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54歳で3300万貯めた独身女性「お金を残す必要がない。いくらまでなら使って大丈夫?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、54歳、独身、会社員の女性。今年ローンを完済し、投資と現金の総額で3,300万円を貯めた相談者。子どもにお金を残す必要もないので、旅行やリフォームである程度お金を使いたいとのこと。いくら使い、どの程度残せば良いのでしょうか? FPの飯田道子氏がお答えします。
「通貨の王様」米ドルのおさえておきたいポイント、有事で為替はどう動くか?
通貨の特徴を正しく理解する〜米ドル編(1)
「間違いだらけのFXトレード」から卒業するためには、主だった通貨の特徴について正しく理解することも重要だと思います。そこで、それぞれの通貨の特徴について説明したいと思います。最初はもちろん世界で最も多く取引されている通貨、その意味では「通貨の王様」という存在、基軸通貨(キー・カレンシー)の米ドルです。
日本は花王1社のみ−−25年間連続増配の“配当貴族”とは?米国の配当貴族への投資の仕方
ETFとは違うETNの注意点も
配当貴族という言葉をご相談ですか? 配当貴族とは、長期にわたり毎年配当を増やしている企業を指します。米国ではS&P500の構成銘柄のうち、25年間連続で増配を続けている銘柄を集めて算出した「S&P500配当貴族指数」というのが有名です。連続増配をしているということは、株主還元をしっかりと行う経営方針をとっている、といえます。加えて25年以上続けて配当を増やせていると言う事は、リーマンショックや、チャイナショック、コロナショックなどでも配当を増やし続ける力があったと言うことで、安定した利益を得られるビジネスモデルを持ち、財務もしっかりしているなどの条件を兼ね備えている企業といえます。そのような企業で構成される配当貴族指数は、暴落の際でも戻りが早い傾向にあるので、投資家にとって覚えておく価値があるでしょう。
始めるためのハードルはどっちが高い? ETFと投資信託の2つの違い
投資信託が何かも見直そう
NISAやiDeCoなどで使われることが多い投資信託。それと似たような仕組みでETFがあります。このETF(上場投資信託)はどんなものなのか。投資信託との違いはどこにあるのかを確認します。先に違いを書きますが「ETFは投資信託が上場したもの」です。この表現で理解できるひとは以下を読む必要はありません。
値上げ続きのいまこそ知りたい、インフレに強い資産、弱い資産とは?
円以外の資産を持つこと
ガソリン代や電気代、スーパーの食料品や大手外食チェーンのメニューなど、価格上昇のニュースが絶えません。全世界的に起こっている物価の上昇(インフレ)は、すでに私たちの生活に影響を及ぼしています。緩やかなインフレは経済の成長に必要な要素とはいっても、ここ最近の急激な物価上昇には、将来に対する不安を感じる方も少なくないでしょう。そこで今回は、インフレ時に自分の資産を守るための考え方や具体的な方法を、いくつか紹介していきます。
個別株、ETF、投資信託…FIREを目指すなら何に投資すべきなのか
ゆるFIRE(3)
FIREを目指したいけれど、何に投資すればいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか?そこで、ブログ「アラサーdeリタイア」の管理人・ちー( @chii_life )氏の著書『ゆるFIRE 億万長者になりたいわけじゃない私たちの投資生活』(かんき出版)より、一部を抜粋・編集してFIREを目指すための投資方法について解説します。
「私にもしものことがあったら夫はいくら遺族年金を受け取れる?」54歳パート妻の心配
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、54歳、パートの女性。自分に万が一のことがあった時、自営業の夫がいくらくらい遺族年金を受け取れるのか知りたいと言います。また、夫は窓口対応が苦手なため、できる対策を講じておきたいとのこと。公認会計士・税理士の伊藤英佑氏がお答えします。
県民割でお得に旅行する方法をFPが解説、最大7000円分もらうために必要なこととは?
PCR検査は無料で受けられる
観光支援事業としてスタートしたお得な「県民割」キャンペーンは、7月前半に全国へと拡大される予定でしたが、コロナ感染拡大を受けて延期する方針が発表されました。状況が変わりがちな県民割ですが、これから旅行したい人に向けて県民割の内容や使い方など、注意点を含め知っておきたい情報をまとめました。
FIREを目指す人が取り組むべき副業とは?副業選びで重視すべきポイント
ゆるFIRE(2)
FIREを目指す上で、収入を増やすことは重要な要素になります。その収入を増やす手段のひとつに「副業」があります。そこで、ブログ「アラサーdeリタイア」の管理人・ちー( @chii_life )氏の著書『ゆるFIRE 億万長者になりたいわけじゃない私たちの投資生活』(かんき出版)より、一部を抜粋・編集してFIREに向けて取り組むべき副業について解説します。
暗号資産ヘッジファンドが破産申請−−相場の急落だけではない、経営が悪化した原因とは
暗号資産でお金を稼ぐ仕組みを解説
暗号資産ヘッジファンドのスリー・アロウズ・キャピタル(以下、3AC)が2022年7月、米国で破綻申請しました。3ACはビットコインやイーサリアム、ソラナ、ポルカドット、アバランチ、テラなど、昨年に価格を大きく伸ばした数多くの暗号資産プロジェクトに投資しているヘッジファンドです。2022年に入ってからはテラ騒動が起きて以降、相場の急落を受けて経営状況が悪化しました。暗号資産ヘッジファンドは米ドルなどの法定通貨で暗号資産プロジェクトに投資して、そのプロジェクトが発行する暗号資産を代わりに受け取ります。暗号資産が値上がりしているときにはそれを売らずに保有したまま、暗号資産レンディングサービスなど、さまざまな手法で運用します。 なぜ好調であったはずの3ACは破綻にまで追い込まれてしまったのか−−相場が急落した影響はもちろんありますが、それには暗号資産レンディングサービスなどを利用する上でのリスクが大きく関係しています。今回は暗号資産を預け入れてお金を稼ぐ仕組みとその注意点について、3ACの問題を読み解きながらみていきましょう。
止まらない円安、物価高、金利上昇の不安…個人でできる資産運用の対策は
円安だから外貨をもつはNG?
