ビジネス
経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
独立するなら知っておきたい、節税できる“退職金”制度
「小規模企業共済」をご存知ですか?
フリーランスや起業の道を選ぶ方のなかには、以前の勤め先から仕事を受注している方も少なくありません。決まった会社から仕事をもらえると収入は安定しますし、会社側としても勝手知ったる人物に仕事を任せつつ、社会保険料などの負担は減らすことができるのですから一石二鳥なのかもしれません。独立すると会社員時代とは異なり、社会保険や税の手続きを自ら行う必要があることはもちろんですが、例えば、将来リタイアする際の退職金もありません。独立される場合は、老後までの資金計画をしっかり考えておきたいところです。
ヤフー「ゲームプラス」が切り開く“脱アプリ”の道
新プラットフォームに期待が集まる理由
ヤフーが新しく立ち上げたゲームプラットフォーム「ゲームプラス」にスクウェア・エニックスなど52社ものゲーム会社が参加することがわかりました。これまではスマホアプリで遊ぶことが普通だったスマホゲームを、ブラウザゲームとしてプレイできるようにするというのがゲームプラスのコンセプトです。しかしなぜ、すでにiOSやAndroidで多くのゲームが提供されているのにもかかわらず、新しいプラットフォームが注目されるのでしょうか?その背景を詳しく見ていきましょう。
「自分の意見」が言えない日本人のための“考え方”講座
ハーバード流「自分の意見の作り方」
「どうすればいいかは、自分で考えてよ」「何を言いたいのかわからないよ。きちんと考えた?」「言いたいことはわかるけど、今ひとつ説得力がないな……」課題に自分なりの答えを出す。想定外の事態に対応すべく、新たな案を考え出す。自分の意見に説得力をもたせる。これらのように、社会に出るとさまざまな場面で「自分できちんと考える力」、つまり「考え抜く力」が求められます。その一方で、日本ではいわゆる「正解主義」に重きを置いた学校教育が行なわれるため、正解のない問いに自分なりの答えを「考え」、意見することを苦手とする人が少なくないようです。そこで、大学で20年以上に渡り、「考える力」について講義している狩野みきさんの著書『世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業』から、「考える力」を身につけるためのプロセスを教えてもらいましょう。
もう人間はいらない? 中国で盛り上がる無人コンビニ
実際に訪れてわかった、その可能性
中国の新興企業が生み出す技術やサービスに、世界の先頭を走るようなものがあると報じられる機会が最近、増えてきました。先日、日本進出を決めたシェア自転車のMobikeや、QRコード経由でどこでも支払えるAlipayやWeChat PayといったITサービスに加え、ドローンの世界シェアNo.1であるDJI、電気自動車の世界的大手BYD、さらにスマホ販売によって日本でも知名度が上がってきたファーウェイなど、高い技術力が求められるハードウェア方面でも、中国企業の発展は目覚しいものがあります。そして今、「新技術+サービス」で次なる革新として話題になっているのが“無人コンビニ”です。以前は人件費が安かった中国も、とくに都市部においては日本を越えるほどの水準となる業種もあり、その圧縮が課題になっています。加えて、人材の質にばらつきがあり転職も頻繁なため、時間や費用をかけて従業員を教育するのではなく、システムや機械にできるだけサポートさせることがトレンドに。この潮流に乗って、ブームになりつつあるのが無人店舗なのです。
自分にあったFPを探す方法、知っていますか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。最近、給料が上がったり、居住用不動産が値上がりしたり、周りから個人年金保険を勧められたり、さまざまなことが重なりました。そのなかで、個人的にFPに相談してきちんとアドバイスを受け、資産運用を行いたいと思うようになりました。自分にあったFPはどうやって探したらよいですか? また、どのような方が先生方にお金の相談にくるのですか? 恐れ入りますが、教えてください。【現在の状況】(1)現在の収入金額と、支出の傾向給与2,800万円、他ストックオプションあり(2)金融資産目黒に4,500万円の居住用不動産あり(ローンなし)(30代後半 既婚・子供なし 男性)
ルイ・ヴィトンが今、スマートウォッチを発売する理由
スマートウォッチ戦線、勝つのは誰?
