新着記事
運転が楽になるだけでなく、運転寿命の延伸も!自動運転への期待
移動の利便性向上を目指す
前編で、官民ITS構想・ロードマップをもとに、道路交通課題に対するソリューションの1つとしての自動運転の意義について述べました。高齢ドライバーによる交通事故のニュースを受け、免許返納を考えなければと思いつつ、返納後の移動手段の確保や生活を考えるとなかなか踏み切れない人も多いようです。親世代や祖父母世代の運転にハラハラしている人も少なくありません。後編では、「移動にかかわる社会課題へのソリューション」としての自動運転について述べたいと思います。
広島カープのチケット販売が“例年以上に物議をかもす”悩ましい事情
「ファンを新型コロナ感染の危険にさらすな」
「3月1日に予定されている広島東洋カープ公式戦のチケット販売方法は、ファンを新型コロナウイルスに感染する危険にさらす所行。是非とも中止すべき」広島東洋カープの本拠地、広島市でスポーツ専門のネットメディア「ひろスポ!」を運営している田辺一球氏は、強い論調で疑義を呈します。本稿を執筆している2月28日16時時点で、カープのチケット販売は予定通り実施されることになっています。チケットを販売するだけの行為が、なぜファンを新型コロナウイルスに感染する危険にさらすことになるのか。そこには、この球団固有の事情が深く関係しているのです。
「人生100年時代」を乗り切るための“お金”との付き合い方
自分に合った「家計のホームドクター®」FPを探すには?
「人生100年時代」を迎え、長い老後に対する備えを心配する人が増えています。2019年には「老後資金2000万円不足問題」が波紋を呼びましたが、頼みの公的年金も少子高齢化によって将来受け取る額が減ったり、受給開始年齢が引き上げられるのでは、と予想する声もあり、不安は高まる一方です。一度限りの人生なのに、将来が不安で「今」を楽しめないのは残念です。現在の生活を充実させながら不安を解消し、老後に備えることはできるのでしょうか。
パートなのに新人社員に仕事を教えている…賃金アップを会社に要求できる?
店長の措置に問題はないのか
パートと正社員では待遇にかなりの差があります。通常、社員がパートを管理しながら仕事を進めていくものですが、正社員が新人の場合、仕事を熟知するパートが仕事を教えることもありますよね。そんなパートの女性Aさんから、ある相談が寄せられました。
隣国イタリアで感染急拡大、「新型コロナ」に揺れるパリの憂鬱
欧州でも広がり始めた新型肺炎の脅威
フランスは世界随一の観光大国です。2018年には9,000万人近くの外国人旅行者を迎え入れました。しかし、筆者が先週から出張で足を運んだ花の都・パリには、いつもに比べると閑散ムードが漂っていました。「中国人客の出足がパタッと途絶えた」――。あちこちでこんな声を聞きました。これまでは日本、中国、韓国など東アジア中心だった新型コロナウイルスの感染拡大の恐怖が、欧州にも広がっています。
4月の株主優待銘柄は食品カテゴリが狙い目!買越上位10銘柄からピックアップ
商品の詰め合わせからお得な優待券まで
4月の株主優待銘柄は35銘柄ほどと、12ヵ月の中でも少ない月となります。だからといって魅力的な優待が少ないということではありません。今回は、優待の中でも人気のある「食品」カテゴリのものを昨年の買越人数ランキング上位10銘柄より5つピックアップしました。ぜひご参考ください。
ついに欧米へ不安拡大、コロナショックは「世界景気後退」に発展するか
想定しうる今後のシナリオを考える
2月最終週に入って、米欧の金融市場では新型コロナウイルスが世界的に拡散するとの懸念が高まり、株式市場は軒並み急落しました。一方で、安全資産である米国債に買いが集まり、米10年金利は26日にかけて1.30%すれすれの所まで低下。終値ベースでも史上最も低い水準まで低下しました。アジア限定のリスクと認識されていた新型コロナウイルスの感染が米欧にも及ぶとのシナリオは、多くの市場関係者に大きなサプライズとなりました。新型ウイルスの感染力の特性から水際対策に限界があったことは、日本での経緯を踏まえればある程度想定することはできたのでしょうが、米欧の市場関係者は寝耳に水だったようです。
