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赤字の投資用マンション、繰上返済と売却どっちがいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。大きい貯金ができたので投資資金に回しているのですが、投資用不動産のローンの利息と保証金を毎月払い続けている状況です。今後も投資は続けていくつもりですが、利息を抑えるために、現在の低金利下でもまず繰り上げ返済をするほうがよいのか、それともほかの投資に資金を回すべきかが判断できない状況です。国内不動産のみに偏った資産形成には否定的なため、むやみに物件を増やしたくはありません。状況によっては、不動産の売却も考えております。最適な資産形成についてアドバイスをいただければと思います。現在の資産状況は以下のようになります。【現在の収入と支出の傾向】収入:年収2,000万円(自営業)、妻は専業主婦です支出:月あたり合計60万円~80万円内訳:家賃10万円、社会保険・年金8万円、事業関連の出費(書籍や移動費など)10万円~30万円程度、その他諸々で30万円程度。【今後の収入金額と予測される支出】今後、子供が増えないかぎり、出費は減る傾向にあると
家計は“粗く”把握でいい まず「見える化」すること
お金との向き合い方をどうする?【前編】
9月30日に開催されたマネーフォワードとマニーク共催「私らしく生きる。女性のためのライフ&マネーセミナー」で、金融ワカラナイ女子のためのコミュニティ「きんゆう女子。」を運営する鈴木万梨子氏と、マネーフォワードの瀧俊雄が対談しました。鈴木氏も瀧も「お金と使う人の垣根をなくす」という意味で、目指すゴールは同じ。では、両者が考える「これからのお金の向き合い方」とはどのようなものでしょうか。
親の言うことを聞けば聞くほど、お金が減っていく理由
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観・人生観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、中野晴啓著の『お金のウソ―親の常識は、これからの非常識!』をご紹介します。
ハンバーガー戦国時代、勝ち残りのカギは「〇〇感」?
主要チェーンの商品を比較分析
ハンバーガーチェーン各社が出店攻勢を計画しています。背景にあるのは、どうやら最大手であるマクドナルドの復活。でも、客層の中心を占める若年層は減少傾向にあります。はたして、各社の思惑は吉と出るのでしょうか。主要チェーン各社の定番商品の比較から、ハンバーガー市場の現状を分析。成長のカギがどこにあるのか、考えてみましょう。
「ふるさと納税」したら確定申告しなきゃダメ?
全額控除になる上限額にも注意
楽しみながら自治体を応援できるのが魅力の「ふるさと納税」。自分が寄付したお金がその地域のために役立っていると思うと、うれしいですよね。そして、返礼品として地元の特産品などお礼がもらえるところも多くあり、どの自治体を選ぼうかなと、わくわくしますね。自分が住んでいる町でも、故郷でも、単純に応援したいと思う町でも、返礼品がすてきな町でも……いくつの自治体にでも、いくらでも寄付することができます。“納税”ということばが使われていますが、本来の定義は「寄附金」です。そのため、額に応じて所得税・住民税が減額されます。ただし、ふるさと納税を行うと自動的に税金が減税されるわけではありません。確定申告が必要になる場合があります。今回は、ふるさと納税したときの確定申告についてご説明しましょう。
FPに家計相談したら教えてくれることって? 費用も知りたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。世の中には「ファイナンシャルプランナー」という方がたくさんいらっしゃいますが、ごく一般の主婦でも家計をチェックしてもらうことができるのでしょうか? いくらかかるのかわからないため、まだ一度も専門家の方に相談したことはありません。どのようなアドバイスをいただけるのでしょうか? また、最初はセミナーに参加したほうがよいですか。それとも個人的に相談したほうがよいのでしょうか。(30代後半 既婚 女性)
手間をかけても実は意味なし!? 本当に効果ある節電を
待機電力カットよりも大切なこと
「家計のために少しでも電気代を節約したい」「エネルギーの無駄遣いは環境のためによくない」など、さまざまな理由で節電を意識している方は少なくないと思います。しかし、実際に自分がしている節電が本当に効果があるのかを理解し、その結果に満足している方はそう多くないでしょう。間違った対策をしている人もいるかもしれません。今回は“本当に効果ある”節電対策について考えてみたいと思います。
価格沸騰の首都圏マンション、「狙い目エリア」はココだ
住宅選びの基準に変化の兆し
