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ECで異例の売れ行き、「スーツ作業着」爆売れの秘密
機能性スーツと何が違う?
「EC(ネット通販)と相性が悪いといわれているスーツでありながら、1ヵ月でこれだけ売れたのは、この商品が初めてです」。ファッション通販サイト「ロコンド」の担当者は、こう言って舌を巻きます。今、同サイトのメンズアパレルで大ヒットを記録しているのが、オアシススタイルウェアが手掛ける「ワークウェアスーツ」という商品です。「スーツに見える作業着」として春先にさまざまなメディアで取り上げられたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。ロコンドで4月3日から本格販売を始めたところ、1ヵ月累計で約500点を販売。「スーツでもなく、作業着でもない、新たなファッションカテゴリーが作られている感触です」と、前出のロコンド担当者は語ります。いったい、この商品の何が多くの人を引きつけているのでしょうか。人気の裏側には、スーツ作業着の開発秘話が潜んでいました。
親名義のマンション、不要な税金を払わず名義変更するには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する伊藤英佑氏がお答えします。20代のときに、親と折半で1,600万円の中古マンションを購入しました。名義は父で、現在、毎月4万円を父に家賃として支払っています。固定資産税、管理費、火災保険は父が支払っています。ローンは残っていません。父が70歳になるので、名義を私に変えた方がいいのか悩んでいます。もし名義変更をしたら、私が贈与税を支払わなければならないのでしょうか。実質800万円以上は父に払いましたが、マンションを購入する際に父だけの名義にしているので、実際に支払ったという証明ができない状態です。父が亡くなるまで、4万円を払い続ける方がよいのでしょうか。今後の手続きは、どうしたらいいのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、39歳、未婚、一人暮らし・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯月収:15万円・毎月の支出目安:15万円
ローリターンでローリスク?「月3万円ビジネス」の始め方
会社とお金に依存しない生き方にシフトするには
早出しても残業しても、たいして増えない収入。「毎月、もう少しだけ収入があったらいいのにな~」そう思っていませんか? 日本型雇用が崩れつつある今、政府も「副業容認」に大きく舵を切りました。副業に関心のあるあなたのために、ローリターンだけれどローリスクな「月3万円ビジネス」を提唱する、発明家にして工学博士の藤村靖之さんにお聞きしてきました。
3年半ぶり高値、「原油高」は私たちの生活にどう影響?
相場と日常生活への影響をチェック
最近、車のガソリンを入れに行くたびに、ガソリン価格の上昇を実感します。その背景には原油価格の上昇があるわけですが、今回はこの原油価格の上昇が今後も続いていくのか、原油価格の上昇は私たちの生活にどのような影響を与える可能性があるのか。それらを考えるためにいくつかの視点から分析をしていこうと思います。
初の政権交代、「マレーシア経済」の行方はどうなる?
マハティール氏が返り咲き
5月9日、マレーシアでは下院(代議院)選挙が行われ、マハティール元首相率いる野党連合の希望連盟(PH)が与党連合の国民戦線(BN)を破り、総議席数の過半数(222議席のうち122議席)を獲得しました。下院選挙の結果を受けて、マレーシア独立後初となる政権交代が実現し、マハティール氏は2003年以来15年ぶりに首相の座に返り咲きました。今回は、マレーシアの政権交代後の経済見通しについて考えてみたいと思います。
50代は老後準備のラストスパート!「100-自分の年齢」の法則
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫と、あと少しで教育費が終わる子供2人と、義母で暮らしています。現在、資産が2,400万円ほどあります。内訳としては1,800万円が証券会社の投資、その他600万円が定期になっています。日経平均が7,000円台の時に4割近く目減りした時代もありましたが、最近は戻ってきました。その経験からか、老後資金として考えているため、少々投資に充てる資金が多過ぎるかな思っている次第です。プロの目から見てアドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・女性、52歳、既婚(夫:52歳・会社員)、子供2人・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:50万円・毎月の支出目安:50万円
結果を出すリーダーは部下を評価しない?相手を安心させる秘訣
チームを動かすために必要なこと
社員20名のベンチャー企業を皮切りに、ミスミやリクルートでキャリアを積み、現在は人材育成や組織活性化を中心に数々の大手企業をコンサルティングしている中村一浩さんは、自らの経験から、ビジネスリーダーの “理想像”に行き着いたそうです。それは、「メンバーの言動に対し、すぐに評価を下さない」ということ。リーダーの役割は部下を指導し、評価することのはず。中村さんの真意はどこにあるのでしょうか。著書『なぜ、「すぐに決めない」リーダーが結果を出し続けるのか』の第1章「メンバーのパフォーマンスを最大化する」から、その一端をピックアップしました。
素人でもデキる「トンデモ弁護士」見極め“マル秘テク”
これを見れば“懲戒歴”が丸裸
51歳の元弁護士の男性が4月下旬、警視庁に逮捕されました。容疑は業務上横領です。昨年10月に弁護士資格を失っているので「元弁護士」ですが、弁護士をしていた時に依頼人に渡すべき5,320万円を着服した、というのが逮捕容疑です。本人も認めているそうで、これ以外にも同様の余罪があるらしいと報道されています。ごく普通に生活していて弁護士が必要になることなど、一般市民にはほとんどないと思いがちです。しかし、親が死んで相続が発生したけれど、兄弟・親族間で争いが起きてしまった、親が認知症にかかり成年後見人が必要になった、といったことは誰にでも起きうることです。お隣さんとの不動産トラブルも珍しいことではありません。とはいえ、有能かつ誠実な弁護士にたどり着くのは本当に大変で、これといった処方箋がないというのが現実でもあります。それでも、最低限度のリスクヘッジは可能です。一体どうすればいいのでしょうか。
貿易摩擦問題は“オオカミ少年”で終わる?
