投資は自分年金づくり、フリーランスに重要な投資の心構え
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。音楽関係の仕事で生計を立てている35歳です。ここ数年でようやく収益が安定し、年収が700万円ほどになり、投資を考え始める段階になりました。まだ資産のない自分にとって、インカムゲインよりもまずはキャピタルゲインで資産形成を図るのがよいと思っています。しかし、今年に入って会社員からフリーランスに転向したため、リスクに慎重にならないといけないという認識も持っています。投資への入口でつまづきたくないので、よいアドバイスをお願いいたします。(30代後半 独身 男性)
手堅く資産を増やしたい、38歳会社経営者の資産配分
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在38歳でデザイン会社の経営をしています。年収は現状3000万円近くあり、預金が8000万円ほどあります。今まで、まったく資産運用をしておらず、保険などは節税のためにさまざまなものに入っているのですが、その他の不動産や株など、お金が増えるようなものはまったく持っていません。最近、増やすための資産の持ち方に興味を持ちはじめ、ワンルームをいくつか購入し運用しようと思ってサイトや情報誌などを見始めていますが、なかなか踏ん切りがつかずにいる状態です。今後、不労所得を増やしていきたいと思っているのと、同じく金融商品なども持ちたいと思っています。このような状態ですが、どういった資産運用といいますか、ポートフォリオを作ればよいでしょうか。全体的に手堅く増やしていけるようなものを中心にしつつも、ある程度のリスクがあるものも組み合わせていければと思っています。要領を得ない質問で恐縮ですが、ご教授ください。(30代後半 既婚・子ども1人 男性)
実家の隣家購入に住宅ローン減税は使える? 注意点は?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。広島の実家から連絡があり、両親の家のすぐ横の戸建が売りに出たとありました。両親的には隣接しているためこの土地も所有したいと言っています。売値は1500万円です。500万円を頭金として、1000万円を借入しようと考えています。住宅ローンの金利1.5%で10年で払いきると計算すると毎月63,000円程の支払いになるようです。質問です。毎年の住宅ローン控除額はいくらほどでしょうか?(自分は住みません) 固定資産税は?1500万円を一括で支払うこともできますが、その場合は株を1000万円分売らなくてはいけないので避けたいと考えています。現在東京で賃貸生活をしており、将来は実家に戻る気はないので、この土地もいつかは売ることになると思います。家屋部分は25年建っているので1500万のほとんどは地代と想定しています。購入する場合のローンを組む額や、返済期間、その他税制上の検討事項などアドバイスよろしくお願いします。(30代後半 独身 男性)
住宅ローンは「年収の5倍まで」通説に実は根拠なし?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。金利が低く、すまい給付金が受けられる間に住宅購入を考えていますが、物件の予算や金利の選択方法について日々頭を悩ましています。貯蓄は800万円ほどで年収は420万円。妻の収入も合わせると660万円くらいですが、引っ越すと保育園が決まりにくいこのご時世ですので私の年収だけで考えていきたいと思っています。重視しているのは以下のポイントですが、なかなか条件に合う物件は見つからず、途方に暮れそうです。・30年ローン(60歳までの完済目標)・住居費に関して現状以上の負担増を避けるため返済負担率20%を目指したい・選択肢を広げるために2,800万円で考えていたが、返済負担を上げたくないため2,500万円が限界と予想住宅ローンをうまくやりくりすることで返済負担を下げて、予算を上げられる方法があれば教えていただきたいです。(30代前半 既婚・子供あり 男性)
教育費が家計を圧迫、月5万円のお小遣いがアダとなる
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。結婚し、子供が産まれたことをきっかけに資産運用に取り組み始めました。投資歴は5年ほどですが、本格的に始めたのは、ここ3年。投資の目的は子供の教育費と老後資金の確保です。長期投資を前提に、まずはやってみようということで、これまでに日本個別株への投資、インデックス投資信託、海外個別株、海外インデックス投資信託、ETFなどにチャレンジしてみました。しかし、海外個別株、ETFにチャレンジするなかで、為替手数料や購入にかかる手数料が日本株と比較するとそれなりにかかるので、「ある程度、資産ボリュームが出てから取り入れたほうがよいのでは?」と考えるようになりました。そのため、しばらくは日本円で購入できる投資信託で、日本と米国を対象にしたインデックス投資に積立しながら資産形成を進めようと考えています。今後、資産がどれくらいになったタイミングで通貨分散を考慮する必要がありますか?【現在の収入金額と支出】現在の収入:700万円~850万円(額面)住
