ガッツリ系の「かつや」が女性向け「たらこスパ」専門店に挑むワケ
既存業態とのシナジーは?
とんかつ専門店「かつや」などを展開するアークランドサービスホールディングス(HD)。ボリュームたっぷりの“ガッツリ系”料理でこれまで拡大してきましたが、子会社のフィルドテーブルでスタートさせる新業態は、毛色が異なるようです。1月31日に東京・渋谷にオープンするパスタ店「東京たらこスパゲティ」は、女性がターゲット。同社がたらこスパゲティの店を出す背景には、どのような事情があるのでしょうか。
マクドナルド、初の「ごはんバーガー」で刺激する夜のオトナ欲求
加齢とともに和食好きに?
「あぁー、、、お米たべたい」――。日本マクドナルドの公式Twitterがこう投稿して話題になったのが1月25日。その3日後、コメのバンズを使用した同社初のメニュー「ごはんバーガー」が発表されました。17時からの時間帯の「夜マック」で、2月5日から期間限定で売り出す新商品です。パンではなくごはんのメニューを採用する背景には、何があるのでしょうか。1月28日に開かれた新商品発表会の内容から探ります。
ヘアケアにもヴィーガンの波?「ボタニスト」が参入の理由
エシカルな商品はどれほど売れる?
動物性食品を一切口にしないヴィーガンのライフスタイルに注目が集まる中、シャンプーなどのヘアケア製品にも動物由来の成分不使用の商品が登場しています。1月23日から「ヴィーガンライン」を発売したのは「ボタニスト」です。なぜヘアケア製品にヴィーガンを取り入れることになったのでしょうか。同日に開かれたメディア向け発表会の内容から、国内ヘアケア市場でシェア3位を占めるというI-ne(アイエヌイー)の狙いを深堀りします。
横丁誕生で“新橋化”?2020年「虎ノ門」は再開発でどう変わる?
虎ノ門ヒルズの新棟が完成
「森ビルにとって虎ノ門は創業の地であり、思い入れがある」――。森ビルの辻慎吾社長は1月21日、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の竣工式でこう語り、虎ノ門エリアの展望を次のように述べました。「虎ノ門ヒルズビジネスタワーの誕生によって、虎ノ門エリアを中心に都心部の人の流れ、情報の流れが変わり、東京の磁力がさらに強化される」再開発事業で急速に工事が進んでいる虎ノ門は、2020年以降どのように変化していくのでしょうか。
2020年に「おもてなさないグルメ」が流行るワケ
東京オリンピックの年なのになぜ?
2020年で11回目を迎える、リクルートホールディングスの「トレンド予測発表会」。令和初となる今回は、雇用や住まいなど7つの領域のトレンド予測がお披露目されました。東京オリンピックが開催される今年、「おもてなし」とは正反対のトレンドワードが飲食領域で飛び出しました。その背景はどのようなものか、1月20日の発表会の内容から深堀りしていきます。
マッサージチェア大手が作った「魔法の鏡」は何がすごいのか
AIがファッション提案
マッサージチェア大手のファミリーイナダが、“テレビを超える”と豪語する装置を3月上旬に発売すると発表しました。55型4Kディスプレイを搭載した不思議なデバイスの名前は「AI.Inada.Mirror(AIミラー)」。テレビを視聴できるだけでなく、「バーチャル試着」やフィットネスの機能も搭載しているという同商品は、まさに「魔法の鏡」。1月15日に開かれたメディア向け商品発表会で明かされた特徴と戦略を深掘りしてみます。
ホリエモンが「儲けた社長の始める焼肉屋」を苦々しく思う理由
食肉の歴史を勉強しないとわからないこと
起業家の堀江貴文さんがプロデュースを担当する、会員制の高級飲食店などを展開するWAGYUMAFIA(ワギュウマフィア)が、新業態の焼肉店のオーナー募集を開始しました。「普段流通しない生産者の和牛を扱えるようになる」という「焼肉社長プロジェクト」とは、どのような内容なのでしょうか。1月16日の発表会の内容から探ります。
株価は1ヵ月で64%アップ、「鬼滅の刃」関連銘柄・エディアの最新業績は?
作品人気が株式市場にも波及
『週刊少年ジャンプ』で連載中の漫画「鬼滅(きめつ)の刃」の人気が、株式市場にも波及しています。同作のグッズを取り扱う関連企業に関心が集まり、株価の水準が大きく切り上がる上場企業も出てきています。そうした中、関連銘柄の1つとみられているエディアが1月14日、2019年3~11月期の連結決算を発表しました。「鬼滅の刃」の効果はどれほど出ているのか、同日に開かれた決算説明会の内容から探ります。
エヴァと箱根が史上最大規模コラボ、「ハコネ補完計画」の全容
赤い「セカンドインパクトの湯」登場
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する世界をモチーフにした「セカンドインパクトの湯」が、箱根町の温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」に登場しました。作中の大災害「セカンドインパクト」で真っ赤に染まった海をイメージし、ウォータースライダー「ロデオマウンテン」に流れる湯をオリジナルの入浴剤で着色しています。これは小田急グループが1月10日から開始したイベント「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」の一環で実施されているもの。9日のプレスツアーで報道陣向けに一足先に公開されました。
「鬼滅の刃」バカ売れで株価乱高下、フィギュア扱う「壽屋」の反応は?
