はじめに

特定疾病保障保険とがん保険を比べてみる

特定疾病保障保険で、もっとも使われるのががんの疾病です。では、がん保険と特定疾病保障保険とどう違うのか、比較してみます。

保障となる疾病は、がん保険はもちろん「がん」だけです。特定疾病保険は、がんとその他の疾病が保障されるので、その分、範囲は広いです。

保障内容を見てみると、がん保険は、診断一時金、治療一時金、入院給付金、手術給付金、抗がん剤治療給付金、自由診療などなど、さまざまな保障が付いているので手厚くなっています。

特定疾病保障保険は、「一時金だけ」となっているのが一般的です。一時金でその他の治療費を補う保険です。ちなみに太陽生命の「がん・重大疾病予防保険」は、がんと診断されると100万円から最高額2000万円までの一時金を設定できます。この一時金は1回だけで、受け取ったらその保障は終わります。

しかし、なかには、一時金を複数回受け取れる保険もあります。なないろ生命の「なないろスリー」は、一時金を何度でも受け取ることができます(回数無制限)。しかも180日に1回受け取れる保険です。通常のがん保険は、診断給付金は回数無制限ですが、2年に1回または1年に1回と設定されていることが多く、「なないろスリー」は、それに比べても180日で1回というのは、十分対応できる内容になっています。

がん保険の代わりとしても検討できる

以前の特定疾病保障保険は、支払条件が厳しくて保険料も高く、使い勝手の悪い保険でした。でも、新しく登場してきた特定疾病保障保険は、検討する余地のある商品です。

がん保険の代わりとしても検討できるというものまで登場してきました。選択肢のひとつに加えてみるのもいいでしょうか。

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