賢者のホテル利用術
ビジネスホテルから高級ホテルまでを知り尽くした評論家が、国内のお得なホテル情報を発信します。
1棟まるごとクラブインターコンチネンタル、石垣島で極上ホテルステイ
五感を刺激するリゾート
リゾートホテルといえば高級感も大切な要素ですが、沖縄・石垣島で知られたインターナショナルブランドホテルで新たな棟が誕生、ホテル通の間で密かに話題になっています。ホテル評論家が出向いた印象的なホテルをレポートする本連載、今回は「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」の新たなサービスをレポートします。
離れに車を横付けでチェックイン、「絶妙なタイミング」と評論家が唸った温泉宿
全てコンセプトが違う12棟
完成された宿の隙の無いサービスは確かに魅力的。一方、高みを目指そうとトライする宿のワクワク感にも興趣が尽きません。後者の場合は開業したばかりの高級宿というケースが多いです。同時にこうしたケースでは、料金設定が高い宿ほど利用するのにはある種ギャンブル的要素もあります。印象に残ったホテルや旅館をレポートする本連載、三重県は湯の山温泉の開業間もない宿のレポートです。
広さ373.3平米!9名まで使えるスイートルームの衝撃
1人1万円台で宿泊可能
リゾートホテルが身近になりました。ここでいう身近さは、世間を賑わすGoToトラベルでこれまで縁の無かったホテルが手が届く意味での身近さではなく、ゲストニーズに応じて多様なスタイルのリゾートホテルが近年増加していることを指します。そうした意味で、今回紹介するホテルは新たなリゾートホテルステイの新たなスタイルを提案する施設といえます。出向いて良かった様々な個性派ホテルを紹介する本連載、今回は沖縄のリゾートホテルのレポートです。※新型コロナ感染拡大の状況に鑑み、実際の利用に際しては最新情報など確認、対策などに留意しましょう。 【写真7枚】「Lequ Okinawa ChatanSpa & Resort」というホテル
隣室も使って「32時間滞在」“プリンスらしからぬ”最新ホテルとは?
大浴場にはサウナ・水風呂も
プリンスホテルといえば、都市部やリゾート地に多くのホテルを展開していますが、近年の多様化するスタイルのホテルにあって“ベーシックの王道”ともいうべきイメージのホテルブランドです。本連載では個性的なホテルを紹介してきましたが、今回はそんなプリンスホテルのイメージを覆す9月1日開業の「東京ベイ潮見プリンスホテル」をレポートします。
GoToトラベル、「非常識なスイートルーム」がビジネスホテルの窮地を救った
高額部屋に人気が集中
賛否両論、右往左往、旱天慈雨、阿鼻叫喚……どんな言葉を当てはめたらよいのかわかりませんが、とにもかくにもスタートしたGoToトラベルキャンペーン。お得な利用術から政治的な評価まで様々な論評が既になされていますので、制度の解説や運用等についてはここでは控えますが、のべ420万人が利用したというGoToトラベルキャンペーン。ある特徴的なホテルの現場を取材しました。
東海道新幹線のいぶし銀、「こだま」でゆるり各駅停車の旅
運が良ければN700Sにも
筆者はホテル評論家であり、通常は宿泊施設に関連した執筆をしていますが、今回はイレギュラーな“鉄道”がテーマ。旅、そして快適ステイという括りということでお許しいただければ。よく利用する東海道新幹線、ふらっと乗ることもあるこだま号のあれこれです。
「常識破り」の客室、“意外な注目エリア”東京・蒲田に開業した新ホテル
ホテル評論家も驚いたバスルーム
有名チェーンホテルの開業やメディアで注目されるような新しいホテルは多くありますが、この連載ではホテル評論家が新規開拓したおすすめホテルをレポート。今回は東京・蒲田に新たに開業した「ホテルシンシア東京蒲田」を紹介します。変わったレイアウトの客室など新たな発見のあるホテルです。
「マツコの知らない世界」登場のリゾートホテルが破綻、“悲痛な現場”と“届いたメール”
筆者のもとにホテルファンの声が
先日、「マツコの知らない世界で人気沸騰したホテルが経営破綻!その非情な現場」というタイトルで執筆した大型リゾートホテルの破綻レポートへ大きな反響をいただき、当該記事の補足的な内容や、掲載後の反響などについて執筆のオファーをいただきました。今回、改めてここにまとめてみたいと思います。
お伊勢参りの度に気になっていた、「駅前の宿」へ潜入取材してみた
伊勢市駅からすぐの好立地
昔から「日本人なら一度は参拝したい」といわれる伊勢神宮。お伊勢参りはやはり特別感があります。自身も伊勢市は何度も出向いている場所ですが、一方で宿泊となると特別感のあるところは数える程度。そんな中で少し前から気になっていたのが、伊勢市駅の目の前にドンと構える高級チックな佇まいの宿でした。
前代未聞キャンペーン 「2500円アパホテル」2軒に泊まってみた
駐車料金よりも安い
アパホテルが2,500円で泊まれる!?と聞いて、訝しげに公式サイトを調べると確かに予約できるようです。プラン名は「新型コロナウイルスに負けるなキャンペーン」。ただし、アパホテル公式サイト・アパアプリ経由の予約(アパ直)限定のプランで、期間は2020年5月10日(日)~2020年6月30日(火)までとなっています。早速、出向いてみました。
鹿児島の人気ホテル、「日本茶フレーバー」オリジナルジャムの味は?
