新着記事
育休中は正社員の妻を扶養に!「配偶者特別控除」の活用法
節税効果だけでなく保育料が安くなる可能性も
正社員の妻でも育休中の間は「配偶者控除」「配偶者特別控除」を活用して税金が低くなるかもしれないことをご存知でしょうか?配偶者(妻)が正社員や年収が高い場合「税金の控除は関係ない」と思いがちですが、育休中など年収が低い場合は、控除対象になる可能性があります。さらには、復帰後の保育料も安くなる可能性もあります。今回は、育休中の子育て世帯がチェックしておきたい「配偶者控除」「配偶者特別控除」について、ご紹介します。
経済成長率の減速は、本当に不幸せなのか
株価の下落予想にも直結しない?
最近、「2019年の世界経済の成長率は減速する」といった報道を目にします。今年10月にIMF(国際通貨基金)が公表した世界の成長率見通しは、2018年、2019年ともに同水準の3.7%で、「減速」とは予測していません。しかし、こと先進国経済については2018年2.4%から2019年2.1%に「減速」すると予測しています。ただしこれは、あくまで「減速」であって「後退(マイナス成長あるいはリセッション)」とまでは予測していません。では、投資家の観点からは、この経済成長率の「減速」をどのように受け止めれば良いのでしょうか。
自分らしく“うまいこと”生きるには?売れている、ビジネス書トップ10
キングコング・西野亮廣さんやベテラン精神科医の本が初登場
10月から引き続き、第1位は『学びを結果に変えるアウトプット大全』、第2位は『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』となりました。ビジネス書 2018年11月の売上ランキング(日販調べ)
最低限の大掃除のスケジュールとリストの作り方
失敗しない"それなり大掃除のススメ"
12月は大掃除……と心の負担となっている人も多いのではないでしょうか。年末に結局ほとんど手をつけられなかったということも。モヤモヤした気持ちで新年を迎えるというのはできれば避けたいことです。働いている人はとくに、短いお正月休みを家の掃除だけで終わらせてしまうのはもったいないですね。できれば自分の趣味など好きなことに時間を使ってリフレッシュしたいものです。そこで今回は短期間でも失敗しない大掃除リストの作り方を紹介したいと思います。
値札で惑わされている?FPが考える、本質を見抜く買い物術
最初に値札を見る人は要注意!
スーパーマーケット、デパート、あるいはインターネットショッピングでも、まず値段をチェックする人は少なくありません。確かに、値段は大切です。その品物を買うか買わないかを決める、重要な判断材料になるからです。しかし、品物そのものを見るより先に値段を見る人は、損をしてしまうこともあるので注意が必要です。
SL列車&流氷物語号を1泊2日で楽しむ真冬の釧網本線列車旅
車内でスルメを焼きつつ雪見酒!流氷、グルメ、足湯まで
真冬の北海道では「さっぽろ雪まつり」をはじめ、「あばしりオホーツク流氷まつり」や「知床流氷フェス」、「ダイヤモンドダストin KAWAYU」、「くしろ冬まつり」など、道内各地で雪や氷の祭典が数多く開催されます。厳しい寒さの中で開催される雪や氷の祭典は、ふだんとは異なる世界を見ることができる年に一度のチャンスであり、2月の北海道旅行は魅惑にあふれたものと言えます。今回は道東の釧路駅と網走駅を結ぶ釧網本線にスポットを当て、釧路駅~標茶駅間を走るSL列車「SL冬の湿原号」および網走駅~知床斜里駅間を走る流氷観光列車「流氷物語号」を利用した列車旅をご紹介します。なお、首都圏からは羽田空港~釧路空港/女満別空港~羽田空港の往復航空便、札幌駅からは札幌駅~釧路駅間の特急「スーパーおおぞら1号」/網走駅~札幌駅間の特急「オホーツク4号」を利用する周遊ルートの利用が便利です。
被災地に代わり他の自治体が寄付を集める、ふるさと納税の意外な活用法
ふるさと納税のことをもっと知ろう
平成最後の今年の漢字が「災」に決まりました。2018年は、地震や台風などの自然災害が次々に日本列島を襲った年。困ったときはお互いさまということで、被災地を応援しようと、いろんな形でいろんな人が被災地支援を行う姿を目にするようになりました。実はふるさと納税はいま、被災地支援の一手段として一般的になりつつあるということをご存知でしょうか。今回の記事がふるさと納税シリーズの最後となります。ふるさと納税をもっと楽しめるようなテーマとして、[1]ふるさと納税によくある失敗談と、[2]ふるさと納税のちょっと意外な活用法について取り上げたいと思います。
文房具マニア必見の「文具女子博」、2年目“拡大開催”の思惑
レア文具5万点が勢ぞろい
サクラクレパスにセーラー万年筆、黒とオレンジの表紙で有名なスケッチブックまで――。文房具マニアはもちろん、マニアではない人でも十分楽しめそうなブースの立ち並ぶ、日本最大級の文具の祭典が12月14~16日の日程で、東京・大田区の東京流通センターで開催されます。このイベントを開催しているのは、出版取次の日本出版販売(日販)という会社。業界以外の人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、出版社と書店をつなぐ流通業者の大手で、出版業界に大きな影響力を持っています。そんな同社がなぜ、文房具のイベントを開催することになったのでしょうか。2年目となる今回の見どころとともに、日販の思惑を深掘りしてみます。
緊急現地報告「混沌のフランスで今、何が起きているのか」
日本にとっても他人事ではない?