首都圏の新築マンション販売が失速しています。2017年度上半期(4~9月)の供給戸数は前年同期と比べて3.6%の減少。契約率も「好不調の目安」とされる70%を下回りました。資材価格や職人の人件費が上昇し、1戸当たりの販売価格が高騰したことが原因です。では、今のマンション市場は「買い」ではないのでしょうか。必ずしも、そうではありません。値引きしてもらいやすいマンションのタイプや、購入後も資産価値が落ちにくいエリアは存在します。今の市場環境で「狙い目」はどんな物件なのでしょうか。
副業で確定申告が必要な人・不要な人 気になる点を解説
知っておきたい確定申告のイロハ
これまで社員の副業や兼業に厳しかった企業でも、最近は副業を認めるところが増えてきました。今では就職や転職する際にその企業が“副業OK”なのかどうかが、「判断の重要な基準になっている」という方もいます。実際に、平日は会社員として働き、土日などに副業をする方が増えています。そこで気になるのが「確定申告」です。副業での収入は一体どのように扱えばよいのでしょうか? 実は、副業収入の申告方法は所得金額や種類によって異なります。今回は、副業収入で代表的な「事業所得」「給与所得」「雑所得」の3つについて解説します。
綱渡りの家計で将来不安、家賃は収入の3分の1で大丈夫?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。家賃と投資の2点について相談させてください。(1)家賃について今の家賃が高過ぎるのか、妥当なのかがわかりません。将来的にもう少し広い家に住みたいのですが、どのくらいの年収ならいくらまで出せるのか、住宅ローンを借りて家を買った方がいいのか、なにもわからない状態です。アドバイスがほしいです。(2)投資について長期投資を始めたいけど、開始していい状況か、また投資してもよい金額がいくらなのかがわかりません。【現在の状況】私:27歳、手取25万円程度妻:25歳、扶養の範囲でパート予定最近転職を機に上京していますが、想像以上に家賃が高くてびっくりしています。時間もなく、とりあえず賃貸アパートを選びましたが、将来やっていけるのか不安です。【家計】家賃11万円・食費3.5万円・貯金4万円・電熱費・通信費2万円・妻の小遣い2万円程度・私の小遣い1万円程度保険は収入保障保険のみ、年間3万円(補償額月15万円を25年)ボーナスの半分を貯金、残りでほし
貸出件数が5年で8倍、レンタルヤギが一般家庭に人気の理由
除草目的以外に癒しを求める声も
ヤギがレンタルできるのを知っていますか?放し飼いにして雑草を食べてもらうといった目的で利用される「除草ヤギ」。そのサービスを利用するのは、意外なことに一般家庭が多いそうです。
アマゾン、セブンに挑む「速配IT八百屋さん」の勝算
3タップで生鮮有機野菜を宅配
食品宅配市場が広がりを見せています。最近では、ネット通販大手のアマゾンが4月に生鮮食品の宅配事業をスタート。流通大手のセブン&アイホールディングスも11月から同様のサービスを始める予定です。そんな大手参入で活気づく生鮮食品の宅配市場にあって、ネット通販としては驚異的なリピート率を記録。今年1月のリリースから1年足らずで、月商が当初の10倍と急拡大を続けているベンチャーがあります。リピーターの心をとらえて離さない「IT八百屋さん」の魅力は、どこにあるのでしょうか。
現金主義で大丈夫? “物価上昇にも対応”できるお金の貯め方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。質問が2つあります。ひとつは、20代の妻が投資に関して無関心、いや、むしろ、毛嫌いしていることです。資産は少しずつですが、確実に増えているのですが、妻は「いつどうなるかわからないことにお金を使うなんて。今、確実な現金があるんだから、そんなことしなくたっていいじゃない!」といった具合です。私が「老後のため」「余裕ある生活を送るため」などと必要性を説いたところで、まったく理解してくれません。わかってもらえるような方法はあるでしょうか?もうひとつは、投資法の変更についてです。今まで株式投資を中心に行っていましたが、自身の年齢も考え、そろそろ不動産投資に切り替えようかと考えています。区分所有のマンションから始めようと思っています。資金として、現在の株式1,000万円をすべてを頭金にするのか。それとも株式を半分残して500万円程度の頭金にするのか。あるいは、ほかによい案があればアドバイスをお願いします。また、現在は自宅マンションの住宅ロー
台湾のウユニ塩湖「高美湿地」で憧れの“鏡張り体験”
現地担当者おすすめ話題の観光スポット
鏡張り体験といえばボリビアの「ウユニ塩湖」。誰もが知っている有名なスポットですが、なんと台湾にも“アジアのウユニ塩湖”が存在するんです。今回はアジア・台湾のウユニ塩湖こと「高美湿地」についてご紹介します。
“全部おまかせ”のロボアドバイザー投資は得か損か?
