新着記事
お金と社会はつながっている!小学生のためのお金の教室
ゲームで学べば株の仕組みもグッと身近に
超低金利の時代である今、お金を単に銀行に預けているだけでは資産が増えづらい時代です。将来の年金受給や老後の生活資金などへの不安から、老若男女を問わず資産形成の重要性がいっそう高まっています。その流れはどんどん低年齢化し、今や小学生にも。単なる知識としての勉強ではなく、ゲーム感覚でお金の動きを学ぶ講座が各地で人気を集めています。今回は、東京ミッドタウンで開催された日興アセットマネジメントによる「夏休み親子お金研究室」の様子をのぞいてみました。
トルコよりヤバい?「EU離脱」に揺れるロンドンの今
ブレグジット控える英国現地ルポ
記録的な猛暑に見舞われた今夏の日本。緯度の高い英国も連日グングンと気温が上がり、「霧の都」などと称される首都・ロンドンでも連日、強い日差しが照りつけました。世界最古の地下鉄はサウナのような蒸し暑さ。冷房の設置されていない路線が多いためです。“ロンドナー(ロンドンに住む人の呼称)”には厳しい夏となりましたが、理由は猛暑だけではありません。
猛暑の今こそ厳冬関連株?「シーズン・ストック」の投資法
「麦わら帽子は冬に買え」
8月中旬のこの時期は、機関投資家の多くも夏休みに入るため、株式市場の売買は低調になります。今年は、そのような時期にトルコリラの急落が発生し、日本の株式市場も大きく乱高下しました。米国での利上げが続き、新興国の通貨が売られるなど不透明感が強い状況ですが、このようなときに中期的な視点で銘柄を探す方法の1つとして、「シーズン・ストック」が挙げられます。
子ども2人は私大希望…シングルマザーが抱えるお金の悩み
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。シングルマザーですが、実家住まいのため、貯蓄はある程度できています。しかし、子ども2人が私立大学への進学を希望しているため、教育資金と自分の老後資金が足りるのか不安です。貯蓄のほとんどは定期預金や保険だけで、資産運用をやったことはありません。子どもの大学費用を捻出した上で、自分の老後資金を作っていくことは可能でしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、45歳、シングルマザー、子ども2人(18歳・16歳)・職業:会社員・手取り月収:35万円・年間ボーナス:50万円×2回・預貯金:1,800万円【家計の内訳(22.5万円)】・住宅費:なし(実家住まいのため)・水道光熱費:2万円・生命保険:3万円・食費:7万円(外食含む)・通信費:0.8万円・教育費:2万円(一時的な費用は貯蓄から)・日用品:0.7万円・趣味・娯楽費:1万円・衣服・美容費:3万円・その他不明金:3万円※ボーナ
子供の骨折増加。骨が弱くなっている?その原因は
子供の骨の強さも二極化?オーバーユースと運動不足
ひと昔前まで、骨折のリスクと言えば、高齢者特有のものだと考えられてきたように思います。子供の場合は、男児や運動中の骨折が多いことから、活発な証拠、といった印象すらあったように思います。ところが、最近では、ちょっとしたことで子供が骨折するようになった、という話を聞きます。実際、どのぐらい子供の骨折は増えているのでしょうか。原因として、どういったことが考えられるのでしょうか。
景気ウォッチャー調査から「株価買いシグナル」を読む方法
焦点は平成30年7月豪雨の影響
内閣府が月に1度公表する「景気ウォッチャー調査」は日経平均株価とかなり連動しています。景気ウォッチャー調査で「現状判断DI」が1ポイントを上回って上昇すれば、日経平均の買いシグナル点灯。その後、1ポイント以上の低下となると売りシグナルに転換、という売買を公表日終値で行ったとします。現在まで61回シグナルが点灯し、勝率は6割です。旧民主党政権下で勝率が3割と著しく悪化した時期を除くと、7割と高水準です。昨年7月10日の「買い」、今年2月8日の「売り」、7月9日の「買い」を経て、8月8日に再び「売り」シグナルが点灯しました。次の「買い」シグナル点灯の条件を探ります。
小さなパン屋で3種類もの「地域通貨」が使える理由
移住者の「おすそ分け」が「小商い」に成長するまで
神奈川県相模原市緑区の藤野地区のとあるパン屋さんでは、3種類の地域通貨が使えます。なぜ、わざわざ管理する手間をかけてまで地域通貨を採用しているのでしょうか。小さなパン屋から見えてきた、貨幣や電子マネーや仮想通貨とは違う、「お金のかたち」とは?