フランスでは12月8日、パリをはじめとする全国各地の都市で約12万5,000人が参加したデモが行われました。大規模な抗議行動はこれで4週連続です。デモは当初、燃料税の引き上げに異を唱えるのが目的で行われていました。しかし、今では「反政権」の色合いを濃くしています。参加した人の多くがデモの象徴とされる「黄色いベスト(ジレ・ジョーヌ)」を身にまとっており、パリでのジレ・ジョーヌと警官の衝突などがフランスのテレビで繰り返し放映されました。フランスのメディアは「ジレ・ジョーヌの危機」などと報道。8日にはパリで暴徒と化したデモ隊の一部が商店のショーウィンドウを割ったり、略奪を働いたりするなど、抗議行動が激化。政府に動員された治安維持隊が催涙ガスや放水で、デモ隊の投石などに応酬しました。デモの参加者すべてが過激な行動へ走ったわけではなく、テレビでは治安維持隊と話し込む人の姿なども映しだされていました。それでも、全国で計2,000人近くが取り調べを受け、1,300人余りが身柄を拘束されました。デモ隊と警官の双方に合わせて約130人のケガ人も出ています。経済のグローバル化が進む中、こうした事態は日本に
市場に忍び寄る景気後退懸念は本物か?
市場不安心理との戦い
米国の株式市場は先週末にも大きく下落しました。現在、株式市場を巡る様々な悪材料が取りざたされています。これらの悪材料の背景にあって、市場の不安心理を増幅させている要因は、米国の景気後退懸念(リセッション入り懸念)であると思われます。では、本当に景気は後退する局面に来ているのでしょうか。現在悪材料の1つとされている米国金利をベースに考えてみましょう。
8つの言葉に注目すれば有望銘柄がわかる?日経新聞の読み方
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観・人生観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、渡部清二著『日経新聞マジ読み投資術』をご紹介します。
シャワー1分でかかる費用は?すぐできる、5つのおうち節約術
知らなきゃ損!ラクして得する節約術 その4
なにかと忙しく、また出費も多くなる年始め。ラクして得する節約術を紹介していく連載企画、第4回目は今までと少し趣を変えて今日からマネできる「5つのおうち節約術」をご紹介します。ポイントは普段のクセを見直すこと! いつもなにげなく行っている行動が積み重なって大きな出費になっているかもしれません。詳しく見ていきましょう。
“バブル崩壊後最高値”だった今年、誰が日本株を動かしたのか
投資主体からヒントを紐解く
2018年の日経平均は、バブル崩壊後の最高値圏の記録を複数回更新しました。一方で、足元では高値を追うような動きが一服し、方向感が乏しい中、下値をわずかに切り上げながら推移するレンジ相場となっています。米中の貿易に懸念が生じていること等も相まって、米国株も方向感を欠き、全体的に不安定な相場となっているように思えます。このように、はっきりしない相場では、ほかの投資家が総じてどのような取引を行っているかを確認することが、投資判断の助けとなる場合があります。日本取引所グループが公表している「投資部門別売買状況」のデータを利用すると、投資家の種類に応じた日本株式の売買状況を確認することができます。今回はこのデータを使って、実際にどのような取引を誰が行っているかについて、仮説を交えながら検討してみます。
マネックスはコインチェックをどう処遇するのか
松本社長が日本事業“改造”宣言
ネット証券大手のマネックスグループが12月12日に開催した事業戦略説明会。グループの忘年会のために米国子会社の社長が来日するのに合わせて開いたというその席で、幹部から何度も口に出た言葉が「仮想通貨」「クリプトアセット(暗号資産)」でした。今年1月に仮想通貨NEMの不正流出事件を起こし、金融庁から業務改善命令を受けた大手仮想通貨取引業者「コインチェック」。その同社を4月に買収したのが、マネックスでした(参考記事「完全詳報!マネックス『コインチェック買収』会見全容」)。「クリプトにはトレーディングに加えて、決済から新しい資産クラス、ペイメント、記録技術と、大きなビジネスチャンスがある。収益的にも大いに期待できます」と鼻息荒く語る、マネックスグループの松本大社長。いったい、どんな事業ビジョンを描いているのでしょうか。
