米国株の下落局面で投資の神様・バフェットはどこに投資しているのか?
過去の言葉から投資のヒントを探る
今年に入り米国株式市場の下落が続いています。昨年末から4月末までにNYダウは9%、ナスダックは21%下落、ロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げ懸念、中国の新型コロナウィルスの拡大による経済減速懸念など様々な理由が挙げらています。なかでも、2020年4月から続く超金融緩和政策の転換が最大の理由であると感じています。
詳しいFX投資家ほど陥った「間違い予想」とは、ベテランが撤退を余儀なくされた失敗に学ぶ
「売り」もできるFXの特徴
「買い」からだけでなく、「売り」からも取引を始められるというのは、FXの大きな特徴と言えるでしょう。となると、上がると思ったら買えばいいし、逆に下がると思ったら売ればいいとなります。ただし、この「と思ったら」というのは「予想」であり、そんな相場予想がいつも当たるわけではないので、簡単なことではありません。今回は、私が良く知っているあるベテランのFX投資家の「失敗例」を紹介しながら、「失敗の理由」を考えてみたいと思います。
世界が注目する経済指標・FOMC、5月の決定事項は?なぜFOMCが重視されるかも解説
政策の方向性から投資方針を立てる
大幅利上げがあるのか注目されるなか、2022年5月4日に「FOMC」で0.5ポイントの利上げが決定、予想よりも「ハト派」ながらも過去数十年で最も積極的な金融引き締め策を講じました。そもそもFOMCとは何なのでしょうか? 経済に興味があったり、投資をしていないとご存じないかもしれませんが、ぜひおさえておいて頂きたいワードです。なぜなら、経済指標のなかでも最も注目度の高いものがFOMCだからです。
株主優待銘柄を選ぶ・選ばないポイント、買うべきタイミングを見極める方法とは?
時間を味方につける投資
現在、日本には3,800社ほどの上場企業があり、そのうち約1,470社が株主優待制度を実施しています。つまり上場企業の3社に1社は株主優待制度があることになります。※上場企業数、株主優待実施企業数、いずれも2022年4月時点それらの企業の中から、株主優待銘柄はどのように選べばよいのでしょうか?
「始め方や詐欺にあわないためには、どうしたらいいの?」馬渕磨理子が投資の大原則を解説
具体的な4つの投資方法
経済アナリストの馬渕磨理子です。資産運用の必要性を感じ、投資を始めようと思ったものの「どうやってはじめたらいいの?」と思っている方もいらっしゃるでしょう。講演などをしていると、20代の方からは「投資詐欺にあわないためにはどうしたらいいの?」という質問も多く受けます。今回は投資をどうやって始めたらいいのか、投資の大原則、いくらから投資を始めることができるのかお話しします。
コロナ禍で高まる健康需要、世界一のアスリートも実践する食習慣とは
日本人はチャレンジしやすい?
ここ数年聞き慣れた『コロナ太り』 という言葉ですが、コロナ禍以降、日本人の約4割の方が体重増加をした、という調査結果もあるようです。働くために朝から『動く』ということは、知らず知らずのうちにカロリー消費をしていて、普段、特別に運動をしなくても徒歩や階段、様々な作業等で全身を使い、運動不足の状況にならないよう、ある程度コントロールできていたのではないかと思います。
FXと他の投資との代表的な5つの「違い」とは
見方を変えれば「魅力」となる
私は、1998年のFX(外国為替証拠金取引)スタートから間もなく、為替専門家として個人投資家へレポートやセミナーで情報発信してきました。さらに、2011年には、大手FX会社の投資教育プロジェクトの責任者に就任し、お客様がどうしたらFXで資産を増やせるかを考えてきました。「円資産だけ保有するリスク」への懸念が着実に高まっている可能性のある時代において、本連載を通じ長年の経験の中で見てきたFXでの「失敗例」とその理由について、わかりやすくお伝えすることでFXも資産防衛の有効手段になれることを確認したいと思います。これは、私にとっての「FXへの恩返し」でもあります。改めて今回はほかの投資、とくに株式投資とFXの違い、ある意味では「魅力」とも言える点について確認してみたいと思います。
明暗分かれた「GAFAM」の決算発表を解説、金利上昇局面はIT大手にどう影響したのか
GW中の値動き、ポジションにも注意
4月28日に日銀金融政策決定会合があり、その結果を受けてドル円は20年ぶりに130円の大台をつけました。同じ週、IT企業の雄である「GAFAM」の決算発表がありましたね。GAFAMとはGoogle、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftの頭文字を取った呼び名で、世界市場で圧倒的な存在感を放つ大型IT銘柄です。4月26日にMicrosoftとAlphabet、同27日はMeta、同28日にAppleとAmazonが決算発表を行いました。今回は、GAFAM各社の決算を紐解いていきます。
1回の充電で東京から福岡まで走破可能に!電動車の時代を実現する驚異の新技術
最先端技術(3)
最先端の化学や科学の研究によって、将来の日常が変わるかもしれません。しかし、ニュースなどで紹介されても「難しくてよくわからない」と感じる人も多いのではないでしょうか?そこで、化学講師・坂田 薫(@kaorukagaku)氏の著書『「家飲みビール」はなぜ美味しくなったのか?』(ワニブックスPLUS新書)より、一部を抜粋・編集して最先端技術を解説。今回は、電動車の実現に向け進められている研究を紹介します。
自営業の50代男性「保有している投資信託が元本割れ、手仕舞いにするべき?」FPが気になったポイント2つ
投資信託を売るタイミングはいつ?
