ビジネス
経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
既存小売りはネット通販に勝ち目があるのか
アマゾン配送料値上げでどうなる?
アマゾンジャパンが4月4日、配送料体系の変更を発表しました。アマゾン以外のネット通販業者にも送料引き上げの動きが広がっています。顧客からみるとトータルの支払額が増えることになりますが、送料引き上げの動きが続いた場合、これまではネット通販に押され気味だった既存の小売業界が息を吹き返すことにつながるのでしょうか。
45歳で総資産5400万、このまま早期リタイアしても大丈夫?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。仕事と人間関係に悩みうつ病を発症、45歳の時に退職しました。病気が治ったら社会復帰したいと思いつつも、現状は症状が思わしくなく、このままリタイアする可能性もあります。その場合、現在の資産で今後の生活が成り立つのかが不安です。試算した限りでは、90歳まで資金が底をつくことはありませんでしたが、欠けている視点などもあるかと思い、先生のアドバイスをいただけますと幸いです。【現在の収入と支出(基本的な生活費)】収入:傷病手当金28万円、所得補償保険35万円(いずれも期間限定)。支出:基本生活費(家賃、食費等)11.5万円、国民年金1.8万円、国民健康保険1万円、住民税5,000円/年。【今後の収入変化と予測される特別な支出】・保険金の受給終了後は収入の見込なし(保有金融資産の運用益を除く)・結婚、教育費、家購入などの予定なし【退職後の収入・支出見込み】・支出は大きく変化する見込みなし。・厚生年金を70歳繰り下げ受給。年金額年220万円(
議論は迷走ぎみ? 第3回「FX有識者検討会」の憂鬱
議題は“消費者保護”なのか
店頭FX(外国為替証拠金取引)業者の決済リスクへの対応について議論するため開催されている有識者検討会。その第3回会合が3月29日に金融庁で開かれました。検討会に先行する形で、昨年末から「FXのレバレッジを現在の最大25倍から同10倍に制限する方針」という報道が流れていますが、これまでにレポートしてきた通り、第1回、第2回の議論は、観測報道とは少し異なる展開を見せています。第3回の会合では、どのような議論が展開されたのでしょうか。
個人投資家は「新年度相場の投資戦略」をどう考えるべきか
“4月は上がりやすい”は本当?
新年度となりました。街には一目で新入社員とわかる初々しい若者の姿が目立ちます。今年の桜は開花が早く、首都圏ではすでに葉桜になっていますが、それでも新たな年度の始まりに色を添えてくれています。新緑が目に眩しい季節になりました。春は人の気持ちをとてもフレッシュにさせてくれます。この「フレッシュな気持ち」というのが重要です。「景気は気から」という言葉がありますが、人の気持ちが景気を左右するのです。景気の鏡である相場も同じで、人の気持ちが重要です。投資家の気持ちがフレッシュになれば、当然前向きでポジティブな投資行動につながると考えられるからです。
定年退職後の安定収入を目指すために検討すべき資産構成
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現在62歳で、2年程前に定年退職しました。今は個人事業主として仕事を続けており、少なくとも65歳までは働くつもりです。子供は自立しています。資産運用は投資信託のみ行っていますが、株中心の投資信託から、REITや債券中心の投信にポートフォリオを変えようと思っています。そのほかも含め、今後の資産運用方法についてアドバイスをお願いします。<相談者プロフィール>・男性、62歳、既婚、子供あり・職業:個人事業主・年間収入:1,250万円(業務委託800万円、企業年金250万円、厚生年金200万円)・年間支出:960万円・保有する資産:投資信託890万円、預金380万円・住宅ローンなどの負債:特になし・保険契約の有無:医療保険と生命保険に加入。・その他:今後、40万円程度の年収増が見込めます。今後予測される特別な支出は、海外旅行程度です。
過剰な期待はNG!?ロボアドバイザーが受けがちな誤解
イベントレポート
2018年2月17日、人生100年時代のライフプランニング、iDeCoやNISAの制度利用、ポートフォリオの組み方、長期投資をするための心構えなどが学べる「【マネーリテラシー】が身につく1Dayスクール〜お金に困らない人生を送るために役立つ知識とは〜」が開催されました。その中で行われたセミナー「ロボアドバイザーを利用する低コスト資産運用のご提案」について紹介します。登壇したのは、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社MSV LIFE統括責任者・野水瑛介氏とマネックス証券株式会社オペレーション・システム部シニアマネジャー・斎藤翔太氏。ロボアドバイザーの種類や誤解、提供できる価値や両社のサービス特性について両氏が来場者向けに解説しました。本記事では、MSV LIFE統括責任者・野水瑛介氏によるロボアドバイザーとは何か、どんな種類があるのかなどについての内容をお届けします。
トランプ発の貿易戦争、アジアで影響が大きい国は?
