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レジェンド葛西の新著もランクイン!ビジネス書ランキング
35年間秘密だった心身強化メソッドとは
1月のビジネス書ランキング第1位は『大人の語彙力ノート』。昨年11月に放送された「Qさま!!大人の語彙力テストスペシャル」(テレビ朝日系列)を著者の齋藤孝さんが監修したこともあり、その後好調に売れています。
3年半ぶり観光再開、いま阿蘇山と熊本で何が起きているか
震災復興の“旗印”へ高まる期待
2014年8月に入山規制が出されてから約3年半。熊本県・阿蘇山の火口周辺への立ち入り規制が、2月28日に解除されました。これによって、火口から半径1キロメートル以内への立ち入りができるようになりました。同日に行われた記念セレモニーには、熊本県の営業部長兼しあわせ部長であるくまモンや、阿蘇市のイメージキャラクターのあか牛くんが登場。その後の火口見学は濃霧で断念となりましたが、それでも現地の雰囲気は熊本が誇る一大観光地の復活に笑顔があふれていました。今回の阿蘇山観光の復活は、地元・熊本の経済にどのような影響を及ぼしうるのでしょうか。データを基に考察してみます。
証券業界に激震? 株取引「手数料ゼロ」アプリの衝撃
時代は「証券3.0」に突入か
「自然に株がわかるようになる。取引のアイデアがざっくざく湧いてくる。忙しい人でも手軽に取引できる。そんなツールを開発しました」イベントの後半でタレントの石田純一さん、鈴木奈々さんとのトークセッションが控えていたからでしょうか。2月28日に開いたローンチイベントの檀上、フィンテックベンチャー「フィナテキスト」の林良太代表は、オーバーアクションで興奮ぎみに力説しました。この日に発表されたのは、同社の子会社が開発した、コミュニティ型の株取引アプリ「STREAM(ストリーム)」。最大の特長は、株の取引に伴う手数料を日本で初めて恒常的にゼロにした点です。はたして、どんな仕組みで手数料をゼロにしたのか。そして、どんな事業展開を考えているのでしょうか。テンション高めのイベントの内容から、ひも解いてみます。
株価下落“第2波”は「過剰流動性相場」終わりの始まり?
パウエル発言で不安が増幅
2月から始まった世界的な株安は、簡単には終わりそうにありません。3月1日の日経平均株価は、前日比343円安の2万1,724円と大きく下げました。2月27日に、米FRB(連邦準備制度理事会)のジェローム・パウエル議長が議会証言で、「個人的には景気見通しは力強さを増してきた」と発言したことが、戻り歩調にあったNYダウ平均株価、日経平均が再び売られるきっかけとなりました。米国の景気が良いという話は、普通は、株にプラス材料です。しかし、今回は通常とは逆の影響を株式市場に及ぼしました。その背景には、どんな事情があるのでしょうか。
米国金融市場の混乱と円高の行方
金利・株価の乱高下は今後収束へ?
2月半ばにかけて米10年国債利回りが約4年ぶりの2.9%台に急上昇し、NYダウ平均株価も1,000ドル単位の上げ下げを繰り返す中、為替市場ではリスク回避を理由に“安全通貨”とされる円やスイスフランが全面高となりました。この間、平常時ならばドル買い要因となりそうな強い米経済指標や米金利の上昇、円売り要因となりそうな黒田東彦・日本銀行総裁の続投による金融緩和継続期待などもありましたが、市場はこれらを材料視せず、ドル円も一方的なドル安円高が進むと、約1年3ヵ月ぶりとなる1ドル=105円台半ばまで下押す場面がみられました。いったい市場に何が起きたのでしょうか。そして、このような動きは今後も続くのでしょうか。
利益3倍増、「いきなり!ステーキ」快進撃に死角なし?
