田舎の実家を相続したが当面住む予定なし。貸す?売る?空き家問題で迷った時の解決法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、54歳の男性。山梨の実家の不動産を相続したものの、当面は住む予定はないけれど、リタイヤ後に戻るかもしれないとお悩みとのこと。FPの平野泰嗣氏がお答えします。昨年末に一人暮らしの母親に相続が発生し、長男の私が実家の不動産を相続することになりました。実家は、山梨県の甲府駅から各駅停車で数駅の所にあり、最寄り駅から歩いて20分くらいです。大学を卒業して東京に出るまでは実家暮らしだったので、私にとって思い出のある家です。リタイアする65歳くらいまでは、東京で暮らす予定なので、当分の間は、住む予定がありません。リタイア後は、都心から離れたところでのんびりと暮らすことに憧れていますが、妻にはまだ話していません。当面は、家計の足しになれば良いので、人に貸すことを考えていますが、築40年なので借り手がつくかどうかもわかりません。最近、空き家問題が話題になっていて、早く手放した方か良いのかも気になっています。【相談者プロフィール】・相談者:男性54歳、(妻52歳
40代会社員「ライフデザイン手当は現金給付か積み立てか、どっちがおトク?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、40歳の会社員男性。転職先の企業の制度である「ライフデザイン手当」を給与として受け取るか、企業型確定拠出年金として積み立てるか迷っているとのこと。FPの平野泰嗣氏がお答えします。40歳独身のサラリーマンです。この度、転職をすることになりましたが、転職先の給料の受け取り方について悩んでいます。転職先の給与体系は年俸制で、私の年俸は540万円です。年俸額の12等分を毎月の給料として受け取ります。問題は、年俸のうち60万円(月額5万円相当分)は、ライフデザイン手当として支給され、給料として受け取るか、企業型確定拠出年金として積み立てるか、選択するというものです(現金給付と積立の割合の選択は可能)。ライフデザイン手当の受け取り方によって、手取り年収や将来の年金額が変わるそうなのですが、どのように考えたら良いのでしょうか。<相談者プロフィール>・相談者:男性40歳、独身・職業:会社員・住居形態:賃貸・毎月の世帯の支出目安:25万円<支出の内訳(25万円)
新型コロナ禍で貯蓄が尽きた飲食店経営者。家計と事業を再建する方法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、新型コロナ禍の影響で貯金が尽きてしまったという飲食店経営者の方。立て直す手段はあるのでしょうか。FPの平野泰嗣氏がお答えします。中華料理店を経営している個人事業主です。新型コロナウイルス感染症拡大防止のための自粛モードの影響を受け、3月頃から売上が急激に落ちました。緊急事態宣言や東京都からの飲食店への営業時間短縮の協力要請が出た4月中旬から、さらに厳しい状況です。通常の営業時間は午前11時から夜の10時頃までですが、現在は平日は午後8時まで、土曜・休日は休業しています。平日は、お店は開けていますが、売上がほとんどない状況です。これまでは、大きな儲けはないものの、地元の常連客を中心に地道に商売をしてきました。幸いなことに住宅ローン以外に借金はありません。1人息子が今年から私立大学に通うことになりました。教育費と住宅ローンの返済をギリギリなんとかやっていけると見込んでいたのですが、新型コロナの影響を受け、大変厳しい状況です。進学費用と3月、4月の固
新社会人、初任給の使いみちは?30歳で貯蓄1000万円を目指すなら
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、4月から新社会人になる22歳の男性。額面で20万円になる給与のうち、いくら貯金にまわしたらいいのか悩んでいるといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。4月から社会人になります。これまで趣味や旅行のためにアルバイトをしたことはありますが、サラリーマンになると定期的にまとまったお金が入ってくるので、どのようにお金を管理していけばよいのかわかりません。月給は額面で20万円ぐらいと聞いていますが、手取りがどのくらいになるのかわかりません。当面は実家暮らしなので、資金的に余裕があると思います。どのくらい貯金をすればいいのでしょうか。<相談者プロフィール>・男性、22歳、会社員、未婚・両親と同居・ボーナス込みの額面年収:320万円ぐらい・現在の貯金:15万円(学生時代のバイトで貯めた)【毎月の家計情報】(収入)・手取り月収:額面20万円と聞いているが不明(支出)・住居費:実家暮らし・外食費:2万円・定期代:1万円(給料に含まれる)・通信費:0.5万円・そ
