新着記事
すべての人がオルカンに投資すべきではない? 【新NISA】の投資戦略
オルカンはリスク許容度が高い人向けの商品である
新NISAのスタートで投資信託に個人マネーが流入しています。なかでも人気を集めている投資信託が、三菱UFJアセットマネジメントが運用している「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(オルカン)です。ただ、中には「新NISAではオルカンを買っておけばOK」などと言われ、とりあえず買っている人もいるのでは。本当にオルカンだけで大丈夫なのでしょうか。そもそもすべての人にとってオルカンが良いのか、という問題もあります。今回は、オルカンの人気の背景、オルカンは誰にでもおすすめできる商品なのかを、新NISAの投資戦略とともに一緒に考えてみましょう。
日経平均株価の史上最高値更新はユニクロと米エヌビディアのおかげ?
史上最高値更新のカラクリとは
年初から急上昇が続く日本株。日本を代表する株式指数の1つ、日経平均株価は2024年2月22日、1989年のバブル時に付けた史上最高値3万8915円を更新しました。さらに、4万円の大台を突破するなど快進撃を続けています。史上最高値の更新は一般向けの情報番組などでも取り上げられたので、「株を始めてみようかな」と考える方もいるのではないでしょうか。たしかに、日本株は年初から歴史的な上昇相場を描きました。ただ、「日経平均株価の史上最高値更新」については、あるカラクリがあります。今回はそのカラクリにスポットを当て、史上最高値更新の裏側に迫りましょう。
食品メーカーで株価上昇の波に乗れていない「亀田製菓」決算で巻き返すもさらなる成長のカギとは?
鍵を握るのは、2022年に就任したCEO兼会長
2023年度は、食品業界の株価が堅調でした。業種別の騰落率は30%で、日経平均の28%を上回っています。2022年は、円安による原材料高、光熱費高、人件費高の三重苦で利益が伸び悩みましたが、2023年度は、価格転嫁に成功し、利益率が改善した企業が多かったためです。ただし、食品メーカーの中でも、株価上昇の波に乗れていない企業も一部あり、そのうちの1社が亀田製菓です。
マイナス金利解除は、実質的には「利上げ」ではない、市場が株高、円安となった3つの理由とは?
日銀の政策変更には、シンボリックな意味しかない
日銀は2024年3月19日、マイナス金利政策を含む大規模緩和の解除を決定し、17年ぶりの利上げに踏み切りました。これを受けた市場は、株高・円安で反応しました。「利上げなのに株高・円安?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。通常であれば、利上げは株価にはマイナス材料、為替相場では円高要因と見られているからです。これにはいくつかの理由があります。
【新NISA】一般口座、特定口座どちらを選べばいい? NISA口座開設でつまずきやすいポイント4つ
意外と大きな関門「口座開設」と「入金」
新NISAを始めてみようと思ったものの…意外とつまずくことが多いのが、口座開設です。「言葉が難解で、どうしたらいいかわからない」「何を選べばいいかわからず、先に進めない」という声もよく聞きます。そこで、NISA口座を開設する際によくあるつまずきポイント4つと、そのクリア法を解説します。
株式分割・増配・優待新設で株主還元に積極的な企業が増加中!新規発表した企業を紹介
企業は個人投資家に寄り添う方向へ
東証は個人投資家が投資しやすい環境を整備するために、望ましい投資単位として50万円未満という水準を明示しています。2022年10月東証の山道裕己社長は、「投資単位の引き下げに向けて株式分割の実施と検討をお願いしたい」と企業に通知しています。
「貯金もままならない」年収150万円2人の子ありシングルマザーはどんな支援が受けられる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。 今回の相談者は1年前に離婚したシングルマザーの方。2人の子どもがいて年収は150万円で契約社員。貯金もままならない状況だといいますが、どのような支援を受けられるでしょうか。FPの宮里恵子氏がお答えします。
アラカン夫婦の「終のすみか問題」8500万円のマンション、購入して大丈夫?
マンション購入、金額以外のチェックポイント
ここ数年、都市部での不動産価格が上昇しています。持ち家の有無に関わらず50代後半になると、老後の住まいについて悩む人も多くいらっしゃいます。筆者はファイナンシャル・プランナーとして活動していますが、ご相談に来られる多くが50代後半から定年前後の方々です。特に、最近増えてきたのが終のすみかを見据えたお金周りのご相談です。相談内容はさまざまですが、具体的に挙げていくと、長年の賃貸暮らしから50代のうちにローンを組んでマイホームを購入した方がいいのか、持ち家の戸建てをリフォームする際の予算はいくらまでなら適切か、持ち家の戸建てからマンションへ移りたいが購入しても大丈夫か、など。どんな方が相談に来られているかというと、単身からご夫婦まで世帯状況や働き方、収入、金融資産の金額までそれぞれ状況は異なります。今回は、その中から、持ち家の戸建からマンションへの買い替えをお悩みのAさんご夫妻の事例を参考にお伝えしていきたいと思います。
今をときめくハイテク株に投資したい人にぴったりのETFと投資信託4選
新NISAにも対応!
