はじめに
ハイテク企業も選択肢に
攻めるなら米国市場の成長をけん引してきた大型を中心としたハイテク企業100社に分散投資できる指数であるNASDAQ100も検討の価値があるでしょう。
例えばNASDAQ100指数(配当込み、円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指す「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」は運用管理費用(信託報酬)も低コストで0.2035%(税込・年率)となっています。長期で保有するならコスト面に配慮することも重要だと思います。コストの面では、投資コストのかからない個別株でAppleや エヌビディアを買ってみるのもいいかもしれません。米国株は一株から買えるので数千円から数万円でほとんどの銘柄を買うことができます。
成長投資枠で短期の売買益を狙うなら
NISAの成長投資枠で短期の売買益を狙うには、ボラティリティが高い成長株やテーマ株などが検討対象となります。直近ですと大統領選がありましたが、トランプ大統領誕生や連邦議会選挙で共和党が上院での多数派となったことでトランプ氏の公約である減税や規制緩和への期待感が高まるなかで主要3指数がそろって最高値を更新。なかでも大手エネルギー株や、ビットコイン、金融規制緩和の見通しから銀行関連、保険関連などが恩恵を受けると見込まれて上昇しています。
このように政策にフィットするETFや投資信託、個別株や、市場でホットなテーマや、個別銘柄だと決算発表や業績予想の上方修正などに合わせて売買するのが有効です。しっかりと企業の成長性やテーマ性を見極めつつ、短期の市場変動に対応した投資戦略が鍵となります。短期では売買のタイミングもより重要となるため、将来の値動きを予測するテクニカル分析を行い、エントリーや利益確定のタイミングを見極めることが必要です。
新NISAで「攻めの成長投資枠」を検討することは適度なリスクを取りながら高いリターンを目指すためには重要です。計画を立てて、成長投資枠を積極的に活用し、未来の目標に向けた資産形成を楽しみながら進めていきましょう。
この記事が少しでも皆様の投資のお役に立てば幸いです。
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