本稿を執筆している2022年7月11日に1ドル137円を突破しました。約24年ぶりの円安ドル高水準です。為替レートは、2021年9月後半から、原油をはじめとする原材料高騰、ウクライナ侵攻、ドル金利上昇による日米金利差拡大など様々な要因により、急激に円安に進んできました。なかでも大きい要因は日本と米国の金利差拡大です。米国が金利を上げる一方で、日本は金利を上げないでいると、ドル金利と円金利の差が大きくなります。すると、投資家は「円で運用よりも高金利がもらえるドルで運用した方が有利なので、ドルが欲しい」と考えます。1ドル137円が適正かどうかはさておき、日米の金利差から考えれば、円安ドル高が今後も続くとみて良さそうです。今回は、円安、物価高、金利上昇の中で、個人でできる資産運用の対策を考えていましょう。
ゲリラ豪雨に、火災保険はどこまで補償してくれる? 見落としがちな「家財」の破損は意外と高額となることも
万一ではない災害に備える
数十年に一度ともいわれる大雨、今までに経験したことのない強風など、局地的に激しい気象に見舞われることが多くなりました。避難勧告が出た場合は直ちに非難することが第一ですが、自宅や家財に被害が及んだ場合、すぐ必要になってくるのは、生活再建の費用です。火災保険に入っているからなんとかなる? では補償の内容は万全でしょうか?
ゆるFIREを実現した「アラサーdeリタイア」管理人が明かす、実際に必要な資産額
ゆるFIRE(1)
経済的自立を確立し、早期退職を目指す「FIRE」(Financial Independence, Retire Early)が注目を集めていますが、どのように実現させていくものなのでしょうか?ブログ「アラサーdeリタイア」の管理人・ちー( @chii_life )氏の著書『ゆるFIRE 億万長者になりたいわけじゃない私たちの投資生活』(かんき出版)より、一部を抜粋・編集してFIREの基本的な考え方について解説します。
改めて知っておきたい「iDeCo」の節税効果、NISAよりiDeCoを選ぶべき人やふるさと納税との関係も
企業型DCとの違いや兼ね合いは?
前回、「NISA」(ニーサ)について紹介しましたが、もう1つ資産形成において知っておきたい制度「iDeCo」(イデコ)があります。「聞いたことあるけど、調べる時間がもったいないし、NISAで十分」ですって? 節税できるかもしれないことに気づかず、もったいないのはどっちですか! なんて……嘆かわしい!お得な税やお金の話を楽しく綴る、お笑い芸人で本物の税理士、税理士りーなです。確かにNISAの節税効果は大きいので、「お得になったし、これで十分!」と、満足してしまう方もいると思います。でも、NISAよりもiDeCoの方がお得な場合や、併用でもっとお得になるケースもあるのです。今回は、iDeCoについて、NISAとの違いも含めて解説します。
20代夫婦「家計改善、何からすれば?」貯まる仕組みづくりのはじめの一歩は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、26歳、パートの女性。27歳の夫と、1歳と3歳の子どもと暮らす相談者。これから本格的に家計改善し、貯蓄や投資に励んでいきたいところだけれど、どこから手をつけてよいのかわからず、お金が貯まらないといいます。貯蓄体質の家計の作り方は? FPの山中伸枝氏がお答えします。
手取りから老後に必要な貯蓄率がわかる?FPが考えた「人生設計の基本公式」を解説
29歳の会社員が抱えるお金の不安
29歳の会社員・大橋愛莉(仮名)さんは、数年前にSNSを中心に話題となった「老後2,000万円問題」以来、将来のお金について漠然とした不安を持っているといいます。「もうすぐ30歳になるのを機に、お金について、そして自分の人生についてもしっかり向き合っていきたい」と、ファイナンシャルプランナーをしている筆者のところに相談にきました。
事前受付を開始したiDeCoと企業型DCとの併用加入、メリットとデメリットを解説
お得になるのはどんな人?
企業型確定拠出年金加入者の老後の資産形成を加速させる「iDeCoの併用加入」がいよいよ10月から始まります。運営管理機関は7月からこの申し込みの事前受付を開始しました。この記事ではiDeCo併用加入のメリット・デメリットを解説します。
金融庁のレポートを読み解く“問題の投資信託の見極め方”
資産運用業高度化プログレスレポートを読み解く(2)
金融庁が毎年作成・公開している「資産運用業高度化プログレスレポート」の2022年版がリリースされました。前回の「「ESG投信の実態とは」投資信託を選ぶために金融庁のレポートを読み解く」に引き続き、個人が投資信託を購入するうえでの留意点について書かれた部分を取り上げたいと思います。