「個別株やIPOよりも…」フリーランスのための資産運用
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。今後の資産運用と娘の学資保険についてお聞きしたいです。今年の5月に娘が生まれました。0歳から学資保険に入ったほうが掛け金も安くおすすめと聞いているのですが、今から加入したほうがいいでしょうか。また、貯蓄だけではもったいないと思っており、現在200万円ほどの資金で株式投資を試みています。あまりアクティブに運用を行わずに、IPOに申し込む、たまに株価が大きく下がったときに大型株の売買を試すくらいで、株の利益はほとんどない状態です。しかし、今後のことも考え、資産運用や株式投資の知識をつけていきたいと思っています。また、両親が不動産投資をしているため、そちらにも興味があります。ただ、金額が大きくなってしまうため躊躇しているところです。フリーランスで仕事をしているため、将来の不安などはありますが、今の仕事は好きですし、続けていけるならずっと続けていきたいです。そのためにも資産運用で少しずつ資金を増やせたらいいなと思っています。今から、どのよ
トクホ2.0って何? にごり緑茶「綾鷹」新戦略の勝算
“トクホ=マズい”はもう古い
「コカ・コーラシステムにとって、下半期最大の重要新製品のご紹介をさせていただきます」。8月10日に開かれた日本コカ・コーラの緑茶飲料・新製品発表会の冒頭、同社の広報担当者はこう力を込めました。急須でいれたような“にごり”を特徴とする、緑茶ブランド「綾鷹」。今年で発売11年目を迎えるロングセラー商品ですが、2008年からの10年間で販売数量は30倍以上、緑茶市場でのシェアは22ポイント以上拡大したといいます。そんな綾鷹が新たに挑戦するジャンルは、特定保健用食品(トクホ)。会社を挙げて拡販に取り組むというこの商品で、日本コカ・コーラは何を狙っているのでしょうか。
レゴランド、海外との比較で提案したい「ジャパン」の戦略
なぜ名古屋は値段相応でなかったのか?
レゴランド・ジャパン(名古屋市港区)が大幅値下げを断行して、夏休み商戦に臨んでいます。昨年4月の開業当初から「料金が高い」という客の声が多く、散発的な割引キャンペーンを打ってきましたが、2年目の夏にしてついに基本料金の引き下げとなった格好です。レゴはブロックを中心とした玩具メーカーとして世界的なブランド。レゴランドは運営会社こそ違いますが、日本を含め世界8カ国で展開されています。そんな中で「ジャパン」はなぜ苦戦しているのでしょうか。愛知県に住む私の知り合いで、レゴランド・ジャパンの開業1年ほど前にマレーシアのレゴランドを体験した家族がいます。もちろん、地元の名古屋にレゴランドが来ることは心待ちにしていて、オープンするとすぐさま足を運んでいました。ところが、その期待は半分、失望に変わってしまったようです。その違いを詳しく聞くと、「ジャパン」に足らなかったもの、そして今後、欠かせない戦略が見えてくる気がしました。
会社が企業型確定拠出年金を導入、どうしたらよい?
失敗しない運用商品を選ぶポイントとは…
「勤務先の会社が企業型確定拠出年金を導入することになったので、運用商品をどう選べばいいのでしょうか?」とご相談をいただくことがあります。そこで今回は、運用商品の選び方について考えていきたいと思います。
平成最後の夏に平成生まれの企業について考えてみた
新元号前に平成企業をチェック
今年も残すところ4カ月余りとなりました。夏が終われば来年のスケジュールも気になってくることかと思われます。来年は5月に新元号への移行という一大イベントがありますので、それに前後して平成の株式相場を振り返るレポートが出てくる可能性もあります。いささか気が早いですが、平成生まれの企業について考えてみます。
夫が単身赴任で食費が2倍に… 赤字の原因は妻にある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。夫の単身赴任が始まってから、家計が赤字になりました。単身赴任手当が出て、一緒に暮らしている時よりも収入は増えているのですが、生活場所が2ヵ所に分かれ、夫が外食中心の暮らしになってしまったこともあり、食費が2倍近くかかっています。2ヵ所で重複してかかる費用が膨らんでいるように感じます。生活に必要な支出でもあるので、互いになかなか減らせずにいますが、支出を抑えるコツはあるのでしょうか。また、週末ごとに夫が家族に会いに帰ってくるので、その費用がかさんでいるように感じるのですが、夫は帰ってくることを楽しみにしているようで、控えてほしいとは言えません。単身赴任の期間が終われば解決するのかなとも思うのですが、子どもの教育費も貯めていかなくてはいけないと思い、貯蓄しにくい状態でも少しは蓄えを増やしたいと思っています。それが無理でも、せめて赤字の状態を抜け出したいです。どのようにやりくりをしてくと良いでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、3
