はじめに

夏のバーゲンの季節がやってきましたね。洋服や靴はバーゲンでしか買わない!という人もいるかもしれません。必要なものを定価よりも割安な値段で買うことでできるだけ節約したいもの。しかし、安いから買ったけれど、結局着なかったというのなら上手なお金の使い方ではありません。

「バーゲンだから買う」という決めごとも、結果として無駄遣いになってしまっては意味がありません。今回は、そんなバーゲンで無駄遣いをしないための9つのポイントを紹介します。


1. 妥協をしない

前から欲しかったジャケットが半額に。サイズは合うけど何となく肩の部分が窮屈な感じ。そんなとき、あなたならどうしますか?半額だから欲しかったからと少々窮屈でも買う?あるいは下に着るもので調整しようとワンサイズ上げて買う?

「バーゲンだし、まあいいか」と妥協して買うのはやめましょう。妥協して買っても、やっぱり「帯に短し、襷に長し」。結局はクローゼットの隅に眠ってしまうことになる場合がほとんどで、無駄遣いになってしまいます。

2. 定番のものは割引率が低くても買う

バーゲンでは、40%引き、50%引きといった大きな割引もめずらしくありません。反面、定番商品は、バーゲンとはいえども、10%引き、20%引きなど一般的に割引率が低め。「どうせなら割引率の大きいほうを買いたいな」と思うかもしれませんが、流行り廃りのない定番のものは長く使えます。割引率が大きいほうを買ったほうがおトク、という思考ではなく、長く使えるものを買うことが結果的におトクにつながります。

そもそも、10%、20%の割引だって、考えようによっては十分なおトク感があるともいえます。たとえば、マイナス金利のご時世では、預貯金はおろか、資産運用でも10%、20%といった利回りを出すのは簡単なことではありません。

3. 必要なものを買ったらすぐ帰る

バーゲンに行くとなぜか心が開放的になりやすいもの。買うつもりがなくても購買欲がかきたてられてしまいます。

春・夏のセール品を買いに行ったつもりが、片隅にディスプレイされているセール対象外の秋物に目が行って欲しくなってしまう、なんていうことはありませんか。衝動買いを抑える一番のコツは「見ないこと」。商品を見なければ衝動買いをすることもありません。必要なものを買ったら、あれこれ見ないで帰るように心がけましょう。

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