妊娠・出産
妊活から妊娠後にかかる費用、出産に利用できる公的補助制度などを紹介。
精子の質の見極めとこれからの不妊治療
顕微授精で開ける穴は意外と大きい
前回の「精子の質」の保証が甘い、現状の不妊治療では、「精子学」の第一人者で不妊治療を専門とする黒田インターナショナル メディカル リプロダクション院長の黒田優佳子医師に、今の不妊治療の問題点やリスクについて伺いました。今回は、その改善策として現在黒田さんが実施している正常な精子の選別法について、また不妊治療の今後の展望などについてお話をお聞きします。
「精子の質」の保証が甘い、現状の不妊治療
「精子が悪いから顕微授精」が危険なワケ
不妊というと、「卵子の老化」など女性側の問題ばかりが注目されがちです。しかし実際は、不妊の約半数に男性側の「精子の問題」が関わっています。世界でも数少ない「精子学」の第一人者、黒田インターナショナル メディカル リプロダクション院長の黒田優佳子医師に、これまでほとんど語られてこなかった男性側の不妊と「精子の質」の問題、またそれに伴う現在の不妊治療の問題点やリスクに関してお話を伺いました。
不妊治療のお金で破綻しないために。大切な予算を考える
治療費以外にかかるお金の落とし穴
諦めきれず、ついかけられるだけお金をかけてしまう……。不妊治療では、多くの人がそんな傾向に陥りがちです。可能性が少しでも残っていて、しかもお金で解決できるなら、そこにかけたい気持ちは当然といえば当然でしょう。とはいえ、気の済むまでお金をかけてしまうと、たとえ、成功してもその後の生活費や教育・老後資金を圧迫することに。不妊治療にかける予算や費用は、どう考えれば後悔せずにすむのでしょうか。「相談者にも不妊治療をしている人が増えている」という、ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんにポイントをうかがいました。
「戌の日」にお参り?知っておきたい安産祈願の豆知識
大切な赤ちゃんへの初めてのお祝い行事
お腹に赤ちゃんがきてしばらくすると「戌の日」にお参りする、という風習があります。地方によっては子の日、酉の日と呼ばれることもあるそうですが、安産を祈願する行事として全国で行われています。そんな戌の日は、いつ、どこに行って何をすればいいのでしょうか?
申請すれば出産にかかったお金が戻ってくるって本当?
知らないと損する医療費控除の仕組み
妊娠・出産で思っていたよりもたくさんのお金がかかった――。医療費を多く払った場合、一定の要件を満たしていれば確定申告によって税金が還付される「医療費控除」という制度があります。実は、この対象となる費用には、病気やケガの治療費だけでなく、妊娠・出産にかかったお金も当てはまるものがあります。今回は妊娠・出産した方に、ぜひ知っていてほしい、医療費控除の対象要件と確定申告の流れについてお伝えします。
共働き夫婦でも“育休中なら”配偶者控除が利用できる
手当以外の収入がなければ対象に
共働き夫婦にとって「配偶者控除」は関係ないと思っていませんか? 実は育休中はそうではありません。「配偶者控除を受けるなんて考えてもみなかった」と思われている方に知っていただきたい「育休中の配偶者控除」をご紹介します。しかも配偶者控除を受けることによって、復職後の保育料にも影響する可能性がありますよ。
ユニクロが改めて提案 マタニティ専用アイテムの必要性
人生の一大イベントこそ快適に
コストパフォーマンスのよさと買いやすさで、老若男女に愛用されるユニクロのアイテム。そんなユニクロから、待望のマタニティ・新生児カテゴリーが誕生しました。ブラトップやベビー服といった既存アイテムで、すでに世のママたちから厚い支持を得ていたのに、なぜ改めて今、新カテゴリーを展開するのでしょうか。ユニクロのPRを担当する相澤さんに聞いてみました。
ローン4800万円、貯蓄160万円でも3人目が欲しい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。3人目の子供をつくるかどうかを迷っています。現在、私41歳、妻38歳、長女3歳、次女1歳の4人家族で、私の年収は額面で1,100万円、妻は専業主婦です。月の出費で一番大きいのは住居費で、住宅ローンの返済が月額15万円、管理費等2万円の合計17万円です。また、外食や旅行等の出費が多く、あまり貯金ができておらず、現在の貯金は160万円です。私も妻も子供が好きなので、3人目の子供のためには外食や旅行の出費を抑えることも可能だと思います。しかし、ローン残債は4,800万円あり、「すでに手遅れなのでは?」とも思えます。3人目をつくった場合、多少は余裕のある生活ができるのでしょうか? 出費を切り詰めればなんとかなるのか、それとも家計自体が破綻してしまうのか、見通しについて、アドバイスをいただけますでしょうか。【現在の状況】(1)現在の収入金額と支出の傾向年収1,100万円、外食や旅行の支出が多く、住居ローンなどを払った後はほとんど残りません
産後うつの救世主、「産後ドゥーラ」を知っていますか?
利用料金の一部を助成する自治体も
母親ひとりで子育てする姿が“ワンオペ育児”を推奨していると、先日炎上し話題になった某オムツのCMーー。待ちに待った赤ちゃんの誕生はとても喜ばしいはずなのに、出産後の女性のまわりでは、そうしたワンオペ育児や、産後うつ、産後クライシスなどネガティブな言葉も飛び交います。ひとりで育児の悩み・不安を抱え込みやすい産後の女性に寄り添い、身の回りの世話だけではなく、心のケアまでしてくれる産後ドゥーラが今注目されています。
20代保険ナシ夫婦、妻の妊娠前に保険に入らないと損?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。夫39歳妻29歳、結婚2年目です。先日友人とたまたま保険の話になり、私たち夫婦が「今まで何一つ保険に入ったことがない」と言うととてもビックリされました。そして「絶対に保険に入るべきだ」とアドバイスされましたが、どの保険に入ればよいのか、選び方も種類もわかりません。保険には必ず入ったほうがよいのでしょうか?「そろそろ子供がほしい」と話すと、「保険に入るなら妊娠する前に入らないと損するよ」とも言われました。保険の仕組みが複雑すぎて、ちんぷんかんぷんです。アドバイスいただけると幸いです。(20代後半 既婚・子供なし 女性)
出産費用が不安な方へ、出産時に活用できる公的補助制度
出産費用への不安を解消
子どもを産むってお金がかかる!?就職、転職、結婚、マイホーム購入、留学……人生の転機はいろいろありますが、中でも女性にとって大きな転機といえるのが「出産」です。子どもを持つ・持たない、持つとしたらいつ産むのか、何人産むのか――選択肢はさまざまですが、気になるのがそこにかかる「費用」。「セレブな病院で出産したら100万円単位でお金がかかるらしい」、そんなウワサを耳にして気になっている人もいるかもしれません。