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経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
「株が思い通りに動かない」さて、あなたはどうしますか?
困った時の対処法
ゴールデンウィークは相場もお休みでしたが、日本の株価指数である「日経平均」や外国為替については米国などで取引が行われていました。日本にも祝日取引ができる「日経平均」があり、大型連休で東京証券取引所や大阪取引所が休場の間も実際に取引されていました。さすがにゴールデンウィークまで“切った張った”ということを行う人たちは限られており、実はちょっとした売り買いによって、大きな動きになることもあります。そして今回のゴールデンウィークも日経平均は休みの間に大きく上昇となりました。上昇したのであれば特に問題なさそうですが、休日前に株式を手放した人や、「空売り」といって信用取引で株を借りて売っていた人たちは大きな上昇で儲けそこない、逆に「損をした」とぼやく人もいます。
年収5000万の税率は50%にも 会社設立は節税の正しい道?
実際どのくらい節税できるのか
インターネットの発展やSNSの普及によって、いつでもどこでも仕事ができるようになった人も多いのではないでしょうか。Webサイトやブログを通して物やサービスを提供する人が増え、会社員から起業する人も増加しています。収入が増えてくると、気になるのは税金です。「会社を作って節税しよう」という本もたくさんありますが、果たしてどのくらい節税できるのでしょうか。
ペッパーフードが「いきなり!」急騰した3つの要因
いきなりステーキ全米展開の成否は
5月、大型連休のはざまに上場来の最高値を大きく更新した銘柄があります。「ペッパーランチ」や行列必至の人気店「いきなり!ステーキ」をチェーン展開する「ペッパーフードサービス(証券コード:3053)」です。今年1月時点で1,200円程度だった株価は、2月末に1,500円台を付けて1年半ぶりに上場来高値を更新、さらに5月2日には一時2,600円を超える急上昇を演じ、最高値を大きく塗り替えました。なぜペッパーフードサービスは“いきなり”急騰したのか? その要因を3つにまとめてみました。
“休むも投資” 長期休暇を制する者が投資で勝つ理由
投資のヒントは身近なところに
ゴールデンウィーク期間に入り、今週、株式市場の取引所が開くのは2日だけ。3日、憲法記念日から市場も5連休となります。昨年末から今年のお正月にかけての休みは4連休でしたので、このゴールデンウィークは証券取引所、証券会社などが休んでいる期間が年末年始よりも長いということになります。取引所が休場となると「つまらない」という投資大好き人間の方もいるようですが、いつも株式の動きを見ている人にとってはよい休養となるのではないかと思います。
ヤフー株急落、しかし本当の業績はどうなのか?
初の最終減益には理由があった
4月27日の株式市場において、ヤフー株が一時10%安と急落しました。その理由は前日に明らかになった決算です。事前には増益予想だったヤフーですが、蓋を開けてみれば上場来初めての最終減益という結果に。さらに営業利益は今期に続いて来期も営業減益になるという見通しが発表されました。実は、ヤフーは個人的にとても注目している会社です。株式投資をしているわけではありませんが、インターネット通販とオークションを非常によく利用しているからです。そのような興味から、今回のヤフーの決算についてコンサルタント視点で読み込んでみました。
報酬1000万、「最高うどんビジネス責任者」の仕事って?
気になる職務と求める人物像を聞いた
「うどん県」への“改名”など、常にうどんの話題には事欠かない香川県。その西部に位置する三豊市の会社が、「CUO(チーフ・うどん・オフィサー)」という不思議な職を公募して、注目されています。その報酬はなんと年1,000万円。これは単なる話題作りではなさそうですが、CUOとは、一体どんな仕事をする人なのでしょうか?