31歳主婦、余裕資金で積極的に投資をしたい!方法を教えて
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、余裕資金でもっと積極的に投資をしたいという31歳の共働き主婦。注意点や投資方法を知りたいといいますが……。FPの横田健一氏がお答えします。夫婦共働き、子どもはいません。余裕資金が貯まってきたので、投資を考えています。現在、妻の給与は天引き(家賃、確定拠出年金)を除いて、すべて貯蓄にまわしています。昨年から勤務先で財形貯蓄と持ち株を始め、日本株を約100万円保有しました。今年から夫婦ふたりで、つみたてNISAで米国株投資信託への投資を始める予定です(年間80万円ほど)。夫は昨年、個人資産を元に少額でFXを実践し、今年は家計(資金50~100万円程度を想定)での運用も考えているようです。また、夫の確定拠出年金の自己負担額(年間30万円)を増やす予定のため、流動性の高い預金は少なくなる予定です。これから子どもも欲しいので、無理のない範囲でとは思いますが、できれば積極的に投資していきたいと思っています。投資の注意点やおすすめの投資方法などがあれば、ご教
SNS発の人気キャラ「コウペンちゃん」 仕掛け人が中国進出を急いだ理由
多様化、グローバル化するキャラクタービジネス
すべてを肯定してくれる「コウペンちゃん」の人気の秘密について、プロデュースを担うスパイラルキュートの川上洋一さんに話を聞いた前回。続く後編では、キャラクタービジネスの“今”について伺っていきます。川上さんは「ふなっしー」や「おさわり探偵 なめこ栽培キット」、「コップのフチ子」などのプロデュースも手掛け、キャラクタービジネス界ではヒットメーカーとして知られています。そのお話からは、日本のお家芸とも言われるコンテンツビジネスも、決して油断ならない状況が垣間見れました。
「メニュー増えすぎ」、大量閉店「いきなり!ステーキ」が狙う原点回帰
決算説明会で語られた一部始終
「今日、私はとても緊張しております。業績の回復を期すために決意をしているわけですが、大勢の方々にご心配をおかけしました」――。2月26日に開催されたペッパーフードサービスの2019年12月期の決算説明会の冒頭、一瀬邦夫社長は神妙な面持ちで頭を下げました。厳しい状況が続く「いきなり!ステーキ」を今後どう立て直していくのでしょうか。一瀬社長の口から飛び出したのは「原点回帰」という言葉でした。一瀬社長が思いを語った、決算説明会の一部始終をレポートします。
難病患者の就労支援の拡充を目指して「難病手帳の制度化を考える会」が発足
無理せず仕事を続けるために
難病患者の治療は長期に及びますが、身体障害者や精神障害者のような手帳制度がないため、障害者枠での求人に応募することができず、就職では難しい状況に置かれ続けています。このような現状をなんとかしようと、長年難病患者の就労支援に取り組んできた中金竜次さんは「難病手帳の制度化を考える会」を発足。難病患者同士の情報交換に取り組むとともに、官庁や社会へのアピールを進めていくと話しています。
日経平均の下落は1000円安で収まる? 日本経済が直面する不都合な真実
コロナショックの影響度はいかほどか
1月17日に2万4,115円の高値をつけた日経平均株価。1月末から世界的に流行している新型コロナウイルスの影響を受け、2月初旬に2万3,000円を割り込む場面もありましたが、大きく崩れることなく2万3,000円台で推移していました。しかし2月24日は世界的な株安となり、3連休明けの25日の日本市場も一時1,000円安と大幅下落。翌26日も179円安となり、2日間で約960円も下落しました。これからの株価はどう動いていくのでしょうか。新型コロナウイルスの影響と現在の日本が置かれている景気情勢からみていこうと思います。
