ファミリー
結婚にまつわる費用や出産に利用できる公的補助制度や子育てにかかる費用など、役立つ制度を紹介。
離婚の前に知っておきたい、シングルマザーのお金のこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。先月に子供を出産しましたが、現在、離婚を前提に別居中です。実家に身を寄せています。今は働けないので、貯金を切り崩して生活しています。実家なので最低限の費用しかかかっていません。夫からの生活費の仕送りはありません。離婚するとシングルマザーとして、市からの助成金がもらえると思いますが、子供のことを考えると離婚を急がない方がいいのかなとも考えています。経済的にはどちらの方がよいのでしょうか。また、子供が生まれたので学資保険を考えてます。正直、あまり余裕もないので、まだ検討中なのですが、将来のためにはやはり加入した方がよいでしょうか。よろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、26歳、既婚、子供1人・職業:無職・居住形態:両親の持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:20万円弱・毎月の支出目安:8万程度(通信費、食費、赤ちゃん用品、病院代)
婚歴アリのお相手候補は、やっぱり「バツあり」な人なのか
データが示す「再婚」の動き
「3組に1組が離婚しています」という離婚情報は比較的拡散しつつあるものの、では一体、離婚した方の再婚マーケットはどうなっているのか、といった情報はあまり目にしたことがないかもしれません。「ちょっと待って。すでに結婚歴のある人の応援よりも、結婚したくてもまだ1度もしたことがない人の応援を先にしてほしい」。読者の皆さんはそう思うでしょうか。しかし、1度も結婚したことがない人にとって、「結婚歴がある人」が運命の相手となる可能性も実際にはあります。「初婚者と再婚者との結婚」があるからです。「『結婚難民』の羅針盤」というこの連載は、結婚を希望している方のための明日を変えるかもしれない学びの場です。ですので、結婚後の離婚動向よりもまず、結婚マーケットそのものを詳しく知ることのほうが、より明日への第一歩につながる情報となる可能性があるように思います。結婚後の離婚マーケットことをどんなに先読みしてみても、目の前の結婚マーケットのことを考えるよりも「取らぬタヌキの皮算用」になる可能性が高いからです。そこで今回は、結婚マーケットにおいて再婚の状況がどうなっているのか、特に「再婚者と初婚者との結婚の状況」に
「夫婦別財布」は上手くいかない? 結婚後の家計管理
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。今お付き合いしている彼女に年内にプロポーズをしたいと考えています。ただ、結婚費用とその後の生活費に不安があります。また、親のすすめで生命保険に加入しているので、結婚に伴ってこの保険も見直したほうがいいのかについても教えてください。 〈相談者プロフィール〉・男性、独身・手取りの月収:30万円、ボーナス年間で約60万円・毎月の支出:28万円、うち生命保険2万円(医療保険・がん保険・介護保険)・毎月の貯蓄:2万円
共働き夫婦がはまりやすい「メタボ家計」の立て直し方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。夫婦と娘の3人家族です。現在は共働きですが、私(妻)は退職を検討しております。2人目の子どもについても考えていて、教育費にはできるだけお金をかけたく、子ども2人は幼稚園から大学まで私立に通わせたいと思っています。ただ、教育費にいくらくらいかかるのかが具体的によくわからず、私が退職しても問題ないかどうかがわかりません。今は節約などを意識せずに生活していますが、今の生活水準のままでやっていけるかについても知りたいです。〈相談者プロフィール〉・女性、既婚、子ども1人・手取りの世帯月収:60万円(夫婦とも手取り30万円ずつ)・資産:800万円(預貯金600万円、会社の持株会200万円)・毎月の支出:60万円(うち貯蓄12万円、食費7万円、日用品5万円)
老後は「国民年金のみ」、自営業が教育費と老後に備える方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫婦ともに、夫の実家(個人商店)に勤めており、いずれ後を継ぐ予定です。夫は月収25万円、私は月収17万円(いずれも総支給額)です。2人とも国民年金のみです。子供が3人おり、小2、小1、年中です。子供は3人とも、小中高は公立の予定。大学は国公立を希望していて、自宅外通学の予定です。子供の教育費、夫婦の老後資金をどのくらい用意しておけばよいかわからず不安です。また、保険、学資などで家計は毎月苦しく、やりくりが難しい状態です。現在は、夫婦の老後資金として、国民年金、確定拠出年金(各月1万円)、商工会議所の退職共済(各月1万円)に加入しています。子供の学資保険を、長男300万円、長女200万円、次男200万円かけており、うち約400万円は払い込み済みです。世帯全体の普通預金、積み立て預金としては、約100万円あります。今後、どのように備えていけばよいのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、34歳、既婚、子供3人・職業:個人商店勤め・
将来の子供の教育費、投資信託で用意するのはアリ?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。20代半ばのDINKSです。30歳までには子供を1人、ゆくゆくは2人か3人欲しいと思っています。これから子供を産むにあたり、どのように資産運用をしていけばよいのか悩んでいます。仕事は子供が生まれても続ける予定です(私は在宅可能な仕事です)。現段階で、すぐに使うお金は100万円程度残しておきたいのですが、しばらく使わない(おそらく子供が私立高校、大学に行くまでは使わないであろう)お金をどうやって管理していくのがベストなのでしょうか。現状、私が「手取り20万円+ボーナス年間120万円」、主人が「手取り23万円+ボーナス年間60万円ほど」です。福利厚生として、家賃の半分を会社が負担しています。毎月、約23万円を生活費に充てています。内訳は以下の通りです。<内訳>・家賃(通常16万円):8万円・水道光熱費:1.2万円・食費:3万円・携帯電話2台:0.5万円・ガソリン代:1.5万円・お小遣い:3.5万円×2人・ジム:0.9万円×2人合計:
育休延長制度でもらえるお金、控除されるお金を確認しよう
育休で納税額や保育料が減る可能性も
2017年(平成29年)10月1日から、保育園等に入れないなどの場合には、育休(育児休業)を最長2歳まで延長できるようになりました。待機児童の問題で、保育園等に入所できず離職となるのを防ぐ目的で、育児休業法が改正されたのです。子育て世帯には朗報ですね。今回は、育休の制度や給付金、育休中に知っておきたいお金の話をご紹介します。
専業主婦ライフの提供は「最強モテ・オファー」なのか
若い女性が望む理想の生き方とは?