波及するのは中国だけじゃない
米国のドナルド・トランプ大統領が3月22日、通商法301条による対中制裁として、600億ドル規模の制裁課税を行う、中国をWTO(世界貿易機関)に提訴する、などといった措置を表明しました。中国による知的財産権の侵害を理由に挙げています。米国では直近、主要閣僚が相次いで解任され、後任には対中強硬派とされている人物が就任しました。政権内の混乱も含めて、トランプ政権の打ち出す政策はまだ流動的で、なかなか先が読めないという状況です。トランプ大統領が打ち出した政策によって、アジア経済にどのような影響があるか、という点について考えてみたいと思います。
非課税メリットを最大限に活かした、NISAのおトクな運用法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。NISA口座はどう扱えばよいのですか。どのような商品(株、ETF、投信)を、どんなタイミング(毎月、四半期)で購入すべきなのか。また、iDeCoとの使い分けなども知りたいです。(40代前半 男性 既婚・子供1人)
Eコマース拡大から見える世の中の変化
市場拡大で世の中も変わる?
足元、米国の保護主義政策によって、貿易摩擦懸念が高まっています。しかし、世界経済の密接なつながりを鑑みると、貿易戦争にまで発展する可能性は低いのではないでしょうか。紆余曲折はあるとみられますが、基本的に世界経済が順調に成長するという見通しは継続と考えています。それに伴い、商取引も拡大をしていくでしょう。中でも急成長をみせるEコマース(EC、電子商取引)市場は、今後も前年比2ケタの高い成長が続くと予想されます。背景には、「スマートフォンなどのデバイスの普及」「物流システムの充実」「決済機能多様化への対応」「オンラインショッピングのインフラ整備」などがあると考えられます。したがって、Eコマースの拡大は単なる消費行動の変化の表れというだけでなく、世の中の変革を象徴する動きであるともいえるでしょう。その変革を先導している企業の1つが米国のアマゾン・ドット・コムです。ほかにも、ヒト、カネ、モノ(物流)を巻き込んだ経済圏をつくる巨大企業が米国や中国などで多数出てきています。これらの企業が及ぼす影響について、EC拡大という観点から見てみたいと思います。
「持ち家か賃貸か」定年退職後の住まい、賢い選択はどっち?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する深野康彦氏がお答えします。転勤族のため、30年間社宅住まい、現在も兵庫県西宮市の社宅に入居中です。30代のとき、都内にマンションを取得しましたが、その後、関西に転勤することが決まり、一昨年に都内のマンションを売却しました。売却金は全額、投資信託で運用中です。2018年3月には60歳になり、定年退職し、社宅も退去します。現在、夫婦2人暮らしで、2人とも健康です。定年退職後、この年齢でマンションを購入すべきか、賃貸で対応すべきか、どちらが賢い選択でしょうか。また、退職金を含む、資産全体の運用方針についてアドバイスをお願いします。【基本情報】・家族:自分58歳、妻56歳(子供2人は結婚し、独立)・職業:本人サラリーマン(金融・一部上場)、妻パート・年収:本人1,000万円、妻80万円【資産】・投資信託:3,000万円(マンション売却金をTOPIX投信とグローバル株式インデックスファンドの半々で運用中)・定期預金:900万円・一時払終
社会保険料いくら納めて何をしてくれる?活用したい福利厚生制度
新入社員は、会社の福利厚生をチェック!
新入社員の4月は、毎日が研修続き。ビジネスマナーや書類の書き方等、業務に直結する研修で気が抜けない中、先輩社員からは、「会社の福利厚生研修はあまり聞いていなかった……」という声も聞こえます。でも、それはもったいない!福利厚生制度を知っているか知らないか、そして、それを活用できているかできていないかで、あなたの未来が変わります。福利厚生は自分の人生に直結する制度ですから、この春、しっかりと確認しておきましょう。
返済か運用か?3つの不動産を購入した30代独女の悩み
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。32歳、正社員として働いています。年収は額面で850万円ほど。現在、1人暮らしをしています。結婚は縁があればしたいですが、しないことも視野に入れています。家族は両親が持ち家で暮らしており、兄は結婚して自宅を購入しています。相続のことはまだ何も考えていません。ここ2年でインフレ対策と老後資金の確保のために、投資用ワンルームマンションを2部屋と自宅マンション1部屋を購入しました。家具家電も比較的いいものをそろえたので手元のお金が少なくなってしまいましたが、来年から月12万円、ボーナスから年60万円のペースで老後資金およびローン返済資金を積立して運用していきたいと考えています。一方で、ローンが多いのでそちらの返済を優先した方がいいのかもしれないと、順番や配分を悩んでいます。【保有している不動産とローン内容】 ・自宅マンション(1LDK) 購入価額3,180万円ローン残高3,100万円(35年 変動0.775%と
RIZAPグループのM&A戦略は未来の何に“コミット”?