テレワークで残業代が減り赤字に…急な収入減をどう乗り切る?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、新型肺炎の影響でテレワークやシフト調整を迫られ、収入が減る見込みだという30代夫婦。家計は赤字に転落しそうで、この先が不安だといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。新型コロナの感染拡大が懸念される中、夫が勤める会社では、一部、在宅でのテレワークを実施することが決まりました。在宅勤務では原則、残業禁止ということなので、これから月当たり2万円程度収入が下がる見込みです。また私も、パート先から仕事量が減っているとの理由でシフトの調整が行われ、月2万円ぐらい減収の見込みです。これまでは、ゆとりのある生活をし、わずかばかりですが、貯金もすることができていました。夫婦2人で月4万円の減収となると、毎月の収支がマイナスになり、貯金もそれほど多くありませんので、この先、やっていけるかどうか不安で仕方がありません。<相談者プロフィール>・女性、32歳、既婚(夫:32歳・会社員)・子ども:1人(3歳)・職業:パート・ボーナス込みの額面年収:472万円(夫:40
希望退職に応じるか迷う57歳「再就職先の年収はいくらが妥当?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、割増退職金がもらえることもあり、希望退職に応じるか迷っているという57歳の男性。老後の不安を払拭するためには、再就職する場合、年収はいくらを目標にしたらいいのでしょうか? FPの平野泰嗣氏がお答えします。勤務先の業績が思わしくなく、希望退職の募集が開始されました。対象者は、50歳以上の全社員ということで、私も該当します。現在は、営業関係の管理職をしていますが、責任も重く、仕事のストレスもかなり溜まっていると感じています。一人息子の就職も決まり、今年の4月から一人暮らしを始める予定で、家計の負担もずいぶん楽になります。また、希望退職に応じた場合、割増退職金がもらえることなどから、妻に相談したところ、老後の心配がないのであれば、好きにしていいと言われました。希望退職に応じた場合、再就職して65歳まで働くことを考えていますが、どのくらいの年収を目標にすればよいのかわかりません。<相談者プロフィール>・男性:57歳、会社員、既婚(妻:53歳、専業主婦)
通帳と源泉徴収票があればOK!家計総決算を簡単にする方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、趣味などに自由にお金を使っているという結婚2年目のDINKS。家計簿をつけていないため、いくら貯金ができているのかわからないといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。結婚2年目の共働き夫婦です。去年は、「結婚式や新婚旅行、引っ越し代などの新婚生活準備のため、特別な出費があるので貯金ができなくても仕方がない」と言い訳ができたのですが、さすがに2年目に入ると、その言い訳が通用しないと感じています。今年は、特別な支出もほとんどなく、生活は落ち着いていますが、まだ子どもがいないので、互いの趣味などに自由に使ってしまっています。それでも、なんとなく貯金ができている気がするのですが、実際にはどのくらい貯金ができているか分かりません。また、家計簿をつけて貯金をしようと思うのですが、夫はそんなに心配しなくて大丈夫だと言います。今の生活水準をこのまま続けてもいいのかもわからず不安です<相談者プロフィール>・女性:28歳・会社員、既婚(夫:30歳・会社員)・世帯
30代共働き夫婦「ふるさと納税をしてもお得な気がしないのはなぜ?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、自由になるお金が多いせいか散財することも多く、なかなか貯まらないという30代DINKs。生活費は折半、財布は別です。お得な制度「ふるさと納税」を活用しても、得をしている気がしないといいますが……。FPの平野泰嗣氏がお答えします。結婚6年目の共働き夫婦です。お互いの時間を大切にし、生活を充実させようと、現在のところ、子どもは予定していません。家計管理は、結婚した時に決めた方法を続けています。お互いの収入がほぼ同額なので、共通の生活費を15万円ずつ出し合い30万円(家賃込み)とし、毎月の貯蓄は各自2.5万円(合計5万円)、残りは、個人の携帯代、被服・美容費、交際費などにあてています。ボーナス時にきちんと貯蓄しようということで、年間50万円ずつ(合計100万円)を先取り貯蓄し、残りは帰省や旅行、レジャーや被服などに充ています。年間160万円くらい貯める計画ですが、お互いに消費体質になってきていて、なかなか思うように貯まりません。このペースの貯蓄で老後
夫の急逝で家業は廃業、遺された妻の老後不安を払拭する「4つの視点」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫が急逝し家業の文具店をたたむことにした55歳の女性。自宅兼店舗を売却して、なんとか老後資金を得ようとしますが底を尽きないか不安だといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。夫と家業の文具店を営んでまいりましたが、昨年、夫が急逝しました。店の経営は夫が中心に行ってきましたが、100円ショップやネット通販などの影響を受けて、経営状況は厳しく、この度、閉店することにしました。当面の生活費は、夫の収入保障保険でなんとか賄っていますが、給付期間は5年間です。その後は、自己所有の自宅兼店舗を売却して、中古で居住用のマンションと賃貸用のマンションを購入し、今後の生活資金に充当しようと考えています。ただ、公的年金は国民年金だけなので、将来、資金が底を尽きないか、とても不安です。<相談者プロフィール>・女性、55歳、子供なし・職業:事業専従者(夫が経営する文具店の経理担当)・毎月の手取り金額:25万円(収入保障保険、5年間)※将来は国民年金。賃貸用マンションを
