来店予約、未利用口座、ネットバンキング…現役銀行員が明かす銀行業界のトレンドと付き合い方
銀行のサービスはなぜ変わったのか?
「口座を作るため銀行に行ったら、予約なしでは3時間以上待つと言われてあきらめた」「窓口担当が知識不足なのか、受け答えがたどたどしく、我慢できずに帰ってきた」これは銀行、特に窓口の応対に対する不満の口コミです。私は勤続30年の銀行員で、皆さんの役に立つ情報提供がしたいと記事を書いています。記事執筆に向け調べている中で、こうした銀行への不満の声を見つけ、なんとも忸怩たる思いです。銀行のサービスは変わったのか?それはどのような変化なのか?今回はこうした銀行業界のトレンドから「銀行の窓口」と「通帳」について、“銀行の中の人”が解説します。
不動産投資ローン、返せなくなったらどうなる?家族に迷惑をかけないための対処法
絶対に安全な投資はない
投資の一つとしての不動産投資が話題に上るようにしなりました。不動産投資では専用のローンを借りる場合が多いのですが、もし返せなくなってしまったらどうなるのでしょうか。また、もし本人が亡くなってしまった場合はどうなるのでしょうか。私は銀行の現場で、実際にローン返済に苦しむ人も見てきました。銀行員として直接対応をしてきた立場から対応策を語っていきます。
銀行で投資を勧められたら?銀行員が叩きこまれるセールストーク、4つのテクニック
手の内を知り、自分の頭で考えよう
「あのおじいさんは、孫に定期預金で残したいと言っていたから、勧誘して外貨建て個人年金にさせたよ」「ウチの銀行で手数料が一番高い商品じゃないですか、さすがですね」これは、私が勤務する銀行の食堂で聞いた実際の会話です。多くの銀行員は残念ながら、顧客のことより、金融商品のセールスノルマ達成を第一に考えて提案しています。銀行員のセールストークの中身を少しだけ明かしてみたいと思います。もし、銀行員からしつこく勧誘をされたら、正しい判断をする参考にしてみてください。
銀行員から勧められるとおりに投資をしてはいけない!銀行にとって“儲かる”金融商品とは?
現役銀行員ライターの本音
銀行窓口や、銀行から電話で投資を勧誘されたことはありますか。私は勤続30年の銀行員ですが、銀行員から勧められるとおりに投資をしてはいけない!と本当に思っています。なぜそう考えるのか、銀行員から投資を勧められた場合に注意してほしいことをお伝えします。
導入相次ぐ銀行口座手数料 知らぬ間に預金が減り、口座が消えてなくなる?
手数料が課されるのはどんな場合か
もし、自分の銀行口座から知らないうちに手数料が引かれていき、そして最後に消えてなくなるとしたらどうしますか。これは、口座手数料を導入した銀行では現実に起こりうることです。導入が相次ぐ銀行口座の手数料について、現役銀行員が解説します。自分の口座は大丈夫か、ぜひ確認してみてください。
引き出しに眠る古い通帳ありませんか?忘れ去っていた休眠預金を解約する方法
年間約700億円も発生する休眠預金
学生時代に使っていたり、地方勤務の際に作ったりして、そのままになっている銀行口座はありませんか?また、大掃除で残高不明の古い通帳が出てきたということはないでしょうか。このように、銀行口座に放置されているのが休眠預金です。手続きすれば戻ってきますが、時間が経過するほど休眠預金の手続きは面倒になります。思い立ったらすぐに手続きを始めることをお勧めします。今回は休眠預金にスポットを当て、解約方法などを現役銀行員ライターが解説します。
銀行の金利アップキャンペーンは価値あり?注意点を徹底解説
現役銀行マンが裏事情を解説
冬のボーナス時期が到来しました。銀行では、定期預金などの金利アップキャンペーンなどを行っています。今回は、各行が行う金利キャンペーンの仕組や特典、預金金利が高い銀行について解説します。金利ばかりに注目しがちですが、金利以外のメリットがつくキャンペーンも紹介します。現役銀行マンの立場から、金利キャンペーンを行う銀行の内情も解説します。
キャリア30年の銀行員が語る、コロナで住宅ローンが返せない人が取るべき唯一の道
自宅を諦めない
前回までは、住宅ローン返済に困ったときに選べる2つの道を解説しました。今回は、最も選んでほしい道である「リスケ」についてお話します。住宅ローンが返せないならリスケ、これ私の銀行員経験から出した答えです。リスケの概要とメリットとデメリットを解説します。
キャリア30年の銀行員が語る、コロナで住宅ローンが返せない人が選べる3つの道
返済に困ったとき、3つの道が選べる
前回記事では、住宅ローンが返せなくなると何が起きるかを、段階的に説明しました。その時に選べる道は3つあります。選べる2つの道と、それぞれの内容と、メリット、デメリットも解説していきます。一銀行員として、私が選んでほしい道もご紹介します。
キャリア30年の銀行員が語る、コロナで住宅ローンが返済できない人への処方箋
ローンが返済できないと何が起きる?
コロナ禍による失業や収入減で、住宅ローンが返せなくなったという声を聞くようになりました。検索サイトで「コロナ 住宅ローン」と検索すると、「コロナ・住宅ローン・返済できない」と続きます。住宅ローンが返済できなくなると、なにが起き、最後はどんな結末になるのでしょうか。銀行員として30年間、様々な住宅ローンの結末を見てきた私が、赤裸々に解説します。