物価が高い東京都に住んでいるからか、男性から時折ちょっと違和感のある声をうかがいます。いずれも結婚支援に対してポジティブな経営者レベルの男性なのですが、「うちの従業員の若い女の子に紹介するのに、やはり年収600万円はある男性じゃないと、さすがにかわいそうかな、ってね」。なんと優しい経営者、と思わなくもありません。しかし前回の連載でお示ししたように、結婚支援の現場では600万円はおろか、400万円以上でも結婚支援の現場の方が紹介できる男性は数多くありません。しかもそれが20代、30代の男性ともなると、非常に難しいことも前回データで示しています。ということは、この経営者に「具体的に紹介できる男性の心当たりがないのであれば」客観的なデータに基づいて考えるなら、かなり無責任な発言でしかない、ということになってしまいます。確かに経営者の男性やアラフィフ男性にすれば、この「600万円以上の彼氏じゃないと」価値観は、優越感が持てる価値観です。彼らは所得において、それを達成できているからです。そして、統計的に考えると「つまり、僕みたいな」相手が若い彼女たちには望ましいよね、でもほとんどの男性は彼女たち
不妊治療のお金で破綻しないために。大切な予算を考える
治療費以外にかかるお金の落とし穴
諦めきれず、ついかけられるだけお金をかけてしまう……。不妊治療では、多くの人がそんな傾向に陥りがちです。可能性が少しでも残っていて、しかもお金で解決できるなら、そこにかけたい気持ちは当然といえば当然でしょう。とはいえ、気の済むまでお金をかけてしまうと、たとえ、成功してもその後の生活費や教育・老後資金を圧迫することに。不妊治療にかける予算や費用は、どう考えれば後悔せずにすむのでしょうか。「相談者にも不妊治療をしている人が増えている」という、ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんにポイントをうかがいました。
シングルマザー34歳、将来シングルも見据えたマネープラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。34歳のシングルマザーです。1年半前に離婚し、娘と実家へ出戻りました。家計は親とは別にしています。現在、現金で1,300万円、投信で130万円ほど所有しています。再婚できるかわからないので、この先のプランをしっかり立てていきたいと思っています。ただ、離婚前は家計管理を元夫に任せきりだったため、何から手をつけたらよいのかわかりません。〈相談者プロフィール〉・女性、34歳、未婚、子供1人(5歳・幼稚園年中)・職業:会社員・居住形態:親の家で同居・両親(無職)、娘・住んでいる地域:埼玉県・手取りの月収:給与22万円、前夫からの養育費8万円・毎月の支出目安:28万円
住宅ローン、子供の教育費…どうすれば貯蓄できる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。戸建て住宅を購入し、5年になります。住宅ローンの残り約2,500万円と子供3人の教育費を考えると、頭がいっぱいになります。年80万円ほど貯金していますが、繰り上げ返済と教育費への蓄えなど、どのように行っていけばいいのかわかりません。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、29歳、既婚、子供3人(5歳・4歳・0歳)・職業:パート・アルバイト・居住形態:持ち家(戸建て)・住んでいる地域:広島県・手取りの世帯年収:400万円・毎月の支出目安:30万円・その他:子供は3人保育園に通っており、保育料は月に4.5万円
リアルデータで見る「結婚後、本当に必要な世帯所得」
「運命の人は年収●万円以上で」の現実
結婚支援の現場からよく聞く悩みの1つに「お申し込み女性の年収希望が高すぎるので困っています」というものがあります。どこで知ったのか、平均所得400万円という情報を前提に「400万円以上の男性がいいです」との女性からの問い合わせや、成婚時の謝礼金額や会費が高い相談所に関しては「高い謝礼金額や会費が払えるのだから」という登録男性の所得への期待の高さからか、収入が500万円以上の男性に申し込みが殺到するようなケースもあるようです。支援現場の方は「困っている」ということですので、それにふさわしい男性の登録者がそんなにいない、ということだと思います。支援現場の方の気持ちはさておき、はたして未婚女性たちの男性の収入への希望は客観的データで見た場合でも“無茶振り”なのでしょうか。検証してみたいと思います。
私立理系は約810万円!大学進学にかかるお金の話