「ZOZOTOWN」好決算に混在するブルとベア
超成長ZOZOという街を分析する
「スタートトゥデイ」という会社をご存知ですか?2004年に始めた同社のファッション通販サイトの年間商品取扱高は、今や年間,2000億円を超え、日本最大級のサイトに育っています。そう、ご存知「ZOZOTOWN」です。驚くことに、このZOZOを運営するスタートトゥデイの時価総額は「NEC」や「東京電力HD」よりも大きな規模となり、もはや大企業と言っても差し支えないでしょう(数字は2017年4月20日現在)。約2万店の商品をタダで配る「0円セール」や、テレビCMでもおなじみ「ツケ払い」、採用広告「40名のエンジニア求む!」などユニークな施策を打つ会社としても知られています。そんな夢とユーモアあふれる街、ゾゾタウンが4月19日、業績の上方修正と配当の増額を発表しました。これを好感し夜間取引では大幅高を演じたものの、翌日の株価は3.7%の下落。翌々日わずかに持ち直したものの、方向感が定まりません。投資歴12年、株で生計を立てている筆者は、今後のスタートトゥデイに対するブル(強気)とベア(弱気)が混在しているように思うのです。
人の言うことを鵜呑みにするリスク 投資の身近な罠
正しく未来予測できるのは誰?
4月23日、フランスでは大統領選の第1回投票が行われ、マクロン氏とルペン氏が決選投票へと駒を進めました。今、株式市場は誰が次のフランス大統領になるのかを非常に気にしています。英国と同様に、フランス国内がEU(欧州連合)離脱派と親EU派とに分かれていることで、EU離脱派が大統領になるとEU崩壊につながり、欧州が大混乱すると言われているからです。
ロボアドバイザーの普及で日本の資産運用はどう変わる?
25年間ほったらかしでリターン2.4倍も
将来を見据えた資産形成を始めたいけれど、なんとなく投資は難しそうというイメージから二の足を踏んでいる人は少なくないでしょう。では、まず知識をつけてから……といっても日々忙しく働いているビジネスマンにとっては難しいのが実情です。そんな人にピッタリ、と今注目されているのが自動資産運用サービス「ロボアドバイザー」。大手証券も続々と参入するなか、昨年夏のサービス開始からわずか9ヶ月で、預かり資産75億円を突破した急成長中のベンチャー企業があります。財務省、マッキンゼーを経て、ウェルスナビ株式会社を創業した柴山和久代表取締役CEOは、「ロボアドバイザーを活用することで、日本人はもっと豊かになれる」と言い切ります。その真意を問いました。
吉野家の株を手放すかどうか、という悩みを紐解く計算式
実例から“塩漬け株”の経済性を考える
まったくもって個人的な悩みなのですが、超長期で保有している吉野家の株を手放すかどうか考えています。学生時代から大好きな牛丼屋さんの単位株を、株主優待券目的で購入したのがもう30年も前のこと。それ以来ずっと持ち続けてきた株なのですが、なんとなく社会的地位もできあがってきた50代のおじさんとしては、牛丼を食べるたびに優待券を出すという仕草があまりかっこよくない……と思い始めてきたことが売却を検討しはじめた理由です。そして、なにを悩んでいるのかというと、これまでの投資がプラスなのか、マイナスなのかが簡単には計算できないということです。今、仮に30年間保有してきた吉野家株を売却したとしたら、投資結果はプラスなのか、マイナスなのか。みなさんと一緒に考えてみましょう。
「ビットコイン」払いが常識に? 家電・飲食店も導入進む
法改正の追い風で、より身近な存在に
仮想通貨「ビットコイン(Bitcoin)」の利用が拡大しています。4月、大手家電量販店のビックカメラは都内2店舗においてビットコインの試験利用を始めたと発表しました。ほかリクルートやぐるなびなどが導入を促進。今夏以降、多くの飲食店や美容室などに導入される見込みです。これまでは一部の投資家だけのものだったビットコインが、今年、私たちにとってより身近な存在となりそうです。
「地政学リスク」は本当に怖いのか? 市場との関係性
雰囲気だけで株価は動く
米国がシリアにミサイルを撃ち込んだというニュースが流れて以降、報道などで「地政学リスク」という言葉を見かけるようになりました。株式市場でも「地政学リスクを懸念して売られている」ということが盛んに報じられています。株式投資をするときには、「直近の売上高が云々……」とその企業の業績の良し悪しを気にすることが多いです。ただ、考えてみればわかりますが、その業績に反映するものが世界情勢であり、為替であり、為替変動の要因でもある金利などの動きになるのです。
ベンチャー投資の“エンジェル税制”ってなんですか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。親しい友人が人材関連の会社を起業しました。その際に、餞別の気持ちで50万円ほど彼の会社に投資しました。この税金について、友人はエンジェル税制が使えるかもしれないというのですが、正直、私はなんのことかよくわかっていません。所得控除が受けらるれようなのですが、適用例が少ないことが話題になったこともあるそうで……。エンジェル税制のメリット・デメリットがあれば教えてください。(30代前半 既婚・子供なし 男性)
プラダがネット通販強化 高級ブランドはどう変わるのか?
