育資金の貯め方を考えるには、しっかりとライフプランを立てて、長期的な視点で計画をシミュレーションすることが大切です。

ライフプランを立てると、必要な教育資金や時期が明確になるので、それ以外のライフイベントで金額や時期を調整するなど、柔軟な資産形成が可能となります。その上で、「年間収支が赤字になる期間はないか」や「極端に預貯金が少なくなる期間はないか」、そして「教育資金以外に必要な資金の準備に偏りはないか」といった点をチェックしましょう。

全体を俯瞰してみることで、それぞれのご家庭に合った方法を選択しやすくなります。

教育費は早めの準備が大切

「学資保険はもう古い」という声もあります。確かに返戻率が100%を切る学資保険が多い現状では、選択肢として選びにくく感じるかもしれません。とはいえ、何を重視するかによって、適切な選択は変わってきます。どの選択肢にも共通していえるのは、リスクの軽減や毎月の負担額を考えると、できるだけ早い時期から準備を始めた方がいいということです。

「お金のことが理由で、子どもの選択肢を狭めることはしたくない」と考える方がほとんどだと思います。ぜひ早めに家族全体での将来のライフプランを作成し、それぞれのご家庭に合った資産形成方法を選択してください。

【監修】伊達有希子/ファイナンシャルプランナー(CFP、1級FP技能士)

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