米中の貿易摩擦問題を考える
米中の貿易摩擦問題をめぐるドナルド・トランプ米大統領の発言を振り返ると、イソップ寓話に出てくる「オオカミ少年」を思い起こさせます。貿易戦争(注1) への進展を連想させる発言を繰り返しながらも、一方で、深刻な事態には至らないような動きも垣間見えます。当初はこの問題に衝撃を受けた市場関係者も、実際には深刻な事態にならないのではと思い始め、次第に過激な発言に慣れていく状況が「オオカミ少年」と類似しているようです。トランプ大統領の当面の目標は、11月6日の米中間選挙(注2) で勝つ(共和党が勝利する)ことでしょう。そのため、「中国によって米国内産業が痛めつけられ、貿易赤字が膨らんでいるほか、知的財産権なども侵害されている。よって、国内産業を保護する姿勢を強めれば、共和党支持が増えるだろう」と目論んでいる可能性はあります。3月1日には、中国製品を念頭に鉄鋼とアルミに追加関税を課す方針を表明。3月22日には、最大600億ドル相当の中国製品に制裁関税を課す大統領令に署名。4月5日には、1,000億ドル相当の中国製品への追加関税の検討を米通商代表部(USTR)に指示するなど次々と強硬策を打ち出し、中国
離婚の前に知っておきたい、シングルマザーのお金のこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。先月に子供を出産しましたが、現在、離婚を前提に別居中です。実家に身を寄せています。今は働けないので、貯金を切り崩して生活しています。実家なので最低限の費用しかかかっていません。夫からの生活費の仕送りはありません。離婚するとシングルマザーとして、市からの助成金がもらえると思いますが、子供のことを考えると離婚を急がない方がいいのかなとも考えています。経済的にはどちらの方がよいのでしょうか。また、子供が生まれたので学資保険を考えてます。正直、あまり余裕もないので、まだ検討中なのですが、将来のためにはやはり加入した方がよいでしょうか。よろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、26歳、既婚、子供1人・職業:無職・居住形態:両親の持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:20万円弱・毎月の支出目安:8万程度(通信費、食費、赤ちゃん用品、病院代)
お金のプロのリアルな財布の中身。現金いくらでカードの枚数は?
FPの日常のお金の管理術を公開
お金をどのように使うかは、その人の生活習慣そのものです。目に見えるお財布の中身は、マネー習慣が如実に表れます。改めて自分のお財布を確認してみると、決して100点満点の理想的財布とは言えず反省点も……。しかし、悪いマネー習慣は直す必要がありますが、それほど致命的でないなら、寛容な心で受け入れてもいいのではないかと思っています。ファイナンシャルプランナー(FP)として活動する筆者のお財布の中身、参考にしていただければ幸いです。
総額6.8兆円、武田薬品はなぜ巨額買収に踏み切った?