目指すは50歳で早期リタイア、1億円あってもギリギリ?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。早期リタイアに向けた資産運用についてご相談します。<現在の状況>48歳男性・会社員(独身・結婚予定なし)年収:50歳まで手取り900万円(賞与含む)資産:円預金(普通・定期・現金合計)5,685万円ペイオフ対策で分散、なるべく金利の高い円定期預金を利用投資信託:バランスファンド15万円(月額5万の積立で3ヶ月目)資産合計:5,700万円負債:なし住居:月額9万円(賃貸・購入予定なし)退職金:4,200万円(50歳退職時・早期退職金など含む)確定拠出年金:150万円(60歳)個人年金:60歳から年72万円×10年公的年金:65歳から月額17万円(ねんきんネットで試算)<今後の支出想定>50歳の退職まで住居費含めた生活費総額:月額45万円50歳~59歳同上:月額35万円60歳以降同上:月額31.5万円以上の条件で試算すると、50歳で早期リタイアしても92歳まで資産を切り崩すかたちで生活できそうです。もう少し積
先生、日本の消費税はどこまで上がると思いますか?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。2019年10月には消費税が10%に上がる予定です。2014年に0.8%に引き上げられた際には、あまり大きな混乱もなかったように思うのですが、先生からみても想定通りでしたでしょうか? 私は直前に焦って不要なものを買ってしまうなど行動には気をつけようと思っています。今後も日本ではどんどん消費税が上がるのでしょうか?(30代前半 既婚・子供なし 男性)
税金の“二重取り”にご注意 海外証券口座の活用メソッド
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。昨年、アメリカから帰国しましたが、バンガードの口座を非居住に切替えて残しています。日本でバンガードの投資信託を間接的に購入したり、ETFをアメリカ株式取引で購入したりするよりも手数料が安く有効だと思っているのですがいかがでしょうか? 税務申告周りが煩雑になるかと思いますが、来年以降はアメリカでの確定申告は不要で5%が源泉徴収されるのみと理解しています。その上で日本での確定申告はどのようになりますか? 日本の税率との差額15%分を申告納税すればよいのでしょうか? また日本の特定証券口座と損益通算は可能ですか? アメリカの証券口座の効果的な活用法をお教えいただけると幸いです。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
不動産投資の確定申告 煩わしい作業を効率的にするには?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。3年ほど前から会社員の傍ら、不動産投資をしています。毎年なんとか順調に利益が出て、納税も行ってきました。そろそろ“魔の確定申告”の時期が近づきつつあります。不慣れなため、いつも作業に相当な時間を取られてしまいます。確定申告を最短で効率的にこなすスキル等ありましたら、教えていただきたく思っています。(40代前半 既婚・子供2人 男性)
「税金が高い…」と嘆く前に知りたい会社員の“節税術”
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。会社員ですが、少し副業をしています。税金対策として確定申告を検討していますが、どのように行ったらよいでしょうか? ほか税金対策によいものはありますか?(30代前半 独身 女性)
“ゆとりある老後”は実現できるか? 35歳夫婦の家計診断
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。預金をただ銀行に眠らせておくのはもったいないと考え、さまざまな投資や保険に手を出しているのですが、自分のやり方が正しいのか、理にかなっているのかが気になっています。見直した方がよい点など、アドバイスをいただけませんでしょうか?【現在の収入金額と支出】自分:35歳、年収900万円(大手自動車部品メーカー勤務)妻:35歳、年収500万円(地方公務員、現在育児休暇中、来春復職予定)子供:4歳娘・2歳息子支出:50~70万円/月【今後の収入変化と特別支出】自分:年30万円ペースで上昇中。3~4年後に課長昇進(年収約1,100万円)の見込み。課長昇進後、昇給はほぼなし。妻:年2%ペースで上昇見込み。子供が経済的に自立するまでは仕事を続ける予定。特別支出:2年後に700万円程度の車を買いたい。10年周期で同程度の車に買い替え予定。そのほか、現在は300万円で購入した普通車を所持(5年目)。こちらも10年周期で同程度の車に買い替え予定。【退職
1年の“家計”は元旦にあり すべてを左右する器って?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。新しい年が始まりましたね。年初から家計簿を始める方はよくいらっしゃいますが、ほかにしておくとお得なお金の習慣はありますか? 昨年はとくになにもしていなかったのですが、例えば一家の医療費がそこそこの額になることもあるので、病院にかかった場合レシートを貯めておくとか、確定申告もしたほうがよさそうな気がしています。現在、副業はしていませんが、せっかくなので気をつけておきたいことを教えてください。(30代前半 既婚・子供一人 女性)
「人生はあなたのために」“きっちり家計”に思わず本音