スマートウォッチが徐々に世の中に浸透し始めています。相変わらず、スマホがあれば十分という方も多いですが、ある種の人たちにとっては確かに便利なグッズです。そして最近、ルイ・ヴィトンなど高級ブランドが次々とスマートウォッチ市場に参入しています。今、この分野で何が起きているのでしょうか? 状況をまとめてみました。
トップセールスが絶対言わない営業の「NGワード」
できる営業マンと何が違うのか
お客様に言ってはいけない言葉がある「いまの時代、押しのトークだけでは売れません。お客様の気持ちに寄り添って、信頼を得る言葉の使い方が求められているのです」と指摘するのは、サイレントセールストレーナーとして、内向型で売れずに悩む営業マンを専門に指導する渡瀬謙氏です。幼少期から極度な無口、あがり症だった渡瀬氏は、学生時代にとくにやりたいことも見つけられず、周囲に流されるように営業職としてメーカーに就職しました。待っていたのは売れない日々。不得手であるトークも人一倍練習しましたが成果は出ません。しかしあるときから、自分のトークよりもお客様の気持ちにフォーカスして、相手を立てるスタイルに変えたところ徐々に成績が伸び始めて、当時勤めていたリクルートで、なんと、トップセールスになったそうです。そんな経験をした渡瀬氏は、内向的か外向的かに関わらず、売れない営業マンはお客様に「言ってはいけない言葉」を発しているから売れない、と言います。いくら一生懸命セールストークに磨きをかけても、「言ってはいけない言葉」を使っていたのでは成果が出ないのも当然ですね。どんな言葉がNGなのでしょうか。渡瀬氏の著書、『トッ
もし10代の子供が「ジュニアNISA」口座を作ったら
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。50代の母親と10代の子供2人の世帯です。「ジュニアNISA」という言葉を最近よく耳にします。現在、子供の口座としては、ゆうちょ銀行とあともうひとつだけ持たせています。今まで証券会社に子供の口座を持つという発想はありませんでしたが、口座を作って投資をするというのはどうなのでしょうか? ジュニアNISAの利点について、教えていただけるとうれしいです。【現在の家計状況】父親は亡くなり母子家庭です。父親の生命保険で15年間は年300万円ほどの収入があり、私の収入も安定しています(年収1,000万円ほど)。子供は高校生と浪人生で、今後はある程度の教育費が必要となる予測です。住宅ローンがあと1,000万円、支払いが10年間あります。生命保険(積立変額)と医療保険を契約しています。(50代前半 死別・子供2人 女性)
「給与はクレカ」そんな契約ってあり? 賃金支払の5原則
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今年の秋頃に起業しようと思ってます。まだ役員や従業員はいません。もし従業員を雇ったときに、給料としてクレジットカードを渡し、「基本給 - クレジットカード利用額」の差引き分を現金で支給するとした場合の税金や保険はどうなるでしょうか? よろしくお願いします。(20代後半 独身 男性)
激務に忙殺されるビジネスマンのための「投資戦略」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。多忙な状況でも20代からできる資産運用について教えていただきたく存じます。今年、大学院を卒業して外資系のITコンサルティングファームに就職しました。同世代と比べて月給は高いのですが、ボーナスはなく、今後の昇給や雇用の継続性については実力や事業次第とあって、早期からの資産運用の重要性を感じています。大学院時代から実施しているネット証券での株式投資は、研究が忙しいあまり売り時を逃し、ほとんど利益をあげられていない状況です。修士論文が忙しかった時期に、株価が大幅に下がったことは今でもトラウマです。現在も業務が忙しいため、なかなか投資と向き合うことができず、投資信託など、ほかの運用方法を考えています。ただ、大手金融機関は手数料が高すぎる一方、手数料の安いネット証券は商品が多すぎて吟味する時間がありません。投資信託以外でも時間がない人にもできる運用方法があれば教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。私の資産状況は以下の通りです。
株式投資はギャンブルか あなたが損ばかりしている理由
株を買う=投資ではない
株式教室を開いていると、さまざまな人が生徒としてやってきます。もちろん、これから投資を始めようという初心者の方も多いのですが、投資経験の方も案外いらっしゃいます。そしておわかりの通り、すでに取引をはじめているにもかかわらず「株式教室」にやってくるということは、株に手を出してはみたけれど「うまく利益が出ない」「損ばかりしている」という人が多くを占めるのです。
考えるのは年1時間だけ 長期投資の“資産配分”のルール