1号店出店からわずか4年で急成長
「他の追随を許さないところまで一気に走り抜けていく。『いきなり!ステーキ』のブランドを高めたいと思っています」。2月26日に開かれたペッパーフードサービスの2017年度決算説明会で、一瀬邦夫社長は競合の動きを意識しながら、こう発言しました。手軽に食べられる“立ち食い方式”や“量り売り”で、ステーキの新しい市場を切り開いた「いきなり!ステーキ」。 グループ全体の本業の儲けを示す営業利益は、2017年度に前期比2.4倍と急拡大しました。同社の好調ぶりにあやかろうと、類似業態を出店する競合他社が出てくるほど。いきなり!ステーキを2013年に出店し始めてから、わずか4年で急成長を遂げたペッパーフードサービスの勢いは、どこまで続くのでしょうか。
日経平均100万円への道
株式市場を超長期目線で考える
商売柄、いろいろなところで講演をする機会が多いです。2月の初旬にも、あるところで講演をしました。講演のタイトルは「株は上がるものである!」でした。そうしたら、講演の前日にニューヨークの株式市場が急落。ダウ平均株価は1,000ドルを超える史上最大の下げ幅を記録しました。間が悪いこと、このうえありません。しかし、講演のタイトルはすでに告知してしまっている以上、変更できません。株が下がると非常に困るのです。なにしろ、こちらは「日経平均株価3万円」などと記者会見まで開いて、テレビのニュースにもなったり、週刊誌で報じられたりしているのです。レギュラーコメンテーターを務める経済番組の新春企画でも「今年の日経平均は3万円にいく」と目標株価を掲げてしまっています。今さら後に引けません。しかし、こうなった以上、新しい予想を出すしかないでしょう。新しい予想、それは……。
株式?債券?不動産? 税制上メリットのある金融商品
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する深野康彦氏がお答えします。現在50代前半で人材提供などを行う会社で、従業員10名程度のみなし役員をしています。年収は現状2000万円近くあり、預金が8000万円ほど、マンションのローンは終了しています。今まで資産運用をしておらず、不動産や株なども持っていません。個人型確定拠出年金は毎月限度額(と理解しています)の68,000円を支払っています。今後のことを考え、課税所得を減らす(節税)ため、税制上のメリットがある商品を運用したいのですが、おすすめの商品はありますか? 小規模企業共済は、みなし役員(出資はしていますが、役員として登記をしていない)ですので資格から外れるのではないかと思います。アドバイスいただけますようお願いいたします。(50代前半 男性 既婚・子供なし)
“爆買い”だけじゃない、世界各地の「春節」の実相
所変われば祝い方も変わる
ここ数年“爆買い”という言葉が浸透すると同時に、なんとなく中国には1月から2月にかけて「春節」と呼ばれる長期休暇があって、競うように海外に出ていくということが一般にも知られるようになってきたと思います。中国の大手オンライン旅行サイトが政府系研究機関と共同で発表した予想によれば、今年は史上最高となる650万人の中国人がこの期間に海外に出かける予定とのこと。日本は個人旅行のビザ取得がそこまで容易でないにもかかわらず、目的地として第2位に位置づけられています。たとえば横浜中華街では毎年、この春節を観光の目玉として、いろいろなイベントを実施しています。横浜に限らず神戸や池袋など中国人が多い地域でもイベントが行われますし、その他の場所でも春節セールが行われるなど、日本でも少しずつ生活の中で目にする機会が増えてきました。では、他の国ではどうなのでしょうか。以前私自身が撮影した、または世界各地にいる友人から送られてきた写真を紹介しながら、世界各地の春節の様子を紹介したいと思います。
マクドナルドがスマホ事前注文を始める浅からぬ事情
モデルは本場・米国のスタバ?
日本マクドナルドがスマートフォンで事前注文できる仕組みを全店に導入するそうです。一見、そのまま読み飛ばしてしまいそうなニュースですが、実はこの仕組み、ファストフードの売り上げを劇的に増加させるとして、米国で大きな話題となったものなのです。最初に始めたのはスターバックス。スマホ事前注文がなぜ売り上げを伸ばすのか、その秘密をひも解いてみます。
自営業で先々の仕事が不安…資産構成を見直すポイントは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。55歳の自営業者です。同い年の公務員の妻と共働きですが、現在大学3年生の次男が卒業する頃に、妻は退職の予定です。現在の資産は、約3200万円ほどありますが、自分の仕事も先細り気味で若干将来が不安です。現在のキャピタルゲイン狙いの資産構成から、インカムゲイン狙いの資産構成へ少しずつ移していきたいと思うのですが、どのような方法が望ましいのでしょうか。NISAの活用方法も含めて教えていただけるとありがたいです。現在の資産内訳は、現預金が約3分の1、現物株が約1割、残りが投資信託です。投資信託の内訳は、国内株式45%、外国株式40%、外国債券15%です。家は持ち家ですがローンは返済済みです。よろしくお願いします。(50代後半 男性 既婚・子供2人)
外国人「ナイトタイム観光」で伸びる有望企業はドコか
健全な市場成長が日本を活性化
