市場規模は5年で4倍、「甘酒」人気が急拡大のナゼ
魅力は“自然な甘さ”だけじゃない
大晦日になると、神社で振る舞われる甘酒。こっくりとしたお米の自然な甘さは、寒空の下で冷えた体をゆっくり温めてくれます。その甘酒の需要が今、急拡大していることをご存知でしょうか。ある調査では、市場規模は5年間で4倍弱まで成長したという結果が出ています。いったい甘酒のどういう要素がどんな層に受け、ここまで需要が拡大しているのでしょうか。
都心の駅近で「1杯50円の絶品コーヒー」が飲める秘密
渋谷と新宿に大量出店
渋谷駅から恵比寿方面に徒歩3分、雑居ビルの1階に一風変わった新しいカフェが誕生しました。電源やWi-Fiが完備された環境で、豆から挽いたコーヒーをなんと1杯50円で飲むことができるのです。なぜ、そんな低価格なコーヒーだけで、都心の駅近でカフェが経営できるのでしょうか。謎めいたカフェの秘密を探りました。
資産価値じゃない「本当に住みやすい街」の必須条件
住宅購入は「最後の楽園探し」の局面に
“住みたい街”に関するランキングは世の中にあふれているけれど、“住みやすい街”のランキングとなると、あまり見かけた記憶がない。あったとしても、実感とは程遠い内容でガッカリした。そう感じている方は少なくないのではないでしょうか。こうした現状を受け、住宅ローン専門金融機関のアルヒが今年から発表を始めたのが「本当に住みやすい街大賞」です。ランキング入りした街は、従来の「住みたい街ランキング」でお馴染みの、いわゆる“憧れの街”とは異なる顔ぶればかり。ファミリー層にとって、本当に住みやすい街はどんな街なのでしょうか。掘り下げて調べてみると、住宅購入者が自宅に求める必須条件が変化している状況が浮かんできました。
“子供靴の陸王”、アキレス「瞬足」は今も売れているのか
あの空前のブームから10年余り
身近に子供がいない人でも、「瞬足」という名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。その名の通り、“速く走れるスニーカー”として小学生やその母親に口コミで広がり、2000年代半ばに爆発的なヒット商品になりました。それから10年余り、瞬足は今どうなっているのでしょうか。発売元であるアキレスを直撃しました。
日経平均株価に連動する「コーヒー消費量」のカラクリ
どちらも5年連続で上昇中
11月9日に約26年ぶりとなる2万3,000円台を付けた日経平均株価。その後も短い調整を挟みつつ高値圏を維持しており、1ヵ月後の現在も2万2,000円台で推移しています。この日経平均と意外な相関性を持つものがありました。実は、コーヒーの消費量は昨年まで4年連続で過去最高を記録。アベノミクス相場以降の株価と同じように、上昇基調をたどっているのです。なぜ株価が上がると、コーヒーの消費も伸びるのか。あるいは、その逆の構造になっているのか。両者の動きが連動する理由はどこにあるのでしょうか。
白衣のFPが家計指導、「お金の健康診断」を受けてみた
“お金の健診車”が有楽町にやってきた
老後破産、下流老人……。老後の不安はひとごとではありません。人生100年時代、将来について考えたとき、「健康よりもお金のほうが不安」と考える人は多いのではないでしょうか。そんな不安を払拭してくれる、新しい福利厚生プログラムが誕生しようとしています。今はまだトライアル段階ですが、フィナンシャルドクターが資産形成を指南してくれる「お金の健康診断」が近い将来、企業の福利厚生に組み込まれるかもしれません。
高級時計を月2万円でレンタル、マルイ新サービスの衝撃
「KARITOKE」の実店舗が首都圏初進出
男性のステータスシンボル、腕時計。デキる男かを見極める際に、女性がチェックするアイテムです。ただ、高額なものになると数十万円は当たり前、というのが高級腕時計の世界。実際、スイス時計協会FHが「腕時計を自分で購入したことがあり、30万円以上の腕時計に少しでも興味がある20歳以上の男女」を対象に行った調査では、男性の約52%が「欲しい腕時計の価格が高すぎて手が届かない」と回答しています。そんな世の男性に朗報となりそうなサービスが首都圏に進出してきました。男性向けに高級腕時計の月額制レンタルサービスを展開する「KARITOKE(カリトケ)」が11月23日、有楽町マルイの時計売り場「フォードットウオッチ」にオープンしたのです。どんなサービスが受けられるのでしょうか。
開業から半年、「GINZA SIX」が今も好調を維持する理由
年商600億円目標へ集客は着々
