はじめに

反則行為の反則金・罰金・放置違反金

交通違反のいわゆる罰金は、反則金・罰金・放置違反金の3つに分けられます。

・反則金
違反の大多数を占める軽微な違反について、交通秩序違反者に対し、納付を通告する行政上の制裁金

・罰金
飲酒運転・無免許運転・30キロ以上の大幅な速度違反については、刑法に定められた刑罰のひとつ罰金刑

・放置違反金
駐車違反で放置車両確認標章が貼られた場合に支払う反則金。運転者が払うことが多いですが、原則は車の所有者に対するペナルティ

飲酒運転に関しては悪質な違反運転が後を絶たないため、罰金の金額も高額になり、酒酔い運転では100万円以下の罰金。酒気帯びでも50万円以下の罰金と定められています。

飲酒運転や大幅な速度超過などは、あきらかな法令違反ですが、日々まじめに運転していても、ちょっとした気のゆるみで、違反をしてしまい、取り締まりを受けることがあります。違反キップをきられてしまった、とよく話題にあがる例で、反則金と点数をみてみましょう。反則金は普通車の場合の金額です。

踏切で徐行はしていたがしっかり停止をしていなかった、時間に追われ急いでいて40キロ制限の道を10キロオーバーで走ってしまった、自宅を出てすぐだったのでシートベルトをし忘れていた場合などの例です。

反則金は痛手ですが、大きな金額ではありません。ただ、違反点数が加算されてしまうことで、他にも出費がかさんでしまうことがあります。

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