簿記と脳の仕組み
簿記の歴史物語 第28回
歴史の謎の一つは、複式簿記の基本的なルールがほとんど変わらなかったことです。この連載をお読みの方なら、複式簿記の基本的な仕組みがルネサンスの頃の北イタリアで完成したことをご存知でしょう。そして19世紀、産業革命とともに現代的な会計学が完成しました。そして現代に至るまでの約500年間にわたり、簿記の基礎――勘定科目を借方と貸方に分けて記載し、貸借を一致させる――は、変わりませんでした。簿記を「商売のための道具」だと考えると、これは驚異的なことです。たとえば「移動のための道具」と比べてみれば、違いは明白です。最初は徒歩だったものが、やがて馬やラクダに騎乗するようになり、馬車や牛車が誕生し、鉄道が生まれ、自転車や自動車が生まれ、飛行機が飛び回るようになった――。歴史が進むごとに、その道具は大きく姿を変えています。一方、複式簿記は違います。たしかに誕生時に比べれば大きく発展し、より正確で精緻なものになりました。が、基礎となるルールは現在でもルネサンスの頃と同じです。それどころか、西洋式の複式簿記を知らないはずの日本でも、独自発生的に複式簿記に似た記帳方法が生まれていました。いったい、なぜでしょ
赤字スタートでも泰然自若、RIZAP社長“強気”のワケ
通期計画達成はコミットできる?
本業の儲けを示す営業利益は37億円の赤字――。プライベートジム「RIZAP」などを運営するRIZAPグループの2018年度は、第1四半期(4~6月期)に大きなビハインドを背負った形でのスタートとなりました。しかし、会社側は営業利益ベースで前期比69.2%増の230億円という通期計画を据え置いたまま。瀬戸健社長は「損失を惜しまずに、どんどん投資していく」と、強気の姿勢を崩していません。瀬戸社長とRIZAPの自信の裏には、何があるのでしょうか。8月13日に開かれた第1四半期の決算説明会でのやり取りから、探ってみたいと思います。
その遺言書待った!作成から始まる親子の仁義なき戦い
夏の相続特集~第3話~
大事なことだけれど、どうしても敬遠しがちな“相続”の話。これまで、「名義預金」と「事業承継」について見てきました。最終回の第3話は「遺言書」のお話です。数年前の終活ブーム以降、書く人が徐々に増えている遺言書。しかしその内容によっては、遺族間の争いの元になることもあるようです……。
見るべきは「値上げ力」、物価停滞期の注目企業とは?
値上げできる企業、できない企業
食品や外食などでの値上げが目につく反面、スーパーでは値下げの動きが広がっているようです。日本経済新聞によると、足元で6割超の品目が1年前より値下がりし、値下げされた品目の割合は約4年ぶりの大きさになったとのことです。人件費や原材料価格の上昇を背景にメーカーなどが値上げを打ち出したものの、消費者の節約意識は高く、その板挟みとなったスーパーは集客のために結局、値下げをせざるをえなかったというのが実情ではないでしょうか。実際、アンケート調査によると(明治安田生命による4月調査)、節約を意識している人は全体の8割にも上っており、モノやサービスの価格動向に敏感になっていることがわかります。しかし、その中でも順調に値上げをしている企業もあります。値上げを実現させるには、一体何が必要なのでしょうか?
趣味の旅行に年70万、年金暮らしになっても続けたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。子どもが2人とも独立し、これから老後資金をしっかり貯めていきたいと考えています。しかし、家計は毎月赤字でボーナスから貯蓄をしている状況です。趣味の旅行を老後も続けていきたいのですが、今の貯蓄で足りるとは思えません。老後への備えとして、今年からつみたてNISAを始めたのですが、他にアドバイスをいただけますか。〈相談者プロフィール〉・男性、55歳、既婚(妻:54歳・専業主婦)、子ども2人(25歳・23歳)・職業:会社員・手取り月収:38万円・年間ボーナス:100万円×2回・預貯金:1,500万円・退職金(予定):2,000万円【家計の内訳(45.5万円)】・住宅費(賃貸):15万円 ・水道光熱費:1.5万円・生命保険:2万円(医療保障と死亡保障500万円)・食費:7万円(外食含む)・通信費:2万円(携帯×2、自宅回線)・教育費:2万円(一時的にかかる費用は貯蓄から)・日用