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現状、夫の年金と子供関係の手当をすべて貯金に回しています。保険については高額医療費等でそこまで負担はないと考え、本当に万一のときの備えのみです。今までリスクを取りたくなく基本的に定期預金にしてきましたが、老後資金や子供の学費を考えると、多少は資産運用もしたほうがよいかと思っています。以前、夫がデイトレードにチャレンジしたのですが、精神的に負担になって継続できず……。今度は長期運用を私が中心になってしようと思っています。夫の年金額も減っていく一方ですし、私が働けなくなった場合や子供の学費、老後資金などさまざまな不安があります。3つの質問について教えてください。1:資産運用を行う場合、どの程度の予算でなにから始めればよいのか2:今の保険で本当に必要な保障ができているのか3:老後資金のために個人年金保険など検討したほうがよいのか【現在の収入】世帯主:私、女性、39歳、会社員、年収380万円(手取り250万円)夫:障害者、障害年金120
「配偶者控除」が変わると、専業主婦は“損”するの!?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。最近、配偶者控除見直しのニュースをよく耳にします。私の妻は一昨年から子育てのために専業主婦をしていますが、見直しによって専業主婦家庭の負担は増えるのでしょうか? 「今すぐに」とは考えていませんが、また妻が働きに出る想定で、今後の生活設計を考えたほうがよいのでしょうか。(30代後半 既婚・子供1人 男性)
投資に「絶対」はない 私が大切にする3つの投資原則
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在62歳、子供は自立しています。2年ほど前に定年退職して、現在は個人事業主として仕事を続けています。少なくとも65才までは働くつもりです。資産運用は投資信託のみを行っていますが、株中心から、REITや債券中心の投信にポートフォリオを変えようと思っています。そのほかの方法も含めて、今後の資産運用についてアドバイスをお願いします。【現在の収入金額と支出金額】収入:業務委託収入年800万円、企業年金年250万円、厚生年金年200万円 合計年1,250万円支出:総額年960万円【収入金額の変化と予測される特別な支出】今後、40万円ほどの年収増が見込めます。特別な支出は海外旅行くらいです。【退職後の収入・支出見込み】2年ほど前に定年退職。個人事業主として仕事を続け、少なくとも65歳までは働くつもりです。【保有する金融資産】投資信託890万円、預金380万円【現在の負債(住宅ローン・借金など)】特にありません。【保険契約の有無】医療保険と
投資はじめの第一歩:確定拠出年金の賢い運用術を教えて
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今年から社会人になりました。投資の手始めとして、確定拠出年金を選択しました。3時間程度の説明を受けたものの、うまく運用する方法について正直あまり理解できていません。業務も忙しく、今後、運用まで気が回らないと思います。効率のよい運用の仕方、毎年確認すべきポイント、気をつけたほうがよいニュースなどがありましたら教えてください。せっかく貰えるお給料ですので、より利益を得られる運用をしていきたいと思っています。現在の月収は30万円、少しずつ収入が上がっていく見込みです。負債はありません。(20代前半 独身 男性)
家を買ったほうがよい「2つの条件」当てはまるのは誰?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在、東京都下で1LDKの部屋を借りて夫婦で暮らしています。夫婦二人ですので1LDKの部屋でも問題なく、築2年の物件のため、快適に暮らしています。しかし、月末になるたびに家賃13万円が口座から引き落とされているのを見て、少し複雑な気分になります。自分のものにはならないのに、13万円という大金を払って、これでいいのだろうかという気分です。「それならば家を買えばいいじゃない」と思われるかも知れません。世帯収入は平均並みなので、正直、家を買うことはできると思います。今も「家賃並みで買える」「豪華な暮らし」など、すてきなコピーが並ぶチラシを見ては、ため息をつく毎日です。しかし、「35年ローンという長い長い道のりを自分は歩めるのだろうか」「不景気で仕事をクビになったらどうしよう」などと考えるとなかなか踏ん切りがつきません。また、物件を見ていると、それぞれに個性があって目移りしてしまいます。そこで教えていただきたいのは、お金のプロが「家を買
兄弟が大揉め「相続」をややこしくする“青山の家”
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。30歳を過ぎた頃から、よく親と複数所持している不動産相続の話になります。調べたり本を読んだりしていますが、いまいちわからず、結局手つかずの状態で時間だけが経ちました。兄が実家近くでひとり暮らしをしていますが、現在、兄弟はそれぞれ別の仕事をしています。「副業で不動産管理会社を運営するとよいのか?」など検討していますが、相続税に関する法律がよく変わるらしいので、どうしたらいいのか、わからずにいます。今からしておかなければいけないこととして、具体的になにがありますか? また今後、注目すべき情報にどんなものがあるのか教えていただけるとうれしいです。(30代後半 既婚 男性)