はじめに

投資信託はオルカンとS&P500が人気を二分か

投資信託買付額上位10銘柄については、投資先は海外や内外、また、インデックス型が中心となっていますが、大半が 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2商品と考えられます。eMAXIS Slim 全世界株式は、日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果を目指す商品です。2月末時点の組み入れ上位の国・地域は米国が62.1%、日本5.5%、イギリス3.3%です。組み入れ上位銘柄はマイクロソフト(4%)アップル(3.9%)エヌビディア(2.7%)です。組み入れ10位まで全て米国企業です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国大型株で構成するS&P500指数に連動することを目指します。2月末時点の組み入れ上位は、マイクロソフト(6.9%)、アップル(6.1%)エ、ヌビディア(4.4%)です。いずれも米国株中心となっています。

また、日銀が3月21日に発表した昨年末現在の家計金融資産は2141兆円と過去最高となりました。株価上昇を受け、昨年末比で投資信託が22.4%増の106兆円(5%)、株式等が29.2%増の276兆円(12.9%)と、いずれも大幅に増加し過去最高を記録しました。今年に入り日経平均は約6000円上昇しています。昨年末比よりも更に株式や投資信託の比率は高まっているのではないでしょうか。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward] ※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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