はじめに

6月4日、「NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信」(日経半導体ETF・200A)という、野村アセットマネジメントが運用するETFが上場しました。(7月19日終値1,939円)。


NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信

このETFは日経半導体指数に連動する値動きを目指します。日経半導体指数とは、日本経済新聞社が算出する指数で、日国内の時価総額が大きい半導体30銘柄で構成されています。今年3月25日に開始しました。1年に1度11月に組入れ銘柄の見直しが行われます。基本的に1銘柄の組入れは最大で15%を基準とし、半導体が主力の会社ではない場合は5%以内となっています。なお現在はJSRが5月1日に除外となり5月末日からは29銘柄で構成されています。

「上場インデックスファンド日経半導体株」と「MAXIS日経半導体株上場投信」

日経半導体指数と連動するETFはこれが初めてとなりますが、7月12日には同じく半導体指数に投資ができるETF「上場インデックスファンド日経半導体株」(上場日経半導・213A・日興アセットマネジメント運用)が上場しました(7月19日終値178.4円)。

19日には「MAXIS日経半導体株上場投信」(MX日半導体・221A ・三菱UFJアセットマネジメント運用)が相次いで上場しました(7月19日終値514.8円)。いずれも証券取引所に上場しているETFですので、取引時間中であれば、いつでも市場価格で1日に何回でも売買が可能です。また信用取引も可能で分売金も受け取れます。

eMAXIS日経半導体インデックス

同じく7月19日に新規設定された「eMAXIS日経半導体インデックス」ですが、こちらは「投資信託」ですので約定価格は基準価額が設けられていて1日1回のみ売買が可能です。前述したETFとは違い証券取引所に上場はしていません。主な違いは信用取引はできず、少額からの積立投資がしやすいという特徴があります。ETFと投資信託の大きな違いは上場か非上場かという点です。ETFは「上場投資信託」ですので証券取引所に上場していていますが、「投資信託」は上場していません。どちらもNISAの成長投資枠の対象となっています。

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