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市場関係者も意識する「水星逆行」、投資家は期間中どう向き合えばいいのか
トレンドの転換期になりやすい
今年3回目の水星逆行が10月2日(日)に終了しました。水星逆行とは、水星が通常の公転軌道と逆方向に動いて見える(実際には順行している)現象のことです。この水星逆行の期間中は株価の乱高下が激しくなる、トレンドの転換期になりやすい、などというアノマリー(相場の経験則)があります。少なからず世界の株式市場に影響があるといわれていて、普段星の動きに、ほぼ興味がない市場関係者でも、この期間だけは意識して覚えている方が多いように思います。それは過去、水星逆行中に起こった事を挙げると頷けるかもしれません。
季節のおやつ「糖衣さつま」
秋はやっぱりさつまいも
実りの秋。秋の野菜と聞いて思いつくものは、やはりさつまいもではないでしょうか。焼いても蒸しても揚げても美味しいさつまいも。今回は次から次へと口へ運んでしまうおやつ、糖衣さつまをご紹介します。大学芋と同じ作り方ですが、最後の飴の仕上げが異なります。手にくっつかず手軽にホイホイっと口に運べるので、スナック感覚で食べられます。大学芋より、人気者になるかも?!
別離した48歳会社員の男性「3年後に早期退職して夢だった海外暮らしを実現させたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、48歳、会社員の男性。3年後に早期退職をして、夢だった海外暮らしを10年ほどして日本に戻りたいという相談者。資金は足りるのでしょうか? また注意することは? FPの飯田道子氏がお答えします。
ビールと相性ばっちり!「いかとセロリのナンプラー炒め」
調理時間は15分
ナンプラー香る♪いかとセロリのナンプラー炒めのレシピです。シャキシャキ食感のセロリとやわらかいいかが相性ばっちり! ビールのお供にばっちりのひと品ですよ。
24年ぶり為替介入は予想外ではなかった…予告していた財務官の発言とは
「今回の介入は無駄」は本当なのか?
2022年9月22日(木)に、何と1998年6月以来、24年ぶりに政府・日銀による米ドル売り・円買い介入が行われました。これは「予想外」と受け止めた方が多かったようです。その上で、効果のない無駄な行為といった否定的な見方も少なくなかったようです。ただ、どちらも「間違い」の可能性があるのではないかということを、今回は説明してみたいと思います。
日本の景気について1万以上の企業にアンケート−−「短観」にみる日本経済の見通しは?
日本銀行が行う統計調査
10月3日週の株式市場は、雇用統計の発表を前に戻す動きを見せました。しかし、世界的な金融引き締めの流れがリセッションにつながるとの警戒感は継続しており、10月中旬から本格化する米企業の2022年7-9月期決算への業績下振れ懸念も続いています。そうなると日本企業の業績や、ご自身の投資する企業株価はどうなるのかが気になるところではないでしょうか?日本企業の経済状況を短期的にみて、最近、そして今後の見通しを日本銀行がまとめたものがあるのをご存知でしょうか?今回は日本銀行が行う統計調査「日銀短観」の見方や、最新の結果についてお伝えします。
つみたてNISA、組入銘柄を見直すべき人の特徴をFPが解説
適度なメンテナンスのすすめ
2018年1月にスタートした「つみたてNISA」は、金融庁によると2022年3月末現在、口座数が約587万口座となっており、そのうち30代から40代の口座数が約54%と半分以上を占めています。つみたてNISAは、利益に対して非課税で投資ができる枠が年間40万円、非課税投資可能期間が20年と長期間を有利に運用できるため、20代の方にもオススメの優遇制度であり、2023年1月からは新成年となる18歳の方も利用できるようになります。積立投資は一度仕組み化すると、意識せずに継続できてしまいます。経済状況やライフステージ、価値観が変化していくなか、積立投資はそのままほったらかしにしておいてよいのでしょうか?今回は、つみたてNISAで購入できるETF(上場投資信託)を含む投資信託について、組入銘柄を見直すべき人の特徴などについて解説します。
58億円『ひまわり』などを残したゴッホ、生前に1枚だけ売れた絵の値段は?
