はじめに

セルフレジ、フロアサービスロボットで利益率を改善

じつは当社は、ガストから、客単価の高いしゃぶ葉へ既存店舗のブランド転換を進めています。2024年中に60~70店舗の転換を計画し、6月累計では45店舗すでに実施。ブランド転換による売上伸び率は162.7%と絶大です。

さらに、当社の利益率改善の一端を担っているのは、「DX」化です。デジタルメニューブックやセルフレジをはじめ、フロアサービスロボットを各店に配置。セルフレジについては、2024年上期中にほぼ全店設置しており、ランニングコストの抑制につながっています。実際、これらの取り組みにより、クレーム件数も大幅に減り、会計対応時間は80秒から9秒へと短縮されたそうです。

これまでは、既存店のブランド転換に注力してきましたが、今後は、ふたたび店舗数を拡大する意向で、来期2025年には100店舗を出店予定。海外展開も加速させ、台湾では、2024年から毎年約10店ペースでの出店を目指しています。

優待銘柄銘柄としても注目

画像:TradingViewより

株価は、堅調で2015年の上場以来の高値を2024年の1月につけ、ふたたび奪回しそうな勢いです。

すかいらーくといえば、優待銘柄としても注目されています。100株以上保有で2,000円相当、300株以上で5,000円相当の株主優待カードがもらえます。これだけ店舗数もブランド数も多ければ、全国どこにお住まいでも使い勝手がよいです。ここから成長拡大していくと考えれば、NISAの成長投資枠で長期投資妙味もありそうです。

※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward]

この記事の感想を教えてください。