人気ツールの強みと弱点を徹底解説
何もしなくてもすべておまかせで、自分に合った国際分散投資ができる「ロボアドバイザー投資」。若い世代を中心に口座数を伸ばしている新しい投資ツールですが、本当に有利な資産運用ができるのでしょうか。ロボアドバイザー投資のメリットやデメリット、選ぶポイントについて解説します。
小売業界で独り勝ち、百貨店はなぜ“復活”したのか
インバウンド消費は「第2幕」へ
百貨店の販売が好調です。日本百貨店協会が発表した9月の全国百貨店売上高は4,351億円(全店ベース)で、既存店(開業から1年以上が経過した店舗)の販売は前年同月に比べて4.4%増加しました。コンビニが4ヵ月連続、スーパーも2ヵ月連続で前年同月の売上高を下回る中、唯一健闘した感のある百貨店。このところ、コンビニや専門店に客を奪われて衰退しているイメージもありましたが、再び元気を取り戻しつつあります。何が百貨店の復活を支えているのでしょうか。
30代共働き夫婦 世帯年収850万 子供の教育費を考えた家計管理の方法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。投資と貯蓄の方針についてアドバイスがほしいです。【現在の状況】世帯年収:850万円(夫500万円・妻350万円)月間支出:40万円弱(住居は賃貸、都内在住)※住居購入は考えていません貯蓄:800万円投資:0円家族構成:夫32歳、妻32歳、子供2人(2歳と0歳)※子供はあと2人ほしいです親族(夫):両親、兄(既婚子有り、親別居)、妹(シングル子有り、親同居)親族(妻):両親、姉(既婚子有り、婿養子、親同居)※両親はともに関東の田舎に在住です【現状認識と将来のリスク】現在の年収を維持できれば、将来的にもそれほど金銭的な苦労はなく過ごせるという認識です。現金貯蓄は十分にあるので、今後は投資に回していくのがよいかと思っています。ただし、ある程度の知識が必要な不動産投資や為替取引、特定銘柄の株式購入はハードルが高いと思っています。また、将来的なリスクとして以下を想定しています。・会社の業績不振による、妻の失業の可能性・子供が増え、私学へ進
知名度ゼロから、累計200万部のベストセラーへ
『キミスイ』に学ぶ、ネット時代の夢の叶え方
累計200万部を超えるベストセラーになった青春小説『君の膵臓をたべたい』。2015年に刊行された同作は、2016年には年間ベストセラー第1位(※)を達成、本屋大賞第2位を受賞。2017年夏には映画化もされ、大ヒットを記録しました。2018年には、劇場アニメの公開も決定しています。この『君の膵臓をたべたい』は、今や大人気作家となった住野よるさんのデビュー作。文学賞に投稿するも落選、ひっそりと小説投稿サイト『小説家になろう』に投稿された本作には、出版が決定した当時、知名度も文学賞の受賞経験もありませんでした。そんな状態から、いかにして国民的ベストセラーになったのでしょうか。『小説家になろう』を通じて住野さんに書籍化を打診、大ヒットに導いた双葉社の編集者・荒田英之さんに、その舞台裏について伺いました。※【単行本フィクション部門】(日販調べ)