偉人の年収(3)
偉業を成し遂げたあの人はいくら稼いでいたのか−−気になる方も多いのではないでしょうか?そこで、歴史エッセイスト・堀江宏樹( @horiehiroki )氏の著書『偉人の年収』(イースト・プレス)より、一部を抜粋・編集してゴッホ、岩崎弥太郎、松下村塾にまつわるお金の話を紹介します。
7兆円の価値が一週間で失われる歴史的事件。CEOは国際指名手配…暗号資産プロジェクト、テラ崩壊の理由とは?
規制の動きは長期的にはメリットも
今年5月に暗号資産市場では7兆円規模の価値が一瞬にして失われる事件が起こりました。その引き金となった暗号資産プロジェクト、テラ(Terra)について、各国当局が捜査を進めるなかでCEOら中心人物の行方がわからなくなっていましたが、ついに国際刑事警察機構(ICPO)が国際指名手配書を発行しました。テラの本拠であった韓国では彼らに対し逮捕状も出ています。テラは独自の暗号資産ルナ(LUNA)と、それによって米ドルとの価値の連動を目指すステーブルコイン、テラUSD(UST)を発行し、合わせて高利回りのレンディングサービス(保有している仮想通貨を取引所に貸し出し、利子を得られるサービス)を提供することで人気を集めていました。ところが、今年に入ってから金融市場全体が金融引き締めによって下げに転じるなか、LUNAの暴落とともにUSTの仕組みが崩壊してしまいました。テラ崩壊の事件が起きてから各国ではステーブルコインに関する議論が盛んに行われています。今回はテラ崩壊の理由を振り返りながらステーブルコインの基本についてお伝えし、各国議論を踏まえてステーブルコインの今後の見通しについても考えていきます。
6400万円の住宅ローンを組んだ共働き夫婦「支払いが始まるのが不安。どんな対策がある?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、36歳、会社員の女性。家族は38歳会社員の夫と4歳子ども。最近約6,400万円のローンを組んだばかりで、これから支払いが始まるため将来が不安になってきたといいます。どんな対策が考えられる? FPの當舎緑氏がお答えします。
円安で保険料が高くなる「ドル建て保険」。円安が進行するいまどうすべきか
まずは解約返戻金をチェック
生命保険は、万が一の場合に家族が保険金を受け取れる死亡保障です。保険料が安い保険は、亡くなった時だけお金を受け取れる掛け捨ての保険ですが、「掛け捨てはイヤ、貯蓄性も兼ね備えた保険がいい」、と考える人は少なくありません。しかし、超低金利の円建て保険では貯蓄性をあまり期待できません。そこで外貨建て、特にドル建ての保険を検討、もしくはすでに加入している人も多いのではないでしょうか。ドル建て保険で気を付けなければならないのが、為替レートの動向です。では、円安ドル高が進む昨今、どのように対応すればよいのでしょうか。
織田信長は大胆な減税で逆に儲けていた?明智光秀へのパワハラの真相とは
偉人の年収(2)
偉業を成し遂げたあの人はいくら稼いでいたのか−−気になる方も多いのではないでしょうか?そこで、歴史エッセイスト・堀江宏樹( @horiehiroki )氏の著書『偉人の年収』(イースト・プレス)より、一部を抜粋・編集して織田信長、明智光秀、樋口一葉にまつわるお金の話を紹介します。
企業型DCとiDeCoは併用すべき? 加入するための3つの条件と知っておきたいデメリット
すぐに加入した方が良いのか?それとも…
2022年10月1日から企業型確定拠出年金(以後、企業型DC)加入者の個人型確定拠出年金(以後、iDeCo)への加入の要件が緩和されます。これにより、今までiDeCoに加入できなかった企業型DCに加入している方も加入できるようになります。