奨学金も視野に早めの行動を
子どもが大学に進学する場合、入学金と授業料を準備すれば大丈夫と思ってはいませんか? 教育費の中でも最も多くかかるのが「大学」にかかるお金です。日本政策金融公庫による「教育費負担の実態調査結果」が2018年2月14日に発表されました。最新情報とともに「実際何にどのくらいかかるの?」「教育費をどう捻出するの?」を具体的に考えてみましょう。
子供のケガは医療費控除よりおトクな「全額給付」を
2年までさかのぼれる手厚い制度
2月16日から確定申告が始まりました。医療費控除は、身近な確定申告のひとつだと思いますが、2月下旬までに健康保険から届く「医療費のお知らせ」を確認しましたか?今年の医療費のお知らせには、平成28年10月~平成29年10月までの受診分が掲載されています。その中に、子供が学校でしたケガの治療費があれば、全額給付となる「災害共済給付制度」の申請のチャンスです。
結婚と非婚、どっちがおトク?
非婚率が増えている
結婚しない人が増えています。生涯未婚率(50歳時)は、男性の4人に1人、女性でも7人に1人という割合になりました。あなたの周囲にも、独身者がたくさんいらっしゃることでしょう。かつては「ある年齢になったら結婚するもの」「結婚して家を守るのが当然」という考え方が圧倒的でしたが、今やそうした価値観は薄れています。「結婚なんて面倒! 今の自由な生活が変わってしまう」「相手やその家族に対する義務とか責任とか、面倒」そう、結婚は面倒なものです。自分一人ですっきり気分よく生きていけるなら、それに越したことはない――自由な生活を謳歌する若い人がそう思うのは自然なことです。
「たまらない家計」の原因は夫婦別財布、マネー会議で解消を
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。なかなか妻と価値観が合いません。結婚して3年が経ちますが、家計は夫婦別々です。食費や日用品は折半で、家賃は僕、水道光熱費は妻が負担しています。スマホ代や生命保険代は各自払いです。ですがそろそろ子どもが欲しいと思いますし、そうなると妻が産休育休で働けなくなる可能性があると思うので、家計を合わせておいたほうが良いのではないかと思うのです。そして、生命保険やお金の使い方を見直して将来に向けて貯蓄をしたいと考えているのですが、こういうことを妻にも話してもなかなか良い反応がありません。自分の収入を知られたくないのかもしれないですが、よく洋服などを購入しているし、お金を使いすぎているのではないかなど、余計なことまで心配になってしまいます。どうすると妻と共通な目標を持ち、お金を貯めていけるでしょうか。(Dさん 35歳 会社員)
婚活女性を悩ます「学歴親ブロック」が生じる根本理由
データで見る、大卒女性の夫の学歴
前回の記事でも少しだけ触れましたが、年々、男女ともに大学進学率が高まってきています。文部科学省の統計で今から半世紀近く前の1970年を見てみると、4年制大学への進学率は男性27.3%、女性6.5%でした。およそ男性の5人に1人、女性の15人に1人が進学している計算です。決して高い進学率ではありません。それが2017年では、男性55.9%、女性49.1%(ともに2人に1人)まで上昇しています。男性の進学率は約2倍、女性に至っては約8倍にも増加しています。データだけで見るならば、大学中退者がその中にいるとしても、もはや4年制大卒の男女は決して珍しくはありません。ところが、このあまりにも急な進学率の上昇が、結婚に関する親子の話し合いを特に学歴に関して難しくしているようです。
結婚したいけど収入が不安…年収400万円夫婦のライフプラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。現在実家住まいで、家には月3万円入れています。親は定年退職しましたが、今までの貯金と年金で生活しています。・職業:会社員・居住形態:親の家で同居・住んでいる地域:愛知県・手取りの月収:17万円・毎月の支出目安:5万円美容院の受付をしていますが給料アップが見込めません。お付き合いしている人と40歳までには結婚したいと考えていますが、自動車の整備士をしており日々腰痛に悩まされ、定年まで働くのは難しいのではないかと考えています。現在私の貯金が1300万円程ありますが、将来のことを考えると、全然足りないのではと思っています。40歳までには結婚したいが、相手も私も低収入で、相手もいつまで働けるかわからない。今年結婚した場合、どのぐらいの家賃のところに住んで、月々いくらで生活するのがいいのか教えて欲しい。(35歳 未婚 女性)