老後資金はいくら準備すればいい?必要金額の求め方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は竹内美土璃氏がお答えします。老後資金をいくら準備すれば良いでしょうか。最近、少額ながら個人年金、つみたてNISAとiDeCoを始めました。主人の会社は退職金が支給される予定はなく、代わりに企業型確定拠出年金が15年ほど前から導入されています。夫婦ともに60歳以降も働く予定ですが、私が60歳で定年するまでにいくら準備すれば良いでしょうか。目標額を定めて貯金に励みたいと考えていますが、目標をどう立てたらよいのかわからないので教えてください。子どもの大学費用は、現在の貯蓄と学資保険で何とか対応できると思います。住宅ローンはあと9年です。完済後もマンションのため修繕積立金や管理費などで月4万円はかかります。〈相談者プロフィール〉・女性、42歳、既婚(夫:49歳)、子ども2人(小6、小5)・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯月収:57万円 夫:31万円(手取り年収550万円) 妻:26万円(手取り年収560万円)・毎月の支出目安:47万円・
なぜ資産運用をするのか?お金以外に得られるモノ
資産運用をする前の準備運動
はじめまして。日本で金融教育を普及させるために設立した株式会社マネネで代表を務めている森永康平です。このたび、「お金の育て方」というタイトルで連載を始めることになりました。日本でも少しずつ資産運用が普及し始め、ネット上で色々な情報を無料で集めることが可能になりました。しかし、どれもデイトレーディングや投資信託の積み立て、FX(外国為替証拠金取引)や仮想通貨などスタイル毎に特化されており、全般的にまとまっているものは少ない印象を持っています。そこで、この連載では資産運用を幅広く学べるようにしたいと思っています。
「大阪万博」決定!地元でささやかれる“有望10銘柄”とは?
現地在住アナリストが分析
「人類の進歩と調和」をテーマに掲げ、1970年に開催された大阪万博。それから55年ぶりに、再び大阪で万博が開催されることになりました。実は、私は幼少期から大阪・千里で育ち、現在も千里に住んでいます。地元で開催された1970年の万博には、たぶん20回以上は会場に行ったと思います。太陽の塔を見ながら大きくなった人間なので、再び大阪で万博が開催されるのは、とてもうれしい喜びですし、何とか2025年までは元気で頑張ろうと気を引き締めています。おそらく私と似たような気持ちで喜んでいる関西人はかなり多いはず。日本の高度成長期を象徴的なイベントとして東京五輪に続いて行われたのが1970年の大阪万博ですが、2025年の万博は当時とは開催の意義や背景がまったく異なるので、当時と同じような盛り上がりや経済効果を期待するのは無理があるでしょう。しかしながら、政治、金融・経済、産業など幅広い分野で東京への一極集中が進みつつある中、関西復権のきっかけとしても大いに期待されるイベントになりそうです。そうなると、地元・大阪に所縁のある企業の中にも、株価上昇が期待できる有望銘柄が出てくるかもしれません。
内憂外患の台湾、“ハイテク・アイランド”は正念場に
政権交代の機運高まる
11月6日、米国では中間選挙が実施されました。トランプ大統領の就任後2年間の政権運営に対する国民からの評価という位置づけとして、また、結果次第で世界にも大きな波紋を呼ぶ可能性があるため注目されていましたが、ほぼ予想通りの結果となりました。実は同じ11月に、もう一つ注目の中間選挙がありました。11月24日に台湾で実施された統一地方選挙です。この選挙結果が今、台湾を大きく揺るがしています。