はじめに
年末が近づいてくると少し気持ちがざわざわする大掃除。「やらなくてもいいかな」「でも皆やっているな」という気持ちの人もいれば、他のことが忙しくてなかなか大掃除に手がまわらないという人もいるでしょう。
掃除用品や掃除サービスの大手ダスキンの調査によると、2023年末の大掃除実施率は52.6%。20年前より10%減少しています。大掃除をやらない理由としては、「日頃の掃除が行き届いているから」というもの。とくにコロナ禍以降、日頃からしっかりと掃除する人が増えたそうです。日頃の掃除が行き届いているおうちの方は気にする必要がありません。
隅々まできちんと掃除ができていないと感じている人、そもそも部屋が散らかっていて掃除どころではない人、このような方々は1日だけがんばって掃除をしてみませんか?
今回は1日だけがんばる大掃除についてご紹介します。
大まかな掃除はできている人の1日だけ大掃除
日々掃除機もかけていて見た目は片付いている場合は、日頃の掃除ではできていないところだけ集中的にやりましょう。
排水口の大掃除
キッチンの排水口、洗面台の排水口、浴室の排水口、浴槽の中の排水口、洗濯機の排水口など家の中には排水口と呼ばれる箇所が多くあります。ここを集中的に掃除していきます。
気をつけたいのはいきなり最初に排水口ブラシを突っ込まないこと。掃除していない排水管にはぬめり汚れや髪の毛がへばりついていて、そこにいきなりブラシを押し込むと汚れが押されて詰まってしまうことがあるからです。まずは発泡タイプの洗浄剤を使い大まかな汚れを流してから、排水管の中をブラシで掃除するようにしましょう。
窓掃除
もしも窓ガラスが汚れているなら大掃除のタイミングで掃除をすることをおすすめします。排水口の掃除は成果が目に見えづらいものですが、窓ガラスを掃除することでパッと見通せて景色がスッキリします。その景色が変わることで、掃除をやった感を味わうことができるのです。
窓周りの掃除をする場合は、網戸→窓ガラス→窓枠の順で掃除します。網戸掃除はホコリが出て上から下に落ちるので、最後に窓枠の掃除をするようにしましょう。
網戸や窓ガラスは洗浄剤を使うと泡を流すのが一苦労。できる限り水だけで掃除をすると時短で済みます。100円ショップなどでも買えるマイクロファイバークロスを水で濡らして絞ったもので掃除するのがおすすめです。
玄関の床磨き
日頃の掃除をしている人でも、なかなか玄関の床磨きまではできていないのではないでしょうか。水を撒いてデッキブラシなどで磨くとピカピカになります。玄関の床部分を掃除することで想像以上に玄関がキレイになり、気持ちよくなります。家の入口である玄関なので大切ですね。ただし床の素材によって使う道具は変えてくださいね。
日頃掃除できている人は、ご紹介した3つの掃除だけをやればスッキリしますよ。