育休取得で赤字に転落?収入減に動じない家計の作り方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、育児休業で収入が減り、毎月の家計が赤字に転落したという35歳の共働き主婦。マイホームを購入したばかりで、この先の教育費のことも考えると不安で仕方ないといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。結婚5年目、共働き夫婦です。昨年、2人目の子どもを授かったのを機にマイホームを購入しました。現在は、2人目の子どもの育児休業を取得しています。少し時間に余裕ができたので、家計簿づけなど、本格的に家計管理に取り組んでいるところです。毎月の収支をつけてみると、赤字であることがわかり、正直ショックです。赤字の分だけ、私の貯蓄を取り崩しています。私が職場復帰をしてフルタイム勤務に戻れば収入は上がりますが、多額の住宅ローンを組んだばかりですし、これから教育資金の準備をしなければならないことも考えると不安で仕方ありません。何か良い対策はないか、アドバイスをお願いします。<相談者プロフィール>・女性:35歳・会社員、既婚(夫:35歳・会社員)・子ども(2人):長男3歳(
介護、住まい、お金の話…年老いた親にどう切り出すのが正解?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、都内で暮らす48歳の男性。長男のため、地方で暮らす高齢の両親に資金援助をしなければならないと考えているものの、自身の家庭の貯蓄もままならない状況だといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。学校を卒業してから東京で就職し、現在は都内で夫婦と子ども2人の4人暮らしです。両親はまだ健在ですが、地方で暮らしています。最近は忙しく、実家に帰る機会も少なくなってきています。昨年帰省した際に、今まで元気だと思っていた父親が、急に年をとったと感じるようになりました。また、築40年を超える実家も傷んでいて、修繕が必要になってきています。姉と弟がいますが、私が長男なので、両親をしっかり支えていかなければいけないと思っています。ただ、私自身の家計は、住宅ローンや子ども2人の教育費の負担が大きく、なかなか貯金ができない状況です。今後、親の介護や実家の修繕に資金的な援助が必要になることを考えると不安になります。<相談者プロフィール>・男性、48歳、会社員、既婚(妻:4
老後不安の解消は「知ること」から、年金受給額を算出する方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、勤務先に退職制度がないため老後資金に不安を抱えているという30代の共働き夫婦。漠然とした老後の不安を解消するには、いくらもらえるのかを明確にすることが大切です。FPの平野泰嗣氏がお答えします。現在、夫と子ども2人の4人暮らしです。夫婦共働きですが、昨年マイホームを購入したため、あまり貯金がありません。これから、住宅ローンの返済に加えて、子どもの教育費など家計支出が増えますし、老後の生活費も準備しなければなりません。今年送られてきた「ねんきん定期便」を見ると、夫の年金額は、65歳から約65万円、私の年金額は55万円と表示されていて、2人合わせても120万円です。世間では、老後資金2000万円必要と言われていますが、勤務先には十分な退職金制度がなく、年金だけでは老後の生活資金は足りません。どのくらいのペースで貯金していけば良いのでしょうか。<相談者プロフィール>・女性:35歳・会社員、既婚(夫:35歳・会社員)・子ども(2人):長男7歳(小学校)、
家計管理のコツは「コントロールすべき支出」を見極めること
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、思うように貯蓄ができないという35歳の共働き主婦。貯蓄目標額を決め、支出予算を組んで計画的に貯めていこうとしますが、その通りにいかないため悩んでいるといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。夫婦共働きです。子どもが小学校に上がったので、ようやく落ち着いて家計を見ることができるようになりました。これまで、漠然とお金を使ったり、貯めたりしてきましたが、夫と「これからしっかり家計管理をしなくてはね」と話し合いをしました。2年前に35年の住宅ローンを組んだので、できるだけ早く完済したいと思っています。また、子どもの教育費や老後に備えて、しっかり貯蓄をしたいと考えています。ただ、これまでの家計状況をベースに貯蓄目標を設定し、支出の予算をつくりましたが、なかなか思うように管理ができず、貯蓄目標を達成できそうにありません。家計管理のコツを教えてください。<相談者プロフィール>・女性、35歳、既婚(夫:37歳・会社員)・職業:会社員・子ども(1人):長男7歳