シャイアー買収の戦略的意義
かつてないほどの巨額買収のニュースが飛び込んできました。日本最大の製薬会社の武田薬品工業がアイルランドの製薬会社シャイアーを620億ドル(約6.8兆円)で買収するというのです。製薬業界では世界の大手による寡占化が進んでいて、このままでは日本勢はその流れから取り残されてしまうのではないかと懸念されていました。今回の買収発表で、武田薬品工業の世界の中でのポジションはどう変わるのでしょうか。
「共働きだからなんとかなる」で貯金ゼロ、リボ払い残高25万
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。共働きのため、今までなんとかなるだろうと貯金をしてきませんでした。息子が中学になり成績が振るわないため塾に通うことになりましたが、今までの浪費癖に加えて、子供の教育費がかさみ、毎月赤字。息子は今後、私立の高校か通信制の高校に通う予定なので、さらなる教育費の圧迫にやっと危機感を覚えました。現在、住宅ローンがあと8年、車のローンがあと2年残っています。主人は高齢のため、働けるのもあと10年ほど。浪費癖があり、毎月15万円ほどのカード支払いがあり、他にもカードのリボ払いが25万円ほど残っている状態です(私が転職したばかりで収入が減ったため、リボ払いを利用してしまいました)。今後の家計のやりくりについてアドバイスください。〈相談者プロフィール〉・女性、42歳、既婚(夫:55歳・年収280万円)、子供2人(中2・小5)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯年収:550~600万円・毎月の支出目安:40~43万円
作業15分!おやつレシピ「バナナキャラメルマフィン」
材料さえあればちゃちゃっと簡単
休日はお出かけも楽しいけれど、なーんも気兼ねないおうちの中で、のんびりおやつ作りをして過ごすのもまた贅沢。たまったお家のことを片付けている合間に、作業時間15分。材料さえあればちゃちゃっと作れる簡単レシピ。今日はバナナをキャラメリゼして、さらにおいしく変身させてみましょう。キャラメリゼしたバナナは中にも一つ、上からもう一つ。潰すこともしないでいいからとっても楽チンで存在感抜群!ですよ。
月収20万のシングルマザー「人生の3大資金」に備えるには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。シングルマザーで、今は子供と2人でアパート暮らしをしています。家賃は6万円ほど。私の貯蓄は800万円ほどあります。母から相続時精算課税制度を利用して2,000万円を受け取る予定で、それを頭金に2,500万円ほどの家を建てる予定です。自分の貯蓄には手をつけず、母から受け取るお金を頭金にして、足りない分は私がローンを組んでアパート家賃分程度の返済にして払っていくつもりです。ただ今後、収入が増える見込みはなく、子供が現在中学生のため教育費もまだまだかかるはずですし、老後が心配です。ネットのライフプランのシミュレーションなどをしてみた所、60歳で貯金が底を尽きるという結果で、どうしたらいいのか分かりません。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、未婚、子ども1人・職業:会社員・手取りの世帯月収:20万円 ・毎月の支出目安:20万円
ネット銀行だけじゃない!銀行ネット支店のおもしろ命名
お金のことば22:銀行のネット支店名
「ネット専業銀行の支店名が面白い」という話は、ネットの経済系メディアでよく見かける話題のひとつです。例えば住信SBIネット銀行の場合は、イチゴ支店やブドウ支店などの果物シリーズ。セブン銀行の場合は、マーガレット支店やフリージア支店などの花シリーズ。楽天銀行の場合は、ジャズ支店やロック支店などの音楽ジャンルシリーズを採用しています。このような支店名が必要とされるのには大きな理由があるのだそう。銀行同士でお金のやり取りをするシステム(全銀システム=全国銀行データ通信システム)の仕様上、たとえ実際の支店を持たない銀行であっても「支店名」が必要となるからです。さて以上はあくまでネット「専業」銀行の話でしたが、それとは別に「既存の銀行が通常の支店とは別にネット支店を設ける」事例も増えています。そのようにして誕生したネット支店――その中でも、とりわけ地方銀行(地銀・第二地銀)のネット支店――の名称にも、実は面白いネーミングがたくさんあるのです。
全国初、「WAONでバス運賃決済」はどこまで広がる?
北海道の3社でスタート
電車やバスに乗る場合、電子マネーは「Suica」や「PASMO」を使うのが当たり前――。そんなこれまでの常識に変化が起きるかもしれません。流通大手のイオンは5月11日、同社が展開する電子マネー「WAON」でバス運賃を決済できるサービスを、北海道のバス会社3社で順次スタートさせると発表しました。区間をまたぐごとに運賃が加算される多区間運賃路線において交通系ICカード以外の電子マネーで決済するサービスは、全国でも初めてだといいます。今回の取り組みはどんな立て付けで、利用者にはどのようなメリットが考えられるのでしょうか。イオンの戦略をひも解いてみます。
社会人1年目「給与だけでは不安。第2第3の収入源がほしい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。社会人1年目で、どのように資産形成していけばいいのか分かりません。支出は個人的には多くない方だと思います。まずは目標100万円を貯めて、それをすべて株式投資に回そうと思っています。また株以外の投資知識があまりなく、投資信託やNISAなど名前は聞くものの、どこから手をつけていいかわかりません。社会人1年目が言うことではないかもしれませんが、今のお給料だけでは正直将来が不安です。給料以外に第2、第3の収入がほしいと思っています。30歳になるまでに、給料に加えて第2、第3の収入で、年間収入1,000万円を達成したいのですが不可能でしょうか(株は得したり損したりすることもあるので一概には言えないかもしれませんが…)。また、もし、達成できる可能性があるのなら、株、FX、不動産など、何をいつから始めるのか、始めるまでにどれくらいの資金を用意すればよいのか教えてください。〈相談者プロフィール〉・男性、23歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