「会社を作る」のは案外簡単、手軽に法人化をして税制上の恩恵を得るためのコツ
忙しい時期こそ「工夫」が重要
起業したい!と思った場合に面倒なのが会社の設立までの諸手続きです。世の中にはそこまで会社を作りたいと思う人はいないかもしれませんが、私が資本金900万円の会社を作った時の話を振り返ってみます。
「新型肺炎」でロレックス価格は上昇、高級時計の値動きを決める“景気以外の要因”
保証書の「鮮度」が重要
時計離れといわれていますが、高級時計人気は衰える様子を見せません。プレミアの付くロレックスを定価で買おうと多くの店を回る「ロレックスマラソン」という言葉も存在するほどです。投資目的で買い集める人もいる高級時計の価格は、どんな要因で変動するのでしょうか。スポーツウォッチ人気の理由に迫った前回に続き、老舗の高級時計販売店・GMT(東京・新宿)の運営会社、シュッピンの執行役員である近藤誠さんに話を聞きました。
31歳女性「手術代70万、運用資産を取り崩して捻出したい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、手術費用のために70万円が必要だという31歳の女性。手元に現預金がなく、運用資産から取り崩したいといいますが……。FPの伊藤亮太氏がお答えします。視力矯正手術をするため70万円必要になる予定です。現在、手元のお金は最低限しかなく、運用資産を崩して捻出しようと思っています。投資は以下のような内訳なのですが、プラスが多い外国株式から優先的に取り崩してしまってよいのでしょうか。それとも割合は均等にしたまま、少しずつ取り崩すのがいいのでしょうか。アドバイスよろしくお願いします。外国株式:210万円(+35万円)外国債券:90万円(+4万円)日本株式:60万円(+5万円)日本債券:90万円(+1万円)※( )は評価損益です。〈相談者プロフィール〉・女性、31歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:30万円・毎月の世帯の支出目安:25万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:5万円・現在の貯蓄総額:5万円・現在の投資総額:450万円・現在の負
新型コロナ感染者なぜ急増?「町ごと封鎖」したイタリアの徹底ぶり
ウイルスを封じ込めるための取り組みとは
イタリアで、新型コロナウイルスの感染者が急増しています。これまで、ヨーロッパの国々における感染者数は多くても十数人程度だっただけに、今回の感染拡大でイタリア国内に大きな動揺が広がっています。イタリアの感染者はなぜ急増したのでしょうか。また勢いを増すコロナウイルスに対して、現在はどのような対策が取られているのでしょうか。現地からのレポートをお届けします。(本記事は原稿執筆時である2月25日23:00時点の情報をもとにしています。)
【緊急現地報告】新型コロナ感染拡大のイタリア、現地スーパーからパスタが消えたワケ
ミラノの街は今どうなっているのか
世界中で猛威をふるい続ける新型コロナウイルス。これまでは中国や韓国、日本、シンガポールなど主にアジアの国々で感染が拡大していましたが、ここにきてイタリアの感染者数が急増しています。現在のミラノの様子や、観光への影響などをまとめてお伝えします。(本記事は原稿執筆時である2月24日23:00時点の情報をもとにしています。)
経済指標の読み方を身に付けよう
表面上の数字だけで判断するのは危険
2月17日の朝方に内閣府が「四半期別GDP速報」にて2019年10~12月期の国内総生産(GDP、速報値)を発表したところ、1年3ヵ月ぶりのマイナス成長や、前期比年率▲6.3%と事前の市場予想(同▲3.9%)という結果が売り材料となり、日経平均株価は一時前週末比350円安まで下げました。これはニュースでも取り上げられ、発表された日はSNS上でも大きな話題となっていました。今回はこれを機に経済指標の読み方を学びましょう。