消費増税を乗り切るには?家計見直し「2大鉄則」と「4つの視点」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、今までなんとかやりくりして貯金を捻出してきた32歳の主婦。4月の値上げラッシュで、すでに家計は厳しい状況ですが、子供が大きくなるとこれからもっとお金がかかるため、10月からの消費税アップが怖いといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。これまで、チラシをチェックして、できるだけ安いところを探してまとめ買いをするなど、買い物の仕方を工夫し、家計のやりくりでなんとか貯金をしてきました。4月になり、食料品や生活用品を中心とした値上げラッシュで家計が急に厳しくなりました。10月に消費税が8%から10%にアップするのが怖いです。子どもが大きくなって、食費はどんどん増えていくし、将来の教育費に備えてもっと貯金をしなければと思います。これから家計をどうやりくりしていけばよいか不安です。<相談者プロフィール>・女性、32歳、既婚(夫:33歳・会社員)・子ども(1人):長男4歳(幼稚園)・職業:パート・手取り世帯月収:33万円(残業代込み)(夫:26万円、妻:7
マイホームを新築、家計への負担が気になるけど地震保険は入るべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、マイホームを新築したものの、家計への負担を考えると地震保険への加入をためらう35歳の男性。地震保険の加入メリットや、加入するとしたら、どれくらいの補償が必要になるのかについて、FPの平野泰嗣氏がお答えします。親に実家の敷地の一部を提供してもらい、念願のマイホームを建てることができました。住宅ローンを組んだ金融機関の担当者から、火災保険と合わせて地震保険に入るように勧められたのですが、地震保険料が思った以上に高く、家計への負担が大きいので、加入しようかどうか迷っています。最近、南海トラフなど地震リスクが警鐘されているので、地震への備えは気になります。地震保険に入る必要があるのか、もし入る場合、どのくらいの補償額にしたらよいのか、アドバイスお願いします。<相談者プロフィール>・男性、35歳、既婚(妻:33歳・パート)、子ども1人(4歳)・職業:会社員・居住形態:戸建て(埼玉県、木造・2階建てを2,000万円で新築)・手取り世帯月収:36万円 夫:3
住宅ローン返済を「とりあえず35年」にするのが危険な理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、マイホームの購入を決めた35歳男性。とりあえず35年で住宅ローンを組んで繰り上げ返済すれば大丈夫だと不動産屋に言われましたが、定年後の70歳まで支払いが続くと思うと不安だといいます。相談者の悩みにFPの平野泰嗣氏がお答えします。現在、家族4人で賃貸マンションに住んでいます。子どもが大きくなり、家の中で走り回ったりするので、周りに迷惑をかけていないか心配です。ちょうど良いタイミングで近所に新築分譲マンションが売り出されたので、保育園を変える必要もないし、長男が小学校に入る前にマイホームが欲しいと思っていたため、購入を決めました。資金計画を立て、住宅ローンの審査に出すところなのですが、住宅ローンをどのように組んだら良いか悩んでいます。不動産屋さんは「とりあえず35年でローンを組んで、繰上げ返済や退職金で完済すれば大丈夫ですよ」と言いますが、完済時の年齢が70歳になるので心配です。勤めている会社は、65歳定年制が導入されましたが、60歳以降、収入は減
家計の話に嫌な顔をする夫を改心させる「3つの行動」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は平野泰嗣氏がお答えします。結婚して7年目になりますが、家計管理のことで悩んでいます。子どもが生まれてから家事や子育てで忙しいので、現在、家計簿をつけていません。少しでも家計の足しになればと思い、パートに出るようになったのですが、銀行口座に入ってくるお金よりも出ていくお金の方が多い月もあります。お互いに決まった生活費を出し合っているのですが、各個人で使っているお金もあり、家計全体でいくら支出があって、いくら貯金ができているのか分からないので不安です。夫に家計の話をすると嫌な顔をします。何か良い方法はないでしょうか?〈相談者プロフィール〉・女性、35歳、既婚(夫:38歳・会社員)・子ども(2人):長男5歳(保育園)、長女3歳(保育園)・手取り世帯月収:35万円 夫:27万円 妻:8万円・手取り年間ボーナス:約120万円・貯金:250万円【家計の状況】・住宅ローン:8.5万円(ローン残期間:32年)・その他の生活費:あまり把握していない・毎月の貯蓄:黒字の時も