はじめに
人気ファンドを買って終わりにしないことが大切
いずれにしても、盲目的に人気の投資信託を購入し続けるのではなく、折に触れ他ファンドとの違いを比較検証してみることは有効です。その中で改めて優位性を見いだすことができればご自身の選択にさらに自信が持てるようになり、多少の株価の変動にも動じる事無く長期投資が実現できるようになるでしょう。
今回ご紹介したランキングのデータはQUICK資産運用研究所の2024年7月末時点でのものなので、今回の下げについては含まれていません。さらに7月までの5年間については、株価は堅調であったといえるので、この度の株価の乱高下においてそれぞれのファンドがどう反応したかの評価をするのはまだ早いのかも知れません。
筆者個人的には、アクティブファンドの運用者たちが、緊急レポートを発信していたのが、とても勉強になりました。先ほどのランキング1位の「おおぶね」はファンドマネージャーの奥野氏と直接対話ができるメンバーズカンファレンスを適時開催されていますが、他にもつみたて投資枠の対象銘柄としては、セゾン投信、コモンズ投信、レオスキャピタルワークスなどがレポートを発信していました。
投資家としては、株価が大きく変動した際に、自分の大切なお金を託している運用者がどういう考えでいるのかをいち早く知る機会があることは、長期運用を継続するにあたり非常に重要なことでもあるように思います。
投資は詳しくないので、とりあえず人気ファンドでNISAを始めましたという声もよく聞きます。投資デビューはそれでも良いのかも知れませんが、ご自身の選択を迷い無く継続できるように、折に触れ様々な角度から学びを深めていただくことは重要かと考えます。
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