クリスマスまであと1ヵ月。全国各地でクリスマスイベントがスタートしています。中でも大きな注目を集めるものの1つが、今年銀座に開業した大型商業施設「GINZA SIX」です。11月16日から始まっている初のクリスマスイベント「GINZA SIX CHRISTMAS 2017」の点灯式には、石原良純さんと道端アンジェリカさんがゲストとして登壇しました。ヨーロッパの街並みをジオラマで再現した2階の三原テラス「Snow Dome City」では、土日祝日に本物の雪を積もらせ、スノーマンが姿を現す仕掛けを施しています。なぜGINZA SIXが注目なのかといえば、一流ブランドの路面店が軒を連ね、百貨店がひしめき合う銀座にありながら、開業から半年が経過した今も、順調な客足を維持しているからです。同施設が快進撃を続ける理由をひも解きました。
一蘭“定番カウンター”まで登場、「歳暮商戦」異状あり
市場縮小を食い止められるか
日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを伝える恒例行事、お歳暮の季節が今年もやってきました。ただ、この恒例行事も年々下火になり、市場規模は2018年までの5年間で4.4%減少する見込みです。こうした状況を変えようと、百貨店や食品会社はさまざまな戦略をめぐらせています。そんな中、お歳暮商戦に“ある2つのトレンド”が生まれているようです。
大手電機メーカーが『人間失格』味のコーヒーを作った理由
日本を代表する文学作品の“味”を再現
文学作品の味わいを味覚で再現したコーヒー「飲める文庫」が、10月27日から期間限定で販売されています。作品の感想をAI(人工知能)が分析し、味覚に変換してレシピを作成。それをもとに専門家がコーヒー豆をブレンドして忠実に再現しています。このコーヒーを共同で開発したのは、世間でもよく知られた“あの電機メーカー”。畑違いにも思われるコーヒーづくりに進出した狙いはどこにあるのでしょうか。
“未婚なのは親の責任”親心につけこむ婚活トラブル続出
34歳以降になると増える、親の資料請求
子供の結婚を心配する親がトラブルに巻き込まれるケースが相次ぎ、国民生活センターが注意を呼びかけています。そうしたトラブルを避けるために、親は未婚の子供に対して、どういった心構えでいればいいのか。婚活のプロにお話を聞きました。
イオン、2年目の「黒い金曜日」はどれだけ“オイシイ”?
ブラックフライデーは日本に根付くか
早いもので、今年も残り2ヵ月を切りました。ハロウィーンも終わり、小売業界では徐々に年末商戦が本格化しようとしています。アメリカでは1年で最もモノが売れる日といわれる「ブラックフライデー」。大幅な値引きによってたくさん客が押し寄せて小売業者が黒字になることが由来で、11月の第4木曜日の感謝祭翌日から開催される大規模なセールです。昨年初めてブラックフライデーに参戦したイオンは、セール期間中の売り上げが前年同期に比べて2割近く伸びたといいます。2年目を迎える今年は、どんな戦略で臨むのでしょうか。
完売続出の「ご当地ポテチ」、人気のワケは〇〇愛?
今月は第2弾・19種類が登場
スナック菓子大手のカルビーが一大プロジェクトに挑んでいます。47都道府県の“地元ならではの味”をポテトチップスで再現する「ラブ ジャパン」という壮大な企画です。第1弾が好評のうちに終了し、11月13日からは第2弾がスタートします。“地元ならではの味”をどのように選定しているのでしょうか。完売続出の秘密に迫りました。
SNSで話題沸騰、売上6倍に急増した「たらこスプレッド」
開発担当者の明太子好きが高じて製品化
SNSで話題になり、輸入食品を扱うカルディで売り切れ続出の『たらこスプレッド』。なぜ、これほど人気になったのか、発売元のマリンフードの担当者に聞きました。
“歩くだけ”で野菜やお肉が当たる、健康マイレージとは?
年間2万4,000円の医療費抑制効果
歩けば歩くほど健康になり、ポイントが貯まる。さらに貯まったポイントで特産品や商品券が当たる……いいことづくめのような“健康マイレージ”。各自治体が次々と導入しています。導入の背景には医療費を抑えたいというねらいがあるようです。
キウイフルーツ過去最高の輸入量 一方で進む果物離れ
後押しするのは新品種サンゴールド
季節を問わず、スーパーの店頭に並ぶキウイフルーツ。ふたつに切ってスプーンで食べたり、スムージーに入れたり、手軽に食べられて、ビタミン豊富な万能フルーツです。日本人の果物消費量が年々減少するなか、キウイフルーツの消費量は大きく伸びているといいます。
“50年も放置” クリーニング店の苦悩、宅配サービスが解決?
放置品の保管負担が店舗を圧迫
取りに行くのを忘れて、そのままにしているクリーニング。引き取られずに年々増える放置品にクリーニング店は頭を悩ませています。なかには50年間預けられっぱなしの洋服も。そんななか、そうした放置品の心配がない新しいクリーニングサービスが注目されています。
8月の長雨のせい? 百貨店好調・スーパー苦戦の本当の理由
資産効果が高いものが売れた百貨店
東京では、21日間連続で雨が降り、8月の日照時間が観測史上最短を記録した今年。雨が続いた影響か、スーパーの売上が落ち込んだ一方、百貨店の売上は伸びました。百貨店とスーパーで明暗が分かれた理由について専門家に聞きました。