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。勤務先で確定拠出年金制度が導入されています。拠出開始時に決めたポートフォリオのままで4年ほど運用していましたが、このたびNISA口座を開設したので、この2つを合わせてアセットアロケーションとポートフォリオを考え直したいと思っています。現在、確定拠出年金の資産評価額は70万円ほどで、現在は毎月約1万5,000円を拠出しています。今の資産のほとんどは、この70万円を除いて預貯金です。一方、NISA口座へは、毎月約4万円を積み立てていくつもりです。アセットアロケーションを考えて運用していくにあたっての考え方でご相談です1.都度、その時点での総資産を全体として各資産クラスに配分すべきでしょうか。2.それとも月々の投資額を全体として配分すべきでしょうか。3.あるいは確定拠出年金とNISA口座を切り分けてそれぞれで考えるべきでしょうか。総資産を全体として考えるべきかと思いますが、確定拠出年金とNISA口座のバランスが変わっていくなかでのリバラ
妻が自宅で独立開業 家賃も「経費」にしたいです
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。妻が個人事業主として独立しました。今年3月に夫である私名義で住宅ローンを組みましたが、妻は自宅を作業場として利用することが多いため、地代家賃としていくらか費用計上したいと考えています。青色申告を考えておりますが、この場合に注意すべき点などがございましたらご指南いただけるとと幸いです。(30代前半 既婚・子供2人 男性)
全米の小売店が震えた、アマゾン食品スーパー買収の裏側
ホールフーズを陣営に加える意図は?
6月16日、インターネット通販世界最大手アマゾン・ドット・コムが、米高級食品スーパーのホールフーズ買収を発表しました。買収額は約1兆5,000億円とアマゾンとしては過去最大です。発表直後、アマゾンの株価は3%の上昇をみせました。これは今回の買収劇が株主からプラスの評価をされたということになります。なぜ株主は買収をプラスと捉えたのか? 想定される今後の戦略展開から考えてみましょう。
アラフォーDINKSの資産形成、最適なポートフォリオは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。資産配分の正解がわからないまま、今までは本やネットで勉強しながら自己流でやってきました。投資歴10年目となるのでリスクについては認識しています。“絶対的に正しい”というような資産配分はないかも知れませんが、現在の配分に問題がありましたら改善提案をいただけると助かります。なお、現在のところ不動産投資には興味がありません。【現在の資産状況】収入と支出収入:共働き(夫39歳:額面960万円、妻38歳:450万円) 支出:生活費は月35~40万円現在の状況:夫が転勤族なため、お互い地方都市で単身赴任生活。子供はいません。一緒に暮らせば生活費はもう少し低くなるが、その場合は妻が仕事を辞めることになり、収入がマイナスになります。また仕事にはやりがいがあるため、できれば辞めたくない。今後も勤務地によって要相談としています。退職金:転職組のため、退職金は夫婦共にないものと考えています。金融資産:夫の預貯金は定期積立合わせて2,200万円、株式は
職業によって変わる「投資戦略」 今、私はどうすべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する内藤忍氏がお答えします。証券会社に勤務しています。証券会社での年収やボーナスは、長い目で見ても短い目で見ても相場にかなり左右されるものとなっています。現在、私は1,500万円ある金融資産の多くを株式(国内・海外両方)で運用しているのですが、全体で見ると、株式自体のリスクはかなり取っているのかなと思っています。例えば、金融業界の人はもっと債券で運用したほうがよいなど、現在の職種も考慮した運用を行ったほうがよいのでしょうか?(30代後半 既婚・子供あり 男性)
「ラップ口座はおすすめできません」と私が断言する理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。1,000万円の資産について10年程度の運用を考えています。今までは株式、国内外の投資信託で運用をしてきました。証券会社からは「ラップ口座」による運用を進められましたが、ラップ口座と個別投資のメリット、デメリットを教えてください。(60代 既婚・子供2人 男性)
変わりゆく相場に個人投資家はどう立ち向かうべきか
相場が変わると考え方も変わる
株を売買する、投資信託を買う、不動産投資をはじめる――このような時、投資経験者は過去の実体験をもとに投資対象やタイミングを計ることが多いものです。株式投資を行う人であれば、「円安になると、以前、円安の時に買われた株がまた買われるだろう」「米国が利上げをしたら、米国の金利が上昇し円安となって、円安メリット株が買われるだろう」こういったことを考えることもあるでしょう。今回はこうした考え方に対して私が抱く“違和感”についてお話したいと思います。