はじめに

③本体に直接触れて操作するかどうか

商品は大きく分けると2種類の使い方に分けることができます。

1.本体へ直接触れる機会が少ない商品
例:給湯器、エアコン、24時間換気システム、照明、卓上小型タイプを除く薄型テレビなど (リモコン操作がメイン)

2.本体へ直接触れて操作を行う商品
例:掃除機、洗濯機、冷蔵庫、オーブンレンジ・炊飯器などの調理家電、デジタルビデオカメラ・一眼レフカメラなどのAV情報家電など

掃除機や冷蔵庫など、直接本体に触れて操作を行う商品は、エアコンなどの本体に触れない製品に比べて、使用方法がダイレクトに商品へ影響を与えます。

例えば、子供も一緒に家電を使用する家庭では、通常よりも壊れやすくなる可能性があります。仮に1人が丁寧に使用をしていても、一人が誤った使用方法などをしていると、直接的ではなくとも壊れる原因に繋がります。ただし、延長保証では、外的要因による破損や明確に使用者責任による不具合は保証対象外となる場合がありますので、その点はご注意ください。

どんな商品でも、「取扱い説明書に従った正しい操作と定期的なお手入れ」を心掛けることが大切です。本体に直接触れて操作する商品の方が壊れやすい、と断言することはできませんが、可能性の一つとして考慮しておいて損はないでしょう。

④IoT対応かどうか

IT技術の進化に伴いIoT対応の家電が増加しています。暮らしを便利で快適なスマートホームへと変えてくれますが、こちらも突然の故障を考慮する必要があります。

複数商品と連動することから、故障した際に与える影響はその商品本体に限らないケースもあります。買い替える選択肢もあるものの、複数商品と一から接続を設定し直す手間を考えると修理して使い続けたい方も多いかと思います。

また、IoT対応製品に限らず、高機能・多機能な商品はシンプルな機能の商品よりも内部の構造も複雑になる傾向があります。修理費用も高くなる可能性がありますので、修理費用について事前に考慮しておきましょう。

点検・清掃がセットになった延長保証サービスも

延長保証に加入するか判断のポイント4つを紹介させていただきました。なによりも突発的で高額な修理費用負担を避けたい方は延長保証への加入を検討したほうがよいでしょう。

最近では、通常の延長保証に加えて、点検・清掃がセットになったもの、破損・水濡れ等をカバーする保証がセットになるなど、カスタマイズされた延長保証サービスも数多く存在します。家電を購入する際には、4つのポイントを考慮して、延長保証への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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