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紙幣が簡単に偽造できない理由。お札に使われる高度な技術とは?
紙幣ができるまで「国立印刷局の工場見学」
千円札・二千円札・五千円札・一万円札の4種類ある紙幣。紙でできているから、硬貨ほど偽造も難しくなさそう……と思いきや、実は偽造を防ぐ高度な技術がいたるところに使われています。紙幣を製造している国立印刷局の工場で、紙幣ができるまでの工場見学に参加しました。
遊び方改革って何?忙しい人こそ知ってほしい遊びの効能
"働き方改革"を進める前にすべき大切なこと
安倍内閣が、先の国会で最重要課題として関連法案を成立させた「働き方改革」は、企業全体が本気になって改革に参加し、今までの仕事の仕組みを変えていかなければならないものです。それらを実際に変えていくためには、企画立案や実施検証など皆の同意と気力、さらには時間と体力が必要です。しかし、私が20年間、企業のメンタルヘルスケアや組織開発のコンサルをしている中で、「目の前の仕事をただこなすのみの自分に、改革の余裕などない」「組織の機能不全を見て見ぬふりをしている人々の心をそう簡単に変えられない」など否定的な声を耳にしてきたのも事実です。そこで、働き方改革の前にすることとして、提案したいのが「遊び方改革」です。
夫婦で手取り月47万あっても、義母の収入をあてにする家計
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。投資やふるさと納税、格安スマホなど、最近、やるといいと言われている話題のことをやってみたいのに、家計のやりくりがうまくいかないので全部できません。600万円ほどあった貯蓄も、マイホームの頭金と長男の進学費用で消えました。新居では義母が同居することになったので、いくらか援助してもらえるかと思っていたのに、貯蓄がないからと言って、何ももらえませんでした。それは仕方がないと思っています。今は自分もパートをしていますし、義母もアルバイトをして家計にお金を入れてくれています。なんとかうまくやりくりをして、お金を貯めたり、お得な制度を利用したり、安くてよいスマホを使いたいと思っています。家計の状況についてご助言ください。〈相談者プロフィール〉・女性、44歳、既婚(夫:45歳、会社員)、子ども1人(中3)、義母(71歳、アルバイト)・職業:パート・手取り世帯月収:51.6万円(夫:38.5万円、妻:9.1万円、義母:4万円)※義母の収入は年金
弱含む経済指標、“人気お笑い番組”から景気変調を点検
アベノミクス景気はどうなる?
内閣府・景気動向指数を使った機械的な景気の基調判断で、9月分は「足踏みを示している」に変更されました。それまで最上位の「改善を示している」という判断が2016年10月分以降、23ヵ月連続して続いていたので、久しぶりの下方修正となりました。景気動向指数の一致系列の第1系列に採用されているのが鉱工業生産指数ですが、この9月分は前月比マイナス、そしてそれを含む7~9月期は前期比マイナスでした。また7~9月期実質GDP(国内総生産)も、前期比年率▲1.2%とマイナス成長になりました。このように、主要経済指標の多くが足元の7~9月期に変調をきたしています。息の長い景気拡張局面を続けてきたアベノミクス景気はどうなるのでしょうか。足元の景気を点検したいと思います。
海外投資家が先物大幅売り越し、その意味するものは?
投資家別売買動向から考える
今週に入り、米アップルiPhoneの販売減速懸念などから、株式市場が下落しています。10月上旬からの下落局面を経て、投資家心理は不安定化しているため、悪材料に敏感に反応したものと思われます。今回は、投資家別売買動向を見ながら、わが国株式市場の現状について考えてみます。
30歳女性「目標400万、財形より運用で増やした方がいい?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。財形で毎月5万円を貯めているのですが、貯蓄目標の400万円までなかなか到達しません。株式投資などの資産運用をした方が良いのでしょうか。過度な節約はしたくないので、資産運用をうまく続けながら貯蓄を増やしていきたいです。また、今後結婚もしたいと考えています。アドバイスをいただけますか。〈相談者プロフィール〉・女性、30歳、未婚・職業:会社員・手取り世帯月収:18万円・手取り年間ボーナス:90万円・預貯金:50万円・一般財形:200万円(天引き毎月5万円)【支出の内訳(18.7万円)】・住居費:2万円(社宅)・通信費:1.2万円(携帯・自宅回線)・食費:4万円(外食含む)・水道光熱費:1万円・日用品:0.5万円・趣味・娯楽:1万円・衣料・美容:4万円・健康・医療:0.5万円・交通費:0.5万円 ・交際費:2万円・不明:2万円
都内で暮らす30代独身女性の平均年収や貯蓄額、生活費はいくら?