ハイテク株とはハイテクノロジー企業やテクノロジー関連企業の株式を指します。これらの企業は、最新の技術やイノベーションを活用して商品やサービスを提供しており、成長性や収益性が期待されることから、投資家の注目を集めています。
「変動金利」「固定金利」それぞれ有利になるのはどんな時?
金利のしくみ(9)
お金の貸し借りを行っている期間中、市場金利の動向に応じて適用利率が見直されるか、あくまでも約定した時点の適用金利が継続されるかによって、「変動金利」と「固定金利」に分かれます。
「湖池屋vsカルビー」両社業績、株価ともに好調、投資家の選択は?
株式投資の真髄とは
2024年9月、ポテトチップス界のツートップ、カルビーと湖池屋について紹介しました。参考記事:カルビーと湖池屋…ポテトチップス界の2強、株価の動きに大きな差があるのは何故なのか?当時は、株価上昇率で比べると湖池屋が圧勝していましたが、この半年間で、カルビーが猛追しております。画像:TradingViewより「2023年9月の比較チャート」画像:TradingViewより「2024年3月の比較チャート」
イオン、マクドナルド、サンドラッグ…3月後半の注目キャンペーンはすべて10%以上の高還元!
東京都では強力なお得の重複も
3月後半のキャンペーンを解説します。今回ご紹介するキャンペーンはすべて10%以上の高還元が狙える、お得尽くめの内容に仕上がっています。
【住宅ローン】金利上昇に備えて、固定金利期間終了前にやっておきたいこと
変動金利、固定金利それぞれのメリットとは
「10年固定金利の住宅ローンを利用しています。固定金利期間がもうすぐ終わるのですが、どうしたらいいですか」。筆者は先日このようなご相談を複数回お受けしました。固定金利期間が終わると、多くの場合、何もしなければ変動金利型に移行します。当面は毎月の返済額が減る方が多いと推測されますが、事前にやっておきたいこともあります。金利上昇に備えて、固定金利期間終了前にやっておきたいことを3つ、ご紹介します。
「とりあえず」継続雇用ではない暮らし方、老後をどこまでイメージして準備したら良いのか
老後は、これまでできなかったことに取り組める時間である
NISAやiDeCoといった税制優遇制度を老後資金用に活用している方も多いかと思いますが、そもそも老後をどこまで具体的にイメージして準備したら良いのでしょうか? 今回は海外のリタイアメント事情も踏まえ考えてみたいと思います。
利用者増加中の【ロボアド】って実際どうなの?5サービスを比較
三菱UFJフィナンシャルGとウェルスナビの資本業務提携で注目
三菱UFJフィナンシャルグループは2月14日、ウェルスナビと資本業務提携を結び、約150億円を出資すると発表しました。 今後は両社でロボアドバイザー事業の成長を加速させるとしています。ウェルスナビはテレビCMやWeb広告を積極的に行っているので、名前を聞いた事があるという方も多いと思います。投資先や運用を自動で任せるロボアドバイザー(以下ロボアド)サービスを提供している企業です。
「タワマン節税」がついに終了、どんな仕組みだったのか?
”王道な選択肢”に限られることに
都心部を中心に、どんどん増えているタワーマンション、通称「タワマン」。一般的に、不動産の購入動機といえば、「アクセス便利な場所に住みたい」「景色のいいところに住みたい」「周りをあっと言わせるようなステータスを感じたい」など、購入動機はさまざまです。ただ、他の不動産の購入動機としてあまり見られない、タワマン独特の購入動機があります。それは「タワマン節税効果」です。タワマン購入によって相続税を軽減できるため、相続税対策を行う富裕層を中心にそのスキームが広がり、特にタワマンの高層階が、節税目的で買われていったのです。しかし、2024年1月をもって、その「タワマン節税」が終了しました。これによって、タワマン所有者や、節税目的でタワマンの購入検討者にとって、大きな影響が及ぶこととなりました。今回は、このタワマン節税はどんな仕組みだったのか、今後考えられる節税策はあるのかを考えていきたいと思います。
定年後の時間は想像以上に長い。老後生活を充実させるために、現役時代にやっておくべきこと
自分のことを棚卸ししてみよう
定年後に「やりたいこと」は何でしょうか?ソニー生命のアンケート「シニアの生活意識調査」では、「旅行」が第1位です。でも、「旅行」といっても長くて2週間くらいです。世界一周クルージングだとしても、半年くらいでしょう。定年後の時間はたっぷりと残っています。その時間をどうやって過ごしますか? 今回は、定年後の長い時間についてお話しをしようと思います。
新NISA【成長投資枠】で個別株銘柄選びの参考にしたいETF3選
チャートチェックの技術も紹介
個別株の銘柄選び、何から選ぶのか迷いますよね。雑誌、SNS、YouTubeなど今は情報がたくさん溢れていて、欲しい情報がすぐに手に入る良い時代であると同時に、自分で情報の良し悪しを見分ける力も必要とされています。今回は銘柄を選ぶ前にやっておくべきこと、そして具体的な銘柄の簡単な選び方の一つの方法をお伝えします。