ウィズコロナで訪れる"ニューノーマル時代"の変化を楽しむために
新しい生活様式の中で、更に求められるリーダーシップのあり方
新型コロナウィルスの猛威により生活が一変し、ウィズコロナのニューノーマル(新たな状態や常識。避けられない変化を意味する)時代を生きるため、生活そのものの変容が求められてもいます。私たちはきっとこの変化にもうまく適応して、自分たちらしい楽しい生活を見つけられるはずです。限られた環境下で最大限の成果を出す事は一人ひとりの余暇時間も増やし、QOLを高めることにつながります。コロナ禍で働き方が大きく変化する今、自分らしい生き方を大切にしながらも、仲間と共に楽しく成果を出して働けるようにするためにはどんな組織力が必要になるでしょうか。
コロナ明け、オンライン会議が常識となる?新しい取り組みへのルールづくりとは
ニューノーマルに適応するコミュニケーションのヒント
今や世界中が頭を悩ませ、心を痛めている新型コロナウィルスの脅威。その影響は直接的な新型コロナウィルスへの罹患だけではなく、仕事へ、家庭へ、自分自身の時間へ、他者との関係性にまで大きな影響を及ぼしているでしょう。一時的な変化もある一方で、ニューノーマル(新たな状態や常識。避けられない変化を意味する)になっていく変化も多くなるであろうことが世界中で注目されています。今回のコラムではコミュニケーションの変化に着目し、ニューノーマルに適応するためのコミュニケーションのヒントになれば幸いです。
多様な生き方が許されている現代社会で"理想の自分"の描き方
自身の道を選び・創り出すために
今、自分の人生を考えるきっかけとなるワードが日本中にあふれているように感じませんか?人生100年時代、多様な働き方を実現するための副業やフレックス、在宅ワークなどの働き方改革、定年延長制度、残業時間の削減と有休休暇の取得向上…等々。これらのワードは様々な環境・背景を持つ人々が働きやすくなるための仕組み・仕掛けですが、これらを活用してくためには、多様な生き方が許されている社会で、自身がどう生きていくかの選択を日々決断していく必要もあります。今、私たちの目の前には自由と責任が表裏一体である社会が広がっているといえるでしょう。
幸福度を下げているのは自分自身?否定形を肯定形にするクセが拓く"幸福への道"
自分の力で幸せを感じる考え方のヒント
世界の幸福度ランキングで日本がとても低いと騒がれ始めて何年が経つでしょう。調査データが話題になった当初は経済や治安などふくめて比較的安定していると思われる日本において、幸福度が低くなってしまっている日本人の感覚が注目されましたが、いまや毎回の順位の低さに驚く方も減ってきた様に思えます。国連の世界幸福度ランキング2019で日本は58位/156カ国でした(※1)。この調査は国民に「どれくらい幸せと感じているか」を評価してもらった要素に加えて、GDPや平均余命、社会的支援といったほかの要素を元に幸福度を測っているため、一概に国民の感じている「幸せの感覚」としてのランキングとは言えません。しかし、国民の感覚も要素の大切な一つとして計られています。皆さんが今「どれくらい幸せと感じているか」と問われたらどう答えますか?
今の自分と未来の自分への投資のバランス…お金の不安と上手く付き合うには?
自分だから描ける未来の満足と今の満足
最近ニュースを騒がせている年金問題。働く世代にとっては耳が痛いニュースに不安を感じることも多いのではないでしょうか。コツコツ働いて払った年金が、「自分達の老後には戻ってこないかもしれない…」「2000万も貯蓄しなければいけない…」と不安を煽る言葉がいたるところに溢れています。また一方では若い世代になればなるほど、健康寿命も長くなり、100歳まで元気で生きられるという「人生100年時代」についての話題も多いですよね。"健康に長生きする"それだけ聞くと素敵な話ですが、元気であればその分楽しみたいと思うもの。ただし、楽しむとなると当然、元手が必要。そう考えると「将来、年金がもらえないなら今から節約して貯金に励まなきゃ」と今の生活の満足度を下げて未来に備える方もいるでしょう。しかし、不安を感じすぎて、今をおろそかにしすぎてしまっていいのでしょうか。自分の人生において未来の満足と今の満足のバランスを取ってあげるのは自分自身だからできることです。強い印象が残るニュースの数字に振り回されず、自分の中に目を向けてあげると少し変わってみえてくるかもしれません。
勉強は子どもだけのものじゃない、大人のための学び直し
新しい時代に向けて「学び」をスタートするヒント
平成が終わりを迎え、新しい令和の時代が始まります。元号の由来が万葉集と発表され、和歌や過去の元号について興味を持った方も多いでしょう。小さな話題から大きな話題まで、私達の耳に入ってくる情報には好奇心を刺激される情報が沢山詰まっています。日常的にあふれる学びの機会ですが、腰を据えて学ぼうとなると尻ごみしてしまったり、ついつい忙殺されてしまったりということも多いと思います。子どもの頃に大人から言われた「勉強できるのは今のうち。勉強だけしてればいいなんて幸せなことだよ」というセリフを自分が発する番と感じていませんか?でも、本当に勉強できるのは子どものうちだけでしょうか。
30代から始めたい、互いを承認し合えるコミュニケーション術
認めてほしい気持ちを満たすための最初の一歩
30代になった頃から、友人達との会話に出てくるようになった話題の一つに、「仕事で得られる達成感や自分の存在価値がプライベートで感じるそれより大きくなってきた」というものがあります。皆様はいかがでしょうか。失敗ばかりで自信を失うことの多い若手時代から少し成長し、仕事では10年ほどの経験を積んで、そろそろ責任ある仕事を任せられている人も多い年代です。仕事では自分の裁量も増えると同時に認められる機会が与えられ、そのための努力のコツとエネルギーもついてくる時期でしょう。俄然、こなせる仕事の量や達成感、目に見える成果も若手の時とは変化してきます。ただ、先輩達の背中を見ていると、出来て当たり前の範囲が広がっていて、このままでは今やっていることでは認められなくなってくるのかな…なんて不安もよぎったりもします。自分自身が認められるという環境を周囲に作ってもらうだけでなく、自ら作りだしておけると、辛い時に救われるのではないでしょうか。今回は、そのような環境づくりに役立つコミュニケーション術をお伝えします。
「仕事と私、どっちが大切?」今こそ問いかけたい"理想の働き方"
立ち止まって自分の気持ちを考えてみたら…
「仕事と私、どっちが大切?」その昔、トレンディドラマや少女マンガで使われたセリフなのか、女性の恋愛における感情を揶揄するように使い古された言葉です。時代は変わり、このセリフは女性の言葉としてピンとこなくなってきたように感じます。女性も責任ある仕事に忙しくなり、男性と同じ立場で仕事をしている今の時代、男女ともに自分自身に「仕事と自分(私)、どっちが大切?」という問いかける状況の方がしっくりきませんか?