コロナショックで収入が減り、ウクライナ情勢で投資の含み損を抱え、将来に不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。今回は自営業57歳男性からのご相談を元に老後資金対策について考えてみたいと思います。
医療の常識を変える?貼り付けるだけで臓器を再生させる「細胞シート」とは
最先端技術(2)
最先端の化学や科学の研究によって、将来の日常が変わるかもしれません。しかし、ニュースなどで紹介されても「難しくてよくわからない」と感じる人も多いのではないでしょうか?そこで、化学講師・坂田 薫(@kaorukagaku)氏の著書『「家飲みビール」はなぜ美味しくなったのか?』(ワニブックスPLUS新書)より、一部を抜粋・編集して最先端技術を解説。今回は、工学と医学の融合で生まれた画期的なテクノロジー「細胞シート」を紹介します。
ガンダムの世界も夢じゃない!宇宙エレベーターを実現する日本企業の技術
最先端技術(1)
最先端の化学や科学の研究によって、将来の日常が変わるかもしれません。しかし、ニュースなどで紹介されても「難しくてよくわからない」と感じる人も多いのではないでしょうか?そこで、化学講師・坂田 薫(@kaorukagaku)氏の著書『「家飲みビール」はなぜ美味しくなったのか?』(ワニブックスPLUS新書)より、一部を抜粋・編集して最先端技術を解説。今回は、宇宙エレベーターを実現させる技術「カーボンナノチューブ」を紹介します。
日経平均の上値を抑制する「3つの要因」と中国にみる「新たな不安材料」とは
GW明けには堅調さが戻るか
日経平均は2万6,500円近辺では押し目買いが入るものの、2万7,500円近辺では上値が重くなるといったレンジ相場が続き、なかなか方向感が見えません。膠着感の背景として指摘されるのは、以下の3つです。1)米国金融政策を巡る不透明感2)ロシア・ウクライナ情勢3)日本企業の決算発表におけるガイダンスリスクただ、これらの上値を抑制している要因はいずれ解消に向かうと見ています。順を追って説明していきましょう。
東証再編が起こった新年度相場が盛り上がりに欠ける理由と今後の注目点
再編に伴う投資チャンスとは
2022年の新年度がスタートし、1ヵ月がたとうとしています。2022年度の相場は、世界的な金融引き締めの開始、ウクライナ情勢など話題が多く、市場の変動も大きくなっています。そのような中で、日本の株式市場では4月4日から約60年ぶりの市場再編が行われました。市場区分の変更により、企業価値の向上や日本の株式市場の魅力度の向上が期待されます。今回は、市場再編の概要と今後の展望について見ていきます。
佐々木朗希が株式市場に与える影響とは?「大谷旋風」では2社の株価が上昇
株式投資に通じるロッテの育成法
昨年、米大リーグで旋風を巻き起こした大谷翔平選手に続き、今年新たなスターが誕生している事をご存知の方も多いと思います。千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手です。4月10日オリックス・バファローズを相手に、日本のプロ野球界では28年ぶりの完全試合(相手チームの打者を一度も出塁させずに勝利することで、パーフェクトゲームとも呼ばれます)を達成しました。また、その1週間後の4月17日には北海道日本ハムファイターズを相手に、またも8回まで完全試合を繰り広げ、マウンドを降りました。佐々木投手の魅力は160キロを超える直球と、140キロ後半の落差のあるフォークボールのコントロールが抜群である事が挙げられます。
円一段安で乱降下する為替相場−−FXで「失敗」するには理由があります
なぜFXを選ぶのか?
初めまして、マネックス証券 チーフ・FXコンサルタントの吉田恒です。この度、FXに関する連載を始めることになりました。早速ですが皆さんは、FX取引にどのようなイメージを持たれているでしょうか。また、実際に取引されている方は、国内の投資、とくに株式投資ではなく、あえてFXを取引したいと考えた理由は何でしょうか?
ドル円は約20年ぶりの円安水準を更新、なぜ日米の金融政策の違いと貿易赤字が円安を加速させるのか
今週の相場の値動きを紐解く
今週は為替市場で円安ドル高が一段と進行しましたね。円相場は一時、1ドル129円台となりました。これは2002年5月以来、およそ20年ぶりとなる円安水準であり、2週間で5円以上、先月初めと比べるとおよそ15円の下落と、急速に円安が進んでいることがわかります。そこで今回は円安進行の背景や影響についてお伝えいたします。
アメリカの投資ファンドの儲け方にみる、日本とは対照的なアメリカ的な発想とは
「経済成長」とは何か(3)
アメリカでは、投資ファンドがベンチャー企業へ出資し、出資を受けた企業が躍進することで、経済を活性化させるという好循環が生まれています。この構造は、どのように作られたのでしょうか?産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員の田村 秀男氏の著書『「経済成長」とは何か - 日本人の給料が25年上がらない理由 -』(ワニ・プラス)より、一部を抜粋・編集して「アメリカの経済成長の構造」について解説します。