生活費の一カ月の平均は○万円
30代ともなると、会社では責任ある仕事をまかされ、社会人として充実してくる時期ではないでしょうか。プライベートでは、結婚・出産をする人もいれば、仕事に打ち込む人、転職をしている人もいるかもしれません。30代はライフスタイルの違いが大きくなってきます。そのため家計の状況にも、それぞれの個性があらわれてきます。自分で働いて稼いだお金を、どのように使うかは自由。しかし、お金のことについては自分の価値観も大切ですが、周囲とかけ離れているのも心配だったりしますよね。周りの人はどのくらいの収入で、貯金はいくらしているものなのか、気になることも多いのではないでしょうか。今回は、東京都内で暮らす、30代独身女性の一人暮らしの収入、貯蓄、生活費の平均についてみていきましょう。
ミャンマーは今、魅力的な投資先か?
アジア最後のフロンティア
日本で新興国投資がブームになったのは、もう5年以上も前の話になります。ゴールドマンサックス証券に所属するアナリストが2003年10月に書いた「Dreaming with BRICs: The Path to 2050」(BRICsとともに見る夢:2050年への道)というレポートがきっかけで、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)への投資が日本でも流行りました。そして、投資家はフロンティア地域への投資ということで、更なる発展途上の国への投資機会を求めました。なかでも、ミャンマーは「アジア最後のフロンティア」とも呼ばれましたが、気づけば日本国内での新興国への投資熱は下がっていきました。今回は、ミャンマーの現状を見ていきます。
ウォール街、シティ、兜町の歴史に潜む「戦」の記憶
お金のことば47:金融街の語源
英国のシンクタンクZ/Yenなどは、年2回、世界金融センター指数(Global Financial Centres Index)を公開しています。これは世界100の金融センター(ウォール街を擁するニューヨークのような地域のこと)が持つ競争力を指標化したものです。その最新版(2018年9月発表)によると、世界で最も競争力のある金融センターは、1位から順にニューヨーク、ロンドン、香港、シンガポール、上海、東京だったのだそうです。一般に世界3大金融街といえば、ウォールストリート(ニューヨーク)、シティ(ロンドン)、兜町(かぶとちょう・東京)辺りを思い出しそうなところですが、近年ではその認識は当たらないのです。とはいえ日本人にとって、ウォールストリート、シティ、兜町は馴染みの深い金融街の名前ではないでしょうか。実はこれらの地区のいずれにおいても、その語源に興味深い物語が隠されています。そしてその物語には、ある共通点も存在するのです。今回は「金融街の語源」を掘り下げてみましょう。
お金と向き合うには?「支出を眺める」が家計管理の第一歩
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今まできちんと関わってこなかった「お金」と向き合いたいと思っています。これまでお金の管理をしようと、家計簿にチャレンジしては挫折し、投資にチャレンジしようとしては、あと一歩が踏み出せず、結局資産をただ預貯金に積み上げている状況です。お金と向き合えるようになるためのアドバイスをお願いします。〈相談者プロフィール〉・男性、30代前半、既婚
予算20〜50万円内、12月の長期保有向け株主優待銘柄
ボーナス時期に奮発する?
だんだんと空気が冷たくなってきて、そろそろ冬がやってきますね。ということは……ボーナスの時期でもあります!そこで今回は、これまでより予算を増やして、高くても長期で保有するのにおすすめな株主優待銘柄をピックアップしてみました。全て時価総額1,000億円以上、ROE10%以上の収益性が高いとされている銘柄です。時価総額が大きい企業は、業容が幅広いことも多く、一つの事業が不振でも他でカバーできる場合があります。また、ROEが高い水準で推移していれば、企業の収益性や成長性も有望ですし、利益還元も期待できます。それに優待目的でかつ長期保有するなら、株価の動きを細かくチェックして一喜一憂する必要はありません。そのため、初心者の方でも難しくなく投資ができますよ!それでは、昨年11月の権利落ち日から12月の権利付最終日にかけて買越人数が多かった順に紹介していきますね。
明日解禁「ボージョレ・ヌーボー」が株高を醸成するワケ
ワインと株価の芳醇な相関性
11月15日といえば、多くのワイン好きにはたまらない「ボージョレ・ヌーボー」の解禁日です。ワイン好きとまではいかなくても、解禁日には仕事帰りに1杯、お店で楽しむ方も少なくないでしょう。あるいは、注文しておいたワインのボトルを家族で堪能する方もいるでしょう。ボージョレ・ヌーボーはフランスのブルゴーニュ地方、ボージョレ地区のブドウから造られるもので、フルーティで軽い味わいのワインです。“ヌーボー”はフランス語で新しいという意味で、“新酒”のことを指します。ワイン好きの中には、軽いワインは合わない、などという方もいるでしょう。しかし、新酒となるボージョレ・ヌーボーをたしなんで、ワインのシーズンの初めに、その年のワインの出来栄えを確かめることも醍醐味の1つになるようです。ところで、ボージョレ・ヌーボーの解禁日は、株式市場でも一部の投資家の間で話題となる重要な日です。それは「解禁日の株価は高くなりやすい」というジンクスがあるからです。
拡大する「独身の日」商戦、中国の消費動向に変化アリ?