今度はサンケイリビングを買収
RIZAPグループがM&Aの面でも存在感を高めています。3月29日には、主婦向けのフリーペーパーである「リビング新聞」を発行するサンケイリビング新聞社の株式を取得し、子会社化することを発表しました。これは、昨年に買収した「ぱど」に続くフリーペーパー紙の買収です。それ以外にもRIZAPグループはジーンズメイト、マルコ、夢展望のような小売業や、イデアインターナショナル、堀田丸正などのインテリア関連の卸業など、たくさんの上場企業を買収していることも話題になっています。RIZAPグループは何を狙っているのか、その買収戦略をひも解いてみましょう。
リスクを取らない「預金だけ」が別のリスクを生む理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現状、夫の年金と子供関係の手当をすべて貯金に回しています。保険については高額医療費等でそこまで負担はないと考え、本当に万一のときの備えのみです。今までリスクを取りたくなく基本的に定期預金にしてきましたが、老後資金や子供の学費を考えると、多少は資産運用もしたほうがよいかと思っています。以前、夫がデイトレードにチャレンジしたのですが、精神的に負担になって継続できず……。今度は長期運用を私が中心になってしようと思っています。夫の年金額も減っていく一方ですし、私が働けなくなった場合や子供の学費、老後資金などさまざまな不安があります。3つの質問について教えてください。1:資産運用を行う場合、どの程度の予算でなにから始めればよいのか2:今の保険で本当に必要な保障ができているのか3:老後資金のために個人年金保険など検討したほうがよいのか【現在の収入】世帯主:私、女性、39歳、会社員、年収380万円(手取り250万円)夫:障害者、障害年金120万
1ドル=106円台を回復、円高ドル安は一巡したのか
「リスク回避」はいつまで続く?
3月22日、ドナルド・トランプ大統領が中国による知的財産権の侵害を理由に、中国からの輸入品に対して高関税をかける措置を発表すると、貿易戦争に対する懸念が強まって為替市場ではリスク回避の円高反応となりました。さらに翌23日には、ハーバート・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当、写真左)の解任が伝えられ、後任に対外強硬派のジョン・ボルトン元国連大使が就任すると報じられたことがドル売り材料となると、ドル円は約1年4ヵ月ぶりの安値を断続的に更新。そのまま心理的節目の1ドル=105.00円も割り込んで、104.64円まで下落しました。足元、ドル円は106円台を回復し、ドル安円高傾向が一巡したようにも見受けられますが、この先のドル円相場について、どのように考えればいいのでしょうか。
ゆとりある人生100年時代の「シンプルな」資産運用
イベントレポート
2018年2月17日に開催されたイベント「【マネーリテラシー】が身につく1Dayスクール〜お金に困らない人生を送るために役立つ知識とは〜」。これから新しい時代を生き抜くための「人生設計」と「お金」について学べる本イベントでは、さまざまなセミナーが開催。その中から本記事では、「人生100年時代の資産運用〜シンプル投資でゆとりある老後を〜」と題したセミナーをピックアップ。損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント株式会社営業課長・田中利典氏が「ゆとりある老後には一体いくら必要なのか」や「そのための資産運用はどうすればいいのか」について解説しました。
人生100年時代でどう変わる?投資前に考えるライフプラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。親からの贈与などが毎年あり、以下の通り、金融資産がだいぶ貯まってきました。どのような割合で投資にまわそうか悩んでいます。・貯金:450万円・全期前納型の日本の介護保険:400万円(5年払込の3年目)・米ドルの一時払いの生命保険:500万円(1年目)・アメリカ株(one tap buy):30万円・投資信託(ロボ系):90万円・クラウドファンディング(不動産系):60万円保険は子供が生まれるので貯蓄目的にはじめました。日本の介護保険は利率が低いので、解約金が上回ったら売って、ほかの投資にまわそうか悩んでいます。また保険や貯金などが一定額貯まったので、今後は支出を除いた20万円を、NISA、iDeCoに月5万円、投資に15万円ほどまわして運用しようかなと思っていますが、それだと投資の割合が高すぎるか悩んでいます。家は親が所有しているため住宅ローンや家賃はなく、旦那と私の財布は別にしています。旦那も米ドルの生命
「ダーウィン」が来る? ITソリューション業界の最新潮流
6つの頭文字で注目銘柄を探る
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が残るのでもない。唯一生き残るのは変化できる者である」――。チャールズ・ダーウィンの『種の起源』の中に、こんな言葉が出てきます。日本のITソリューション業界は、企業数が多く、多重下請けとなるピラミッド構造もみられ、海外と比較すると独自の生態系(エコシステム)を形成していると言われています。一方で、テクノロジーは日々進化しています。そのため、企業が生き残るには変化への対応が重要です。今回は、「DARWIN(ダーウィン)」というキーワードで業界におけるテクノロジーのトレンドを整理し、変化に対応しようとしている企業を取り上げます。