書店で単行本の品切れも
『週刊少年ジャンプ』で連載中の漫画「鬼滅(きめつ)の刃」の爆発的な人気となっています。そうした中で、株式市場では同作の関連銘柄に注目が集まっています。「鬼滅の刃」のフィギュアなどを展開する壽屋の株価は1月6日、一時ストップ高を記録しました。投資家をも引きつける同作がヒットした背景には何があるのでしょうか。
狙いはカフェネイティブ世代、「ジョージア」新商品は何が新しい?
“らしくない”コーヒー飲料が誕生したワケ
一昔前の缶コーヒーのテレビCMのイメージとして思い浮かぶのは、働く男性が一息つく場面。しかし、ペットボトルコーヒーの登場以後、そんなイメージが覆りつつあります。日本コカ・コーラが展開する「ジョージア」ブランドから生まれる新商品がターゲットに据えるのは、20代前後を中心とした「カフェネイティブ世代」。「ジョージアらしくない」仕上がりになったという同商品は、従来品とどう違うのでしょうか。
増税でおせち料理や帰省費用は節約傾向?でもお年玉は減らせない事情
年末年始の出費に「影響」7割
消費税率が8%から10%に引き上げられて約3ヵ月。キャッシュレス決済によるポイント還元制度の導入がありましたが、消費マインドの冷え込みは続いており、いまだに回復する兆しが見えません。年末年始はお年玉、帰省の交通費、おせち料理など出費が重なるシーズン。消費増税は、これらにどのような影響を与えるのでしょうか。
今年は要注意!「年末年始のATM利用制限」で困るのはどんな時?
大晦日から三が日に大規模メンテ
金融機関をつなぐATMネットワークシステムのメンテナンスが、2019年12月31日深夜から2020年1月4日未明に実施される予定です。全国銀行協会(全銀協)は「年末年始のATMの利用に制限がかかる」と注意を呼びかけています。長期休暇中は現金が必要になる場面も少なくありません。メンテナンス期間中は、具体的にどんなリスクを想定しておくべきなのでしょうか。
イオン、2020年の「初売り」で“特に食品に力を入れる”ワケ
食品の種類数は前年の2.5倍に
消費増税で個人消費が冷え込む中、イオンリテールは12月26日、イオンスタイル板橋で2020年の福袋・初売りの準備風景をメディア向けに公開しました。「令和」最初の初売りとなる今回は、牛肉や刺し身などの食関連商品の取り扱いを、前年より強化しています。どのような商品が発売されるのか、クリスマスから正月に切り替わる売り場を取材しました。
「現金お断りレストラン」2号店が二子玉川に出現、どんな進化を遂げたのか
“プロ仕様”冷食の橋頭保?
決済方法はキャッシュレスオンリーの「現金お断りの店」として話題になった「GATHERING TABLE PANTRY(ギャザリング テーブル パントリー)」。ファミレスチェーン「ロイヤルホスト」を展開する、ロイヤルホールディングス(HD)が運営するレストランです。2017年に出店した東京・馬喰町の店舗は研究開発店舗でしたが、東京・二子玉川に12月24日にオープンした店舗は、「GATHERING TABLE PANTRY」としての商業展開を前提に見据えたもの。完全キャッシュレスの店はどう進化したのか、23日に開かれたメディア向けの内覧会の様子から探ります。
終活も「おひとりさま」時代に突入?“実現型”エンディングノートの衝撃
「デジタル遺品」の削除も一任
独居老人の孤独死など、少子高齢化社会ならではの事象が社会問題化しています。そんな中、単身者や身寄りのない「おひとりさま」向けに「終活」を支援する信託商品の取り扱いを、三井住友信託銀行が開始しました。死後事務に必要な資金管理をするだけでなく、万が一の時の身の回りのことをワンストップで提供するといいます。実際にどんなことに対応してくれるのでしょうか。
SHOWROOMがスマホ向け短尺「動画メディア」に挑む事情
5G時代はプロコンテンツに回帰?
ライブ動画配信サービス「SHOWROOM」を運営するSHOWROOMが、新たに開始を予定している動画メディアのコンセプトついて発表しました。「Entertainment Technology Conference 2019」と題した新戦略発表会で、前田裕二社長が語ったのは、同社のライブ配信プラットフォームから、「エンタメテックカンパニー」への転換です。
ローソン、KDDIとの提携で描く「次世代型コンビニ」の理想像
食品ロス低減、無人受け取り、サブスク…
コンビニ大手のローソンが12月16日に発表した、KDDIとの資本業務提携。KDDIの「au WALLET ポイント」が、ロイヤリティ マーケティングの運営する「Ponta ポイント」に今後統一されることになりました。しかし、利用者にとって気になるのは、今回の提携によってコンビニサービス自体にどのような影響があるのかという点でしょう。発表当日に開かれた記者発表会の内容から、両社が目指す「次世代型コンビニ」の姿を探ります。