モーツァルトとドストエフスキーの共通点はバクチ?偉人にまつわるお金のエピソード
偉人の年収(1)
偉業を成し遂げたあの人はいくら稼いでいたのか−−気になる方も多いのではないでしょうか?そこで、歴史エッセイスト・堀江宏樹( @horiehiroki )氏の著書『偉人の年収』(イースト・プレス)より、一部を抜粋・編集してモーツァルトとドストエフスキーにまつわるお金の話を紹介します。
副業で開業届を出すべきじゃないのはどんな人? 覚えておきたい青色申告のメリット
赤字でも恩恵があるのか
時代は令和になり、働き方も多様化しオンラインで得られる収入や職種も増えたことから、開業する方も増えてきました。開業すると、税に関する申告手続きである確定申告を自分で行うことになります。でも、「青色申告なんてややこしいし、白色申告でも別にいいでしょ!」ですって? なんて……嘆かわしい! 違いを知らないことで、手元に残るお金がグングン減っていってしまうことがあります。本当に事業として稼いでいきたい方のために、その一歩目を踏み出せるよう、お笑い芸人で本当の税理士である税理士りーなが解説します。
受取額が積立額の倍以上になることも。「お宝保険」の正体と受給金額をアップする方法とは?
受給開始を繰下げられるか要チェック
バブル期に社会人になったひとの多くは現在60代を迎えています。社会人になったと同時に退職後に向けて、個人年金保険や積立傷害保険をすすめられ、コツコツ積立てた経験を持っています。終身雇用制が当たり前、職場に保険営業マンが自由に出入りできていた時代に、右も左もわからずに始めたであろう保険。途中で解約することなく、受取時期を迎える人の受取額は、今では考えられないような大きな額となり、お宝保険になっています。ありがたく受取る前に、もうひと手間かけることで、さらに増やす方法があることをご存知でしょうか。具体例で説明します。
為替介入の効果と生活への影響とは?日本がトリプル安となった英国と異なる点
強固な日本の財政状況
急速に円安が加速したことで、輸入物価であるエネルギーや食糧価格が上昇し、私たちの生活に影響を及ぼしています。そこで、政府・日銀は24年ぶりの為替介入を2.8兆円規模で実施しました。9月22日(木)に1ドル=146円手前まで円安が進みましたが、伝家の宝刀である為替介入を実施後は140円台まで、およそ5円の円高と円安に僅かながらブレーキをかけたようです。しかし、数日後には144円台で推移していることから、年後半も円安基調に変わりはなさそうです。また、為替介入の原資となる外貨準備は185兆円程度ですが、当然、その全てをすぐに使えるわけではないため、機動的に買える枠は17~20兆円程度と推測されており、為替介入の効果は限定的だとも言われています。円安基調に変化はないことから、物価上昇率は3%を越えてくることが予想されます。まだまだ私たちの家計に値上げの打撃が続きそうですが、為替介入の効果=ゼロではないと考えます。
株価が10倍を超えるものも。アベノミクス後の10年間で株価が最も上がった銘柄、下がった銘柄の特徴とは?
業績と株価の強い関係性
9月27日に安倍晋三元総理の国葬が行われました。第二次安倍政権が誕生したのは2012年12月で、デフレ脱却を目的としたアベノミクスと呼ばれた経済政策が行われてから今年はちょうど10年の節目となります。アベノミクスは、1.大胆な金融緩和 2.機動的な財政政策 3.民間投資を喚起する成長戦略 の3本の矢からなっていました。安倍元総理が退陣されてから菅政権、現在の岸田政権までアベノミクス路線は踏襲されており、その影響は現在も大きく残っています。本稿ではアベノミクス前と現在とを比較して10年間の日本経済や株式市場の変化についてご紹介します。