ホテル評論家がおすすめのご当地グルメ
時節柄、お取り寄せグルメがにわかに注目を浴びています。多くのホテルでもやはりオンラインで独自の商品を販売。全国各地さまざまなホテルへ取材に出向く中で、ホテルオリジナルグルメを密かにチェックするのも習慣となっている筆者が、地方の意外なホテルで発見し感動したホテルメイドの逸品を紹介します。
アパ社長カレーも人気沸騰! ホテルレトルトカレーの熱く刺激的な戦い
自宅にいてもホテル気分
自宅にいることが多いと食事の工夫もテーマになりますが、イザという時にレトルト食品は心強いアイテム。最近では和洋中バラエティに富んだメニューが揃っておりオリジナリティ溢れていますが、元祖レトルトの代表格といえばカレー。近年、ホテルのオリジナルのレトルトカレーも注目されていますが、今回はいくつかのオススメを紹介します。
テレワーク向きのビジネスホテルで「テレワークステイ」をしてみた
体験してわかった「仕事向きの部屋」
“STAY HOME”が合言葉の今、ただひたすら自宅で原稿に向かう日々です。先日、必要緊急の私用で自家用車にて多摩地区へ出向くことになりました。翌々日も出向かねばならず、移動を最小限にするということと、折角の機会でもあるので、テレワークで可能な仕事に従事していることに改めて感謝しつつ、大量の仕事を持ち込んで2泊のビジネスホテルステイを決めました。
朝から焼酎や「熊本あか牛」のハンバーグ、有料朝食らしい差別化戦略
会場にも細かな気配りが
ホテルの魅力を深掘りする連載、今回は朝食ブッフェにみた利用者目線、飽くなき大浴場への追求が光るビジネスホテルを紹介します。
鳴門海峡が眼前に 徳島・四国観光のベースにしたいリゾートホテル
贅沢な造りの広大な施設
全国各地にある注目ホテルの魅力を深掘りする連載。今回は観光エリアとしても最近注目されている徳島県・鳴門のリゾートホテルです。
リピート率7割、女性も行きたくなる「豪華カプセルホテル」 の最大級施設が名古屋に誕生
安心お宿プレミア名古屋栄店に潜入
ホテル活況といわれる中で、宿泊施設としてボリュームゾーンと言われた旅館は年々減少。2018年の旅館軒数は約3万8千軒という一方、カプセルホテルを含む簡易宿所は増加の一途を辿り、約3万5千軒と肉薄する勢いです(※ホテルは約1万軒)。宿泊施設全体では8万軒を突破する増加傾向において、簡易宿所の増加は特に目立ちます(厚生労働省「生活衛生関係営業施設数」)。
「ビジネスホテルとコンビニ」は最強の組み合わせ、電子レンジを制するものはホテル滞在を制す?
ビジホで「部屋食」
読者にはビジネスホテルのヘビーユーザーといったビジネスパーソンも多いことでしょう。訪日外国人旅行者や2020オリンピックを見据えたホテル開業ラッシュが続いていますが、特にビジネスホテルの新規開業が目立ちます。ビジネスホテルは業界では宿泊特化型ホテルといわれ、朝食の提供はあるもののシティホテルにあるようなレストランや宴会場、結婚式場などは基本的にありません(設備はビジネスホテル然としつつ一部コミュニティ機能のある施設もあり)。かように提供するサービスをはじめ客室面積なども限定的ですが、機能性や立地といった点も含め、安価で気軽に利用できるイメージのビジネスホテルは多くの人々に利用されています(中には繁忙期にシティホテルクラス並に価格高騰するビジネスホテルも)。また、昨今進化系ともいえるビジネスホテルが増加。広い客室や快適なベッド、大浴場を設ける施設、グルメな朝食を提供するホテルも増えています。多くのブランドが各地を席巻する中、差別化はビジネスホテルにとって大きなテーマです。
金沢・百万石通りに進化系ホテルが続々開業、豪華すぎる「ロビーサービス」の全貌
コーヒー、抹茶、地酒などが無料
観光都市として大いに賑わいを見せる古都・金沢。特に2015年の北陸新幹線開業以降は注目度も高くなり、訪日外国人旅行者も増加しました。それに呼応するかのようにホテルも激増し、シティホテルからビジネスホテル、簡易宿所に民泊とカテゴリー入り乱れての集客合戦となっています。