はじめに

7. 夏・冬各バーゲンの予算を決めておく

無駄遣いをしないために一番大切なこと。それは「バーゲンで使う予算を決めておく」ということです。

必要なもの以外は買わない、と決めていても、あれこれ欲しくなるのがオンナゴコロ。また、必要なものリストには入っているけれど、思ったほど割引になっておらず、買うかどうかを迷ってしまうということもあるかもしれません。

そんなときは、予算に収まるかどうかで最終ジャッジを。ボーナスの中から◯万円、と決めておくのもいいですね。

8. クレジットカードのボーナス払いはしない

バーゲンでのまとめ買いは、普段に比べて支払額も大きくなりがち。だからといってボーナス支給前にクレジットカードのボーナス払いを利用するのはおすすめできません。

なぜなら、ボーナスはもらってみるまで正確な金額がわかりません。「このくらいもらえるだろう」と当てにしてボーナス払いにしていたのに、フタを開けてみたら足りない……なんていう可能性がないともいえません。また、引き落しが場合によっては数ヶ月先延ばしになるため、ボーナス払いで買い物をしていたことを忘れてしまうことも。

ただでさえ気が緩くなりがちのバーゲンです。「遅くても来月には請求がくる」という意識を持って気を引き締めて買い物をすることが無駄遣いの防止につながります。

9. デパート積立でもらった買い物券を利用する

決まった予算で買い物をするのにうってつけなのが「デパート積立」の利用です。デパート積立とは、毎月一定額を積立てて、満期になると約1か月分のボーナスがついた金額の買い物券をもらえるという会員サービス。ほとんどのデパートが取り扱っています。

たとえば、毎月1万円を1年間積み立てると、満期時に13万円分の買い物券がもらえます。「バーゲンではその買い物券の分だけしか買い物しない」というマイルールを作っておけば、家計からの余分な出費が防げます。

「13万円分もあったらかえって無駄遣いしてしまいそう……」という人は、5,000円ずつ積み立てをすれば、夏・冬の各バーゲンで6万5,000円分ずつ買い物ができますよ。もちろん使い切る必要はないので、余ったら普段の買い物にも利用できます。

欲しかったもの、必要なものをおトクに買えるのがバーゲンセールの極意。無駄遣いを防ぎながら賢く買い物を楽しんでくださいね。

この記事の感想を教えてください。