はじめに

3)家計にゆとりがない人

変動金利型住宅ローンは金利上昇により毎月の返済額が増加します。そのため、変動金利型住宅ローンを契約する人には、万が一を想定した家計のゆとりがかかせません。しかし、変動金利型と固定金利型の金利差が広がっている今、家計のゆとりを確認することなく変動金利型一択、という方も目立ちます。

家計にゆとりがない場合、一度の金利上昇で家計が一気に苦しくなる可能性もあります。返済状況によっては、最悪のところマイホームを手放そうにも手放せなくなる状況も想定されます。まずは支出の見直しや家族の働き方の見直しに早めに着手しましょう。

住宅ローンの返済が厳しくなりそうだと早めに気づくことができれば、金融機関に返済額を減額したり、猶予してもらうなどの相談も可能でしょう。状況によっては、住宅ローンの借り換えもできるかもしれません。預貯金も含めた家計の実態を把握して、リアルな家計の余力を確認しましょう。

家計の状況とともに住宅ローン契約も要確認

食料品や日用品、光熱費やガソリン代などあらゆるものの価格が上がる中、金利上昇に備えた対応が思うように進められない、という方もいらっしゃることでしょう。変動金利型住宅ローンに適用される金利がいつどの程度上がるかといった予測は誰にもできませんが、上がれば今よりも返済額は増えるでしょう。変動金利型では125%ルールや5年ルール、といった金利上昇時の影響を限定するしくみがあるものが一般的ですが、ないものもあります。まずはご自身の家計とともにご自身の住宅ローンの契約内容を振り返りましょう。あわせて今後の生活設計も踏まえて守るべきお金を確認した上で、家庭にあった具体的な対策を実行していきましょう。

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