中国の一大消費イベント
11月11日。独り身をあらわす「1」が四つ並ぶため、中国ではこの日を「独身の日」と呼ぶようになりました。1990年代から大学生などの若者の間で広がり始めたものですが、それとともに「独身の日」の特需を当て込んだ商戦も活発化しています。今年も「2分で取引額100億元突破」というニュースを耳にした方もいるのではないでしょうか。
47歳独身女性、手取り月18万「老後資金を貯めるには?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。老後が不安です。現在、会社の寮に住んでいます。従業員食堂で食事ができるので、手取りは少ないですが、支出もそう多くはありません。そのため、毎月以下の通り積み立てています。定年は60歳です。再雇用制度はあるものの、働けるかどうかはわかりません。退職金はあっても100万円くらいだと思います。このまま同じ会社で働くことができれば、貯蓄もある程度できますが、今後どうなるかわからないため、どのように老後資金を貯めていけばよいのか教えていただきたいです。<毎月の積立>・iDeCo:2.3万円、・積立NISA:2.7万円・定期預金:2万円・終身保険:2.3万円(老後資金用、650万円くらいになる予定)〈相談者プロフィール〉・女性、47歳、未婚・職業:会社員・居住形態:会社の寮・手取りの世帯月収:18万円・毎月の支出目安:8~9万円・貯金:1000万円・負債(住宅ローンなど):なし
人生100年時代、50代の過ごし方がその後の健康を決める?
健康面の「クライシス」を迎えなかったミドルの生活習慣
40~50代にかけてのライフステージは、「中年期の危機」、別名「ミッドライフ・クライシス」とも呼ばれ、さまざまな不安や心理的葛藤を感じやすい時期といわれます。職場では仕事上の責任が増す一方、私生活では教育費や住宅の購入といった大きな支出が続き、老後の資産形成を行いながら親の健康・介護問題に向き合う人も出始める時期です。また、自身の体型・体調の変化や健康診断の結果も気になり始めるのもこの時期。家計や健康の面でも「クライシス」に陥りやすいライフステージといえるかもしれません。今回は「50代以降を健康に過ごした男女が続けていた生活習慣」に関するデータを紹介し、50代以降の人生後半期を充実して迎えるためのプロアクティブな(前向きな)備えについて考えてみたいと思います。
「SDGs」が新たな投資のヒントになるワケ
実は米国が先導中
株式投資では通常、利益・財務状況・キャッシュフローといった情報を手掛かりに、今後成長が期待できる企業をピックアップします。しかし、「人生100年時代」に備えた長期投資となると、社会の発展に寄与し、将来も持続的に成長できる会社かどうかといった視点も重要となります。そこでカギとなるのがSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)です。
家計は毎月赤字、2380万の中古住宅の購入は難しい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。現在、夫とは別居中で賃貸に住んでいますが、今後のことを考えて2380万円の中古住宅を購入したいと考えています。ただ、家計は毎月5万円の赤字です。この先、教育費や老後資金のことも考えると住宅購入は難しいでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、47歳、既婚(別居中)、子ども2人(大学1年、中学1年)・職業:会社員・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:25万円・毎月の支出目安:30万円・貯金:1200万円・負債(住宅ローンなど):なし
たった「1分」に、言いたいことをまとめるテクニック
話し上手になるための第一歩!
「話の途中で頭が真っ白になる」「どんな順番で話せばいいかわからない」このような悩みをもつ、ビジネスパーソンは少なくないはずです。話し下手を直そうと努力するものの、かえって話が長くなり自爆……。ますます、話すことが億劫になってしまうという悪循環に。そのような人たちに「言いたいことは『1分』にまとめなさい」と提案するのが、人材教育コンサルタントとして年間で3000人以上のビジネスパーソンに「話し方の技術」を伝えてきた、山本昭生氏です。「1分間にまとめて話す」とは、どういったことなのでしょうか? 山本氏の著書『言いたいことを1分にまとめる技術』より、その基本とテクニックを見てみましょう。