インバウンド(訪日外国人)数が順調に増加しています。日本政府観光局(JNTO)が発表した2017年の訪日外国人数は前年比19.3%増の2,869万人となりました。2年連続して年間400万人超の増加となった計算です。このペースでいけば、2017年3月に閣議決定された「観光立国推進基本計画」の2020年訪日外国人旅行者数4,000万人の達成も視野に入ってきたといえるでしょう。しかし、現状にあぐらをかいてもいられません。日本の観光産業には、まだ課題も残っています。そして、その課題ゆえに成長の余地がある企業もまた存在するわけです。
完全リタイア前に家計と運用資産の見直しを行う意義
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する深野康彦氏がお答えします。2年程前に定年退職し、現在(62歳)は個人事業主として仕事を続けており、少なくとも65歳までは働くつもりです。子供は自立しています。資産運用は投資信託のみを行っておりますが、今後は株中心の投資信託から、REITや債券中心の投資信託にポートフォリオを変えようと思っています。その他も含め今後の資産運用方法についてアドバイスをお願いします。現在の収入・支出【収入】業務委託収入:年800万円、企業年金:年250万円、厚生年金:年200万円、合計:年1250万円【支出】総額:年960万円今後の収入の変化・今後予測される特別な支出今後、40万円程度の年収増が見込めます。今後予測される特別な支出は海外旅行程度です。退職後の収入・支出見込み2年程前に定年退職。現在(62歳)は個人事業主として仕事を続け、少なくとも65歳までは働くつもりです。保有する金融資産投資信託890万円、預金380万円です。現在の負債(住宅ローン・借
昨年終盤から続く「円高・ドル安トレンド」の“正体”
長期金利差に逆行するドル円相場
ドル円相場の値動きを予想するうえで、日米の長期金利差は重要な要素であり、少なくとも両者の連動性はここ数年間、高いものがありました。しかし、昨年11月以降、日米長期金利差の拡大に逆行する形で円高・ドル安が続いています。この背景には何があるのでしょうか。また、今後もこの傾向が続くのか、探ってみたいと思います。
ビジネスに応用できる「そだねージャパン」の成功戦略
“カー娘”を見習うべき3つの理由
2週間にわたって日本中の感動を呼んだ平昌オリンピックが閉幕しました。男子フィギュアスケートの羽生結弦選手・宇野昌磨選手による金銀独占、女子スピードスケートのメダルラッシュなど、多くの日本選手の活躍が皆さんに心に強く刻まれたことと思います。中でも、女子カーリングのLS(ロコ・ソラーレ)北見チームが銅メダルを取るまでの試合の一投一投に、手に汗を握って応援した方も多いのではないでしょうか。かく言う私もその1人です。北海道弁でコミュニケーションを取る、若く明るい女性チームに「そだねージャパン」というニックネームも付きました。実は、このLS北見チームの活躍には、ビジネスパーソンが学ぶべきたくさんの成功戦略が含まれているのです。
キャピタルゲイン目的は要注意!投資で心がけるべきこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する内藤忍氏がお答えします。フリーランスで生計を立てている35歳です。ここ数年でようやく収益が安定し、年収が700万円ほどになり、投資を考え始める段階になりました。まだ資産のない自分にとって、インカムゲインよりもまずはキャピタルゲインで資産形成を図るのがよいと思っています。しかし、今年に入って会社員からフリーランスに転向したため、リスクに慎重にならないといけないという認識も持っています。投資への入り口でつまづきたくないので、よいアドバイスをお願いいたします。(30代後半 独身 男性)
「2019年増税」の確度が高まった安倍政権の“ある動き”
経済対策“早期とりまとめ”の意味
2月は、アベノミクスの先行きを決定づける“想定内の動き”と“想定外の動き”がありました。日本銀行の人事案は想定内でしたが、消費増税後に備えた経済対策の早期とりまとめ方針は想定外でした。10%への消費増税は再々延期ではなく、予定通り実施される見込みです。経済対策を早期にとりまとめるのは、霞が関の立場では安倍晋三首相の増税決断を後押しするためでしょうし、安倍首相の立場では今年秋を中心とする改憲スケジュールに集中するためでしょう。
義父の死亡保険金6千万円、いくらを余裕資金に回すべきか
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する高山一恵氏がお答えします。35歳、妻と共働きで子供が1人います。義父の交通事故死により、保険金を合わせて6000万円以上いただくことになりました。貯金と合わせると8000万円程度余剰資金が発生し、運用や保持の仕方を考えあぐねています。子供は2人の予定で2人分の大学進学費用は確保済みです。家は今後も賃貸予定で自分が退職後に購入を考えています。車も購入の予定はありません。また、義母は70代ですが、介護などでの金銭負担の必要はありません。現在、妻は育休中ですが、5年程度在宅ワークなどに変更する予定です。投資経験は5年程度(投資信託400万円、NISA、iDeCo)です。使い道はまだ決めていないのですが、交通遺児などの団体にいくらか寄付を検討しています。考え方も含めて、資金の効果的な持ち方や運用をご教示いただければ幸いです。〈相談者プロフィール〉・35歳、既婚、男性、子供1人・収入:自分・会社員・手取り収入月35万円〜50万円、妻