ネットシフトを後押しする最新事情
日経新聞の報道によると、イタリアの高級ブランド「プラダ」がネット通販を強化するそうです。欧米や日本で展開している通販サイトを、中国、ロシア、韓国に広げるという計画です。高級ブランドとして成功してきたプラダも、2014年1月期をピークに業績は頭打ち。この状況を打開する必要があると考えられた打ち手が、このネット通販の強化だといいます。業績が悪化したのでネット通販を行うということだけであれば、さほど目新しいニュースではありませんが、プラダなど高級ブランドを取り巻く背景はこれまでと少し違っています。時代を知る4つのキーワードから、今回のニュースを解説してみたいと思います。
「投資に無理は禁物」改めて覚えておきたい鉄則の話
身の丈にあった方法を見つけよう
新年度が本格的に始まり、電車や街の中で新入社員らしきフレッシュな若者を見かけることも増えました。株式投資の世界でも、4月は新たなスタートとして認識されることがあります。3月決算の会社も多く、投資していると「配当がいくら出たのか」「今年度の業績はどうなるのか?」と気にすることも多い時期。新たに投資を始めよう、と考える方も多いのではと思います。
「数字」が読めると本当に儲かるんですか?
数字オンチのための会計基本講座
「数字」が読めると本当に儲かるんですか?「なぜ、うちの会社は赤字体質から抜けられないのか」「安易な値引きをするから、社員を馬車馬のように働かせてしまうブラック化が進むのではないか?」こうした疑問はおそらく「会計・経理の知識がない」という答えにほとんど集約されます。というのも、「会計や経理の知識を持っていない」ということは「会社の現状を理解する術を持っていない」ということを意味するからです。楽天市場で人気の花屋を営む古屋悟司さんは、かつてこのことを痛切に感じたそうです。とにかく売上を上げることを目標とし、年商が大台の1億円を突破したにも関わらず、赤字体質による資金不足に不安を感じ続ける日々。そうして倒産寸前まで追い詰められたときに出会ったのが、いくら売れば儲かるかがわかる「限界利益」や会社の現状を映す鏡ともいえる「限界利益率」といった「会計」の知識でした。その「数字の読み方」を授けてくれたスゴ腕の税理士さんのおかげで、経営のV字回復に成功し、以降黒字続きだそうです。その古屋さんの実話を元にした書籍『「数字」が読めると本当に儲かるんですか?』から、数字オンチでもわかる「儲かる会計」の基本を
高級車を買うと、会社にとって「節税」になりますか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。父の代から、クリーニング店向けに設備やサービスを販売する自営業を営んでいます。以前、テレビかマンガで、税理士が中小企業の社長に向かって「利益が出ているなら、社用車として高い外車を買いなさい」とアドバイスをしているのを見たことがあります。私は少し利益が出ているものの、そんなアドバイスを税理士から受けたことはありません。こういったアドバイスは、よくあるものなのでしょうか。(30代後半 既婚・子供2人 男性)
アマゾンの「当日配送サービス」は消えてしまうのか?
ヤマト撤退で考えられる3つのシナリオ
ヤマト運輸が、これまで重要取引先だったアマゾンドットコムの荷物のうち「当日配送サービス」の引き受けから撤退する方針を固めました。同社では、人手不足による従業員の過重労働が問題になっていましたが、いよいよアマゾンとの取り引きを抜本的に見直すことにしたようです。通販のヘビーユーザーにとっては便利なサービスだったアマゾンプライムも、今回のヤマトの撤退によって見直しが必至だと言われています。ヤマトはどう動くのか、そして通販の未来はどうなるのか。状況をまとめてみます。