はじめに

懸念点は?

懸念点としては、言語や文化、商習慣の違いが上げられます。またインドの総人口の約80%がヒンドゥー教徒という点で、インド国内の政策等はどうしてもヒンドゥー教徒に偏る傾向があります。このような理由から少数派の教徒などに差別等があるのではないかと言われています。

その他にはインフラ整備が未発達な地域が多く、災害が起こると、最悪の場合は経済活動が停止するリスクがあったり、必要な情報がニュースなどで見聞きできないこともあります。欧米地域に比べて現地の情報が少ないという事は把握しておきたい部分です。SNSを使って随時情報収集するなどの工夫をすると安心です。

インドに投資をするならETFや投資信託

ここまでインドの魅力や注意点をみてきました。早速投資を考えてみたいと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、日本からインドの個別株を直接売買することはできません。現在はインド株のETFや投資信託などを購入することができます。ETFとは上場投資信託で特定の指数に連動するように設計されています。

NEXT FUNDSインド株式指数・Nifty50連動型上場投信(1678)は売買単位が10株から可能で、購入売買代金も3500円以下(1月19日時点)ですので比較的購入しやすい値段です。Nifty50指数に連動し、この指数はインドを代表する株価指数でインドのナショナル証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額、流動性、浮動株比率等の基準を用いて選定した50銘柄で構成されています。組み入れは銀行業が20%を占めていてソフトウェア17%、エネルギー13%、自動車7%、食品・タバコ5%となっています。

また、ネット証券などで購入できるiシェアーズ・コア S&P BSE SENSEX インディアETFなどは人気のある商品です。インドだけでなく海外のETFに投資する場合、為替